「こんにちわッ、テディちゃでス!
つゆゥ、あけましたァでス~!」
「がるる!ぐるぅ!」(←訳:虎です!夏だぁ!)
こんにちは、ネーさです。
8月に入ったら梅雨明けの夏空が!
夏といえば……ふっふっふ、そうです、
怪談のシーズンではありませんか♪
という次第で、本日の読書タイムは、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 世界の美しくてミステリアスな場所 ――
編者はパイ インターナショナルの皆さん、
2020年5月に発行されました。
御本冒頭の『はじめに』には、
見るからに不思議だったり、
不気味だったり、
あるいは、一見すると美しいけれど、
その場所の成り立ちや、エピソード、噂を聞くと
ぞっとして怖ろしくなったり、
悲しくなったりする、
そんなミステリアスな場所の
景色を集めました。
と、記されています。
ええ、つまり、
『景色』が主役のこの御本、
怪談本ではなくて、
ジャンルとしては、写真集、でしょうね。
「……でもォ、こわいィでスゥ!」
「ぐるるがるるる……!」(←訳:背中がゾクゾク……!)
そうね、幽霊屋敷や廃城、
ゴーストタウンといった建物のお写真は、
確かに背筋ひんやり~…な情景です。
が、しかし。
活字好き&書物好きな方々は、
おやっ?と身を乗り出しもするのじゃないかしら。
なぜなら、
本文38~39ページにかけて
大写しになっているのは、
スイスのモントルー近郊、
シヨン城の地下牢獄……
これって、
バイロンさんの『シヨンの囚人』の“現場“だわよ!
「わおおォ! ほんとにィ??」
「がるぐるるる!」(←訳:この地下牢が!)
56~59ページに掲載されているのは、
ブラム・ストーカーさん著『ドラキュラ』の舞台になりそうな
ロンドンのハイゲイト墓地……
ここには、
科学者マイケル・ファラデーさん(『ロウソクの科学』著者)、
詩人のクリスティーナ・ロセッティさん、
作家ジョージ・エリオットさん、
《銀河ヒッチハイクガイド》シリーズ著者の
ダグラス・アダムズさんも
眠っています。
うーん、怖いというより、
むしろ行ってみたいわ、ここ!
「うわわァ~んッ!」
「ぐるがる~!」(←訳:ヤダよう~!)
24~27ページのロンドン塔は、
もちろん夏目漱石さんの『倫敦塔』よね。
そして、
34~35ページにかけては、
『青ひげ』のモデルとして知られる
ジル・ド・レ男爵のティフォージュ城が……
そうかぁ、作家・澁澤龍彦さんと
デザイナー・堀内誠一さんの旅行記に登場するのは
このお城なんだわ!
「なッ、なんだかァ~…?」
「がるるるっるるる??」(←訳:盛り上がってきた??)
怖っ!
空気が重い!
得体が知れない!
というようなお写真も
もちろんありますけれども、
活字マニアさんにとっては、
親和性さえ感じられる場所も多くて、
つい見入ってしまう一冊です。
ひんやり涼しい風が流れる
夏の夕暮れ……ではなく、
暑いっ!とボヤきたくなるお昼どきの読書本として、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
では、ここで週末恒例のオマケ画像も!
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『ハーゲンダッツ』さんの
《期間限定 白桃》で、美味しくクールダウン!
「ふァ~♫ひんやりィ~♪」
「ぐるがる!」(←訳:果肉入り!)
「おかわりィくださいッ!」
「がるるる!」(←訳:ダブルで!)
感染症にも熱中症にも注意しながら、
どうか皆さま、穏やかな休日を。
つゆゥ、あけましたァでス~!」
「がるる!ぐるぅ!」(←訳:虎です!夏だぁ!)
こんにちは、ネーさです。
8月に入ったら梅雨明けの夏空が!
夏といえば……ふっふっふ、そうです、
怪談のシーズンではありませんか♪
という次第で、本日の読書タイムは、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 世界の美しくてミステリアスな場所 ――
編者はパイ インターナショナルの皆さん、
2020年5月に発行されました。
御本冒頭の『はじめに』には、
見るからに不思議だったり、
不気味だったり、
あるいは、一見すると美しいけれど、
その場所の成り立ちや、エピソード、噂を聞くと
ぞっとして怖ろしくなったり、
悲しくなったりする、
そんなミステリアスな場所の
景色を集めました。
と、記されています。
ええ、つまり、
『景色』が主役のこの御本、
怪談本ではなくて、
ジャンルとしては、写真集、でしょうね。
「……でもォ、こわいィでスゥ!」
「ぐるるがるるる……!」(←訳:背中がゾクゾク……!)
そうね、幽霊屋敷や廃城、
ゴーストタウンといった建物のお写真は、
確かに背筋ひんやり~…な情景です。
が、しかし。
活字好き&書物好きな方々は、
おやっ?と身を乗り出しもするのじゃないかしら。
なぜなら、
本文38~39ページにかけて
大写しになっているのは、
スイスのモントルー近郊、
シヨン城の地下牢獄……
これって、
バイロンさんの『シヨンの囚人』の“現場“だわよ!
「わおおォ! ほんとにィ??」
「がるぐるるる!」(←訳:この地下牢が!)
56~59ページに掲載されているのは、
ブラム・ストーカーさん著『ドラキュラ』の舞台になりそうな
ロンドンのハイゲイト墓地……
ここには、
科学者マイケル・ファラデーさん(『ロウソクの科学』著者)、
詩人のクリスティーナ・ロセッティさん、
作家ジョージ・エリオットさん、
《銀河ヒッチハイクガイド》シリーズ著者の
ダグラス・アダムズさんも
眠っています。
うーん、怖いというより、
むしろ行ってみたいわ、ここ!
「うわわァ~んッ!」
「ぐるがる~!」(←訳:ヤダよう~!)
24~27ページのロンドン塔は、
もちろん夏目漱石さんの『倫敦塔』よね。
そして、
34~35ページにかけては、
『青ひげ』のモデルとして知られる
ジル・ド・レ男爵のティフォージュ城が……
そうかぁ、作家・澁澤龍彦さんと
デザイナー・堀内誠一さんの旅行記に登場するのは
このお城なんだわ!
「なッ、なんだかァ~…?」
「がるるるっるるる??」(←訳:盛り上がってきた??)
怖っ!
空気が重い!
得体が知れない!
というようなお写真も
もちろんありますけれども、
活字マニアさんにとっては、
親和性さえ感じられる場所も多くて、
つい見入ってしまう一冊です。
ひんやり涼しい風が流れる
夏の夕暮れ……ではなく、
暑いっ!とボヤきたくなるお昼どきの読書本として、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
では、ここで週末恒例のオマケ画像も!

『ハーゲンダッツ』さんの
《期間限定 白桃》で、美味しくクールダウン!
「ふァ~♫ひんやりィ~♪」
「ぐるがる!」(←訳:果肉入り!)
「おかわりィくださいッ!」
「がるるる!」(←訳:ダブルで!)
感染症にも熱中症にも注意しながら、
どうか皆さま、穏やかな休日を。