「こんにちわッ、テディちゃでス!
はちがつゥはァ、はなびィ~たいかいィ?」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!派手に上げよう!)
こんにちは、ネーさです。
『あつまれ どうぶつの森』では
8月から毎週日曜日の夜に花火大会が開催されていますね。
私ネーさ、家族がやっている『あつ森』を眺めては、
小さなポケットにジンベイザメが入っちゃうの?
シャコ貝も入るの?
質量保存の法則はどうなってんだ~と笑い転げております。
本日の読書タイムでも、
さあ、ぷふふ♪と笑っちゃう作品を、どうぞ~!

―― 遊びの時間は終わらない ――
著者は、鈴木光司(すずき・こうじ)さん、天祢涼(あまね・りょう)さん、
嶋中潤(しまなか・じゅん)さん、都井邦彦(とい・くにひこ)さん、
2019年12月に発行されました。
都井邦彦さん著『遊びの時間は終わらない』――
1984年、第2回小説新潮新人賞を受賞したこの作品は、
特異な経歴を有しています。
受賞後、
1985年にTVドラマ化され、
1991年に本木雅弘さん主演で映画化、
2007年には韓国映画としてリメイク、
そして今年2020年には
中国で映画化&舞台化の予定が!
「わァ~おォ!」
「ぐるるるる!」(←訳:世界進出だ!)
その快挙を記念して企画されたこの御本は、
《遊びの時間》
をテーマとするアンソロジーです。
「まずはァ、ちょッとだけェ~」
「がるーるーぐるがるる!」(←訳:ストーリー紹介します!)
好天の5月、
JR吉祥寺駅から徒歩数分の、
賑やかな通りに面した金融機関でのこと。
うららかなお天気に
似合わぬ緊張が走りました。
レインコートの男が
窓口の係員さんに見せた紙切れには、
『黙って、この鞄に金を詰めろ』……!
「ひいッ! ごうとうゥ??」
「ぐるる~!」(←訳:ヤバい~!)
いや、しかし?
どこか様子がヘン、ですね。
緊張はある、けれども、
肌がヒリヒリするような緊迫感はありません。
というのも、
実はこれ、
防犯訓練の一環なワケで。
「なァんだァ~」
「がっるるるる!」(←訳:ホッとしたよ!)
犯人は警察官に身柄を取り押さえられ、
訓練はちゃっちゃっと終了、
その後は適当に反省会をして、
打ち上げの飲み会でカンパ~イ♪
防犯訓練に参加した皆が
そんな展開を予想、
いえ、確信していたのに対し、
ひとりだけ。
予想の斜め上をゆく者がいたおかげで、
計画のすべてが引っくり返ったのでした。
「ななめうえッ?」
「……ぐるる!」(←訳:……まさか!)
犯人役の警官さんが、
取り押さえる役の警官さんを
制圧してしまい、
建物内部に立て籠もり?
訓練を監察していた警察の幹部さんたちは啞然、
取材に来ていた報道記者さんたちが
ニヤリとする中、
訓練でなくなった訓練は、
コントロール不能な方向へ!
「はちゃめちゃッ、でスよゥ!」
「がるぐるるる~」(←訳:暴走してるね~)
国内外のクリエイターさんたちを魅了する
都井さんの『遊びの時間は終わらない』と併せ、
鈴木光司さん作『生きる時間は終わらない』
天祢涼さん作『遊びの時間は終っても』
嶋中潤さん作『遊びの時間が凍りつく』
の短編3作品も楽しめる
おトクな一冊は、
ミステリ好きさんにも
アンソロジー好きな活字マニアさんにも
おすすめです。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね♫
はちがつゥはァ、はなびィ~たいかいィ?」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!派手に上げよう!)
こんにちは、ネーさです。
『あつまれ どうぶつの森』では
8月から毎週日曜日の夜に花火大会が開催されていますね。
私ネーさ、家族がやっている『あつ森』を眺めては、
小さなポケットにジンベイザメが入っちゃうの?
シャコ貝も入るの?
質量保存の法則はどうなってんだ~と笑い転げております。
本日の読書タイムでも、
さあ、ぷふふ♪と笑っちゃう作品を、どうぞ~!

―― 遊びの時間は終わらない ――
著者は、鈴木光司(すずき・こうじ)さん、天祢涼(あまね・りょう)さん、
嶋中潤(しまなか・じゅん)さん、都井邦彦(とい・くにひこ)さん、
2019年12月に発行されました。
都井邦彦さん著『遊びの時間は終わらない』――
1984年、第2回小説新潮新人賞を受賞したこの作品は、
特異な経歴を有しています。
受賞後、
1985年にTVドラマ化され、
1991年に本木雅弘さん主演で映画化、
2007年には韓国映画としてリメイク、
そして今年2020年には
中国で映画化&舞台化の予定が!
「わァ~おォ!」
「ぐるるるる!」(←訳:世界進出だ!)
その快挙を記念して企画されたこの御本は、
《遊びの時間》
をテーマとするアンソロジーです。
「まずはァ、ちょッとだけェ~」
「がるーるーぐるがるる!」(←訳:ストーリー紹介します!)
好天の5月、
JR吉祥寺駅から徒歩数分の、
賑やかな通りに面した金融機関でのこと。
うららかなお天気に
似合わぬ緊張が走りました。
レインコートの男が
窓口の係員さんに見せた紙切れには、
『黙って、この鞄に金を詰めろ』……!
「ひいッ! ごうとうゥ??」
「ぐるる~!」(←訳:ヤバい~!)
いや、しかし?
どこか様子がヘン、ですね。
緊張はある、けれども、
肌がヒリヒリするような緊迫感はありません。
というのも、
実はこれ、
防犯訓練の一環なワケで。
「なァんだァ~」
「がっるるるる!」(←訳:ホッとしたよ!)
犯人は警察官に身柄を取り押さえられ、
訓練はちゃっちゃっと終了、
その後は適当に反省会をして、
打ち上げの飲み会でカンパ~イ♪
防犯訓練に参加した皆が
そんな展開を予想、
いえ、確信していたのに対し、
ひとりだけ。
予想の斜め上をゆく者がいたおかげで、
計画のすべてが引っくり返ったのでした。
「ななめうえッ?」
「……ぐるる!」(←訳:……まさか!)
犯人役の警官さんが、
取り押さえる役の警官さんを
制圧してしまい、
建物内部に立て籠もり?
訓練を監察していた警察の幹部さんたちは啞然、
取材に来ていた報道記者さんたちが
ニヤリとする中、
訓練でなくなった訓練は、
コントロール不能な方向へ!
「はちゃめちゃッ、でスよゥ!」
「がるぐるるる~」(←訳:暴走してるね~)
国内外のクリエイターさんたちを魅了する
都井さんの『遊びの時間は終わらない』と併せ、
鈴木光司さん作『生きる時間は終わらない』
天祢涼さん作『遊びの時間は終っても』
嶋中潤さん作『遊びの時間が凍りつく』
の短編3作品も楽しめる
おトクな一冊は、
ミステリ好きさんにも
アンソロジー好きな活字マニアさんにも
おすすめです。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね♫