テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ぱくりと、一服 ~

2020-08-30 22:25:14 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ありがとうゥ、とッしまァえェ~んッ!」
「がるる!ぐーるがるぅ!」(←訳:虎です!ツール開幕ぅ!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日の朝刊に掲載された《としまえん》のサヨナラ広告は
 私たち都民の涙を誘いました……
 一方、現地時間8月29日に開幕を迎えたのは、
 《ツール・ド・フランス2020》!
 感染拡大が懸念される中、
 選手さんたちはパリへゴール出来るのか……?
 遠くフランスへ、そして《としまえん》へも
 精一杯のエールを送りつつ、
 さあ、ここからは読書タイムです。
 本日は、こちらの雑誌を、どうぞ~♪

  



    ―― SAVVY 2020年 10月号 ――



 関西を拠点とするエルマガジン社から発行されている
 月刊誌『SAVVY(サヴィ)』の10月号は、
 はい、御覧の通り、
 『抹茶ときなこ』を特集していますよ。

「まッちゃッ♫ きなこォ~♪」
「ぐっるるる!」(←訳:秋っぽいね!)

 よぉし、食欲の秋が来たぞ!
 ということでしょうか。
 
 もはや夏季のみならず
 通年メニューと化している
 かき氷、パフェ……
 目の前で作ってくれる
 ぷるぷるのわらび餅……

 はぁ~…なんて美味しそうなんでしょう。

「それだけェじゃァないィのでス!」
「がるる~!」(←訳:学ぼう~!)

 きな粉。

 日本料理、
 とりわけ和菓子によく用いられる
 きな粉という食材は、
 はてさて、どうやって作っているんでしょう?

 本文72~75ページにかけて
 レポートされているのは
 《きなこができるまで》。

 大阪・平野の『向井珍味堂』さんと、
 京都・上桂の『美濃与』さん、
 ふたつの有名きな粉メーカーさんにおける
 きな粉の製造過程が解説されています。
 これを読むと、

 大豆を挽いて、
 粉にしたものが、きな粉。

 だなんて、
 言えなくなります。

「いくつものォこうていィ、ひつようゥでス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:種類もいろいろ!)

 まず、原料となる豆をチェックし、
 異物を取り除く。
 焙煎して、
 その後、冷却。
 粗く粉砕したら、
 風をかけて大豆の表皮を飛ばす脱皮という作業を行い、
 さらに細かく粉砕し、
 計量して、仕上げ。

 大豆の産地や、
 焙煎の加減によって香ばしさを調節し、
 何種類どころか、
 何十種類ものきな粉を作り分ける――

「ばいせんッ、でスかァ~…」
「がるるぐるがるる!」(←訳:そこが肝心なんだ!)

 26~27ページで紹介されているのは、
 神戸市中央区にある割烹
 『但(たん)』さんの
 温かいわらび餅(¥1.600)。

 出来立てのわらび餅に、
 サクッときな粉をふって、
 抹茶もふって。

「いいなァ~!」
「ぐるるがるるるるぅ!」(←訳:食べに行きたいよぅ!)

 GO TOトラベル キャンペーンに
 私たち東京在住者が参加できないのは、
 ああ、まことに無念です。

 が、いますぐには関西へ旅行できない方々も、
 何くれとなく忙しくて旅行をする時間が取れぬ方々も、
 京都や大阪ではどんなスイーツが流行りつつあるのか、
 新しくオープンしたお店や、
 注目のパティシエさんについての情報に、
 ぜひ、胸躍らせてみてくださいね。
 
「あまいィものォ、だァ~いすきィなァおかたにィ!」
「がるるるるぐるがる!」(←訳:おすすめの一冊です!)
 
 

 
 
コメント
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