テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 旅せよ、フィルムの国へ ~

2020-08-18 21:52:09 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きゃほゥ♪ さいかいィ、けッていィ~!」
「がるる!ぐるがるるぐっる!」(←訳:虎です!9月14日だって!)

 こんにちは、ネーさです。
 NHK朝ドラ『エール』放送再開日時は9月14日!
 我らが御手洗ミュージックティーチャーは
 どこかで登場するのかしら?
 出演してほしいわ!と期待を高めつつ、
 さあ、読書タイムです。
 本日は、“映像“つながりということで、
 こちらの御本を、どうぞ~♫

  



     ―― 世界・夢の映画旅行 ――



 編著者はパイインターナショナルの皆さん、
 2020年6月に発行されました。
 『A DREAMY JOURNEY INTO THE MOVIES AROUND THE WORLD』
 と英語題名が付されています。

 先日は、
 同じくパイインターナショナルさんより刊行された
 『世界 幻想とファンタジーの情景』を御紹介し、
 映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地他について
 お喋りいたしましたが――

「ほびッとのォ、おうちィ!」
「ぐるるっるるぅ!」(←訳:可愛かったねぇ!)

 この御本のテーマは、
 映画の舞台となった場所、です。

 映画史に残る名作、
 話題になったアート系作品、
 ハリウッドの大作、
 近年公開された異色作まで、
 全部の55本の映画作品と
 映画の撮影地となった場所や背景などが
 取り上げられています。

「あッ、これはァ~…!」
「がるるるぐるる!」(←訳:見たことあるよ!)

 そうね、本文は、

 《ロマンチックな旅》
 《ノスタルジックな旅》
 《エキゾチックな旅》
 《スリリングな旅》
 
 と4つのパートに分けられていて、
 さほどマニアックな映画ファンではない方々も、
 これは知ってる!
 観たことあるぞ!
 と頷きたくなる作品名が並んでいます。

 『アメリ』のパリ。

 『君の名前で僕を呼んで』のイタリアはシルミオーネ。

 『リリーのすべて』の、ブリュッセルのカフェ。
 
 『天空の城ラピュタ』の、ウェールズの風景。

 『ムーンライト』の、マイアミのサウスビーチ。

「わおゥ! このォ、たてものォ」
「ぐるがる!」(←訳:この内装!)

 『レオン』の撮影に使用されたのは、
 ニューヨークのホテル・チェルシー。 
 熱心な「レオン」ファンの方々にとっては”聖地“ですね。

 『オデッセイ』の火星の風景は、
 実は、ヨルダンの砂漠ワディ・ラム。

 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で、
 ロケ地として選ばれたのは
 “マージ―サイド“ことリヴァプールの、
 歴史ある街角……。

「うむうむッ、これをォ、みてるとォ~」
「がるるぐるるるるがっるぅる!」(←訳:映画を観返したくなっちゃう!)

 私ネーさが、
 時間を忘れてボ~ッと見入ってしまったのは、
 本文66~67ページの写真です。

 日本でも人気の、
 『ショーシャンクの空』。

 囚人さんたちが収監されていたショーシャンク刑務所は、 
 米国オハイオ州に実在する刑務所。

 そして、作品の余韻を決定付ける、
 あの青い海のシーン――
 カリブ海の米国自治領ヴァージン諸島の
 セント・クロイ島の光景。

「なんだかァ、なつかしィ~!」
「ぐるるるがっる!」(←訳:調達屋のレッド!)

 映画館で、
 自宅のモニターの前で、
 わくわくしながら、
 或いは不安に苛まされながら、
 “開幕”を待ったあの瞬間。
 エンドロールの白い文字を
 追いかけながらの溜め息――
 
 映画好きさんに、
 映画の原作作品ファンの方々にも
 おすすめの一冊です。

 それぞれの写真から、
 いまにも映画のテーマ曲が流れて来そうな
 記憶と感覚の視覚旅行へ、
 皆さま、ぜひ♪



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