「こんにちわッ、テディちゃでス!
やッたでス! なんばァわんッ、なのでスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるるる?」(←訳:虎です!30超えもありそう?)
こんにちは、ネーさです。
昨日8月16日放送の『半沢直樹』は25.5%の高視聴を率獲得!
令和のドラマでは№1!とのことで、
30%超も射程圏内になってきましたね♪
出演者さんたちスタッフさんたちにエールを送りつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、人気ドラマに負けないドラマティックな物語を、
張り切って、どうぞ~!
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―― 誘拐屋のエチケット ――
著者は横関大(よこぜき・だい)さん、
2020年3月に発行されました。
横関さんといえば、ドラマ化された《ルパンの娘》シリーズが
大人気ですけれど、こちらの作品は……
「ゆッ、ゆうかいィ~…!」
「ぐるがるるぐるるる!」(←訳:それマズいですよう!)
はいはい、落ち着いてくださいな。
御本の題名にある“誘拐”ってね、
身代金だ、受け渡し方法はこれだ、っていう、
いわゆる“誘拐事件”とは違う”誘拐“なのよ。
田村健一(たむら・けんいち)さんは、
裏社会では有名な
《誘拐屋》です。
指定された人間を誘拐し、
指定された場所まで送り届ける。
それが、《誘拐屋》のお仕事です。
暴力団絡みや、
政治絡みでの依頼もあり、
あるいは今回のように、
スキャンダルを起こしてしまった芸能人を
雲隠れさせる、
といったケースもあるんですよ。
「それッてェ、まるでェ~…」
「がるるるぐるる?」(←訳:夜逃げの手助け?)
夜逃げだろうと雲隠れだろうと、
ベテラン《誘拐屋》田村さんなら
成功疑いなし。
サッとさらって、
ササッと届けて、
ハードボイルドに決めてみせる……予定でしたが。
「あやしいィひとかげッ!」
「ぐるるぅ?」(←訳:これ誰ぇ?)
仕事の依頼筋である“組織”が、
後進の育成のため、と称して、
新人さんを押し付けてきたんです。
コンビになれば仕事の幅も広がる、
断ればもう仕事を回せない、と通告され、
しぶしぶ相棒を受け入れることにした田村さん。
でもねえ、この新人さんってのが、ねえ……。
「とんちんかんッ!」
「がるるる!」(←訳:へんてこ!)
“誘拐”した相手と、
ペラペラお喋りして、
愚痴を聞いてやって、
同情した挙句にぽろぽろ泣き出してしまう。
無理だ、とさすがの田村さんも嘆息します。
コイツとはやっていけん!と。
「そこはァ、がまんッ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:耐えるしかない!)
エチケット:1『女の話は信用しない』
エチケット:2『たまには音楽を聴く』
エチケット:3『ボランティアなどやらない』
エチケット:4『贔屓の力士を応援する』
エチケット:5『飛んできたボールはよける』
エチケット:6『コンプライアンスは基本守る』
エチケット:7『なるべく披露宴には行かない』
と、7つの連作短編で構成される物語の中で、
私ネーさのイチ推しは、
4の『贔屓(ひいき)の力士を応援する』。
今度の獲物はこれ、と
田村さんに提示された案件は……大物です。
そう、
身長190センチ、
体重150キロ、
半年前に大関に昇進したばかりの力士さん!
「ひゃッ、ひゃくきゅうゥじゅうゥせんちィ??」
「がるるぐるぅ??」(←訳:150キロぉ??)
巨漢の相撲取りさん相手に、
トンチンカンな新人さんと
《誘拐屋》田村さんはどう立ち向かうんでしょう?
「しんぱいィでスゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:不安だよう!)
思わず笑っちゃう珍商売《誘拐屋》の行く末は?
ミステリ好きな活字マニアさんに、
ああ面白かった!と満足したい作品をお探しの方々に、
激おすすめのエンタ作品です。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
やッたでス! なんばァわんッ、なのでスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるるる?」(←訳:虎です!30超えもありそう?)
こんにちは、ネーさです。
昨日8月16日放送の『半沢直樹』は25.5%の高視聴を率獲得!
令和のドラマでは№1!とのことで、
30%超も射程圏内になってきましたね♪
出演者さんたちスタッフさんたちにエールを送りつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、人気ドラマに負けないドラマティックな物語を、
張り切って、どうぞ~!

―― 誘拐屋のエチケット ――
著者は横関大(よこぜき・だい)さん、
2020年3月に発行されました。
横関さんといえば、ドラマ化された《ルパンの娘》シリーズが
大人気ですけれど、こちらの作品は……
「ゆッ、ゆうかいィ~…!」
「ぐるがるるぐるるる!」(←訳:それマズいですよう!)
はいはい、落ち着いてくださいな。
御本の題名にある“誘拐”ってね、
身代金だ、受け渡し方法はこれだ、っていう、
いわゆる“誘拐事件”とは違う”誘拐“なのよ。
田村健一(たむら・けんいち)さんは、
裏社会では有名な
《誘拐屋》です。
指定された人間を誘拐し、
指定された場所まで送り届ける。
それが、《誘拐屋》のお仕事です。
暴力団絡みや、
政治絡みでの依頼もあり、
あるいは今回のように、
スキャンダルを起こしてしまった芸能人を
雲隠れさせる、
といったケースもあるんですよ。
「それッてェ、まるでェ~…」
「がるるるぐるる?」(←訳:夜逃げの手助け?)
夜逃げだろうと雲隠れだろうと、
ベテラン《誘拐屋》田村さんなら
成功疑いなし。
サッとさらって、
ササッと届けて、
ハードボイルドに決めてみせる……予定でしたが。
「あやしいィひとかげッ!」
「ぐるるぅ?」(←訳:これ誰ぇ?)
仕事の依頼筋である“組織”が、
後進の育成のため、と称して、
新人さんを押し付けてきたんです。
コンビになれば仕事の幅も広がる、
断ればもう仕事を回せない、と通告され、
しぶしぶ相棒を受け入れることにした田村さん。
でもねえ、この新人さんってのが、ねえ……。
「とんちんかんッ!」
「がるるる!」(←訳:へんてこ!)
“誘拐”した相手と、
ペラペラお喋りして、
愚痴を聞いてやって、
同情した挙句にぽろぽろ泣き出してしまう。
無理だ、とさすがの田村さんも嘆息します。
コイツとはやっていけん!と。
「そこはァ、がまんッ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:耐えるしかない!)
エチケット:1『女の話は信用しない』
エチケット:2『たまには音楽を聴く』
エチケット:3『ボランティアなどやらない』
エチケット:4『贔屓の力士を応援する』
エチケット:5『飛んできたボールはよける』
エチケット:6『コンプライアンスは基本守る』
エチケット:7『なるべく披露宴には行かない』
と、7つの連作短編で構成される物語の中で、
私ネーさのイチ推しは、
4の『贔屓(ひいき)の力士を応援する』。
今度の獲物はこれ、と
田村さんに提示された案件は……大物です。
そう、
身長190センチ、
体重150キロ、
半年前に大関に昇進したばかりの力士さん!
「ひゃッ、ひゃくきゅうゥじゅうゥせんちィ??」
「がるるぐるぅ??」(←訳:150キロぉ??)
巨漢の相撲取りさん相手に、
トンチンカンな新人さんと
《誘拐屋》田村さんはどう立ち向かうんでしょう?
「しんぱいィでスゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:不安だよう!)
思わず笑っちゃう珍商売《誘拐屋》の行く末は?
ミステリ好きな活字マニアさんに、
ああ面白かった!と満足したい作品をお探しの方々に、
激おすすめのエンタ作品です。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪