テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ つながる《縁》 ~

2020-08-09 23:31:04 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わううゥ! せみのォぬけがらァ、はッけんッ!」
「がるる!ぐっるるがるるるぅ!」(←訳:虎です!いっぱい落ちてるぅ!)

 こんにちは、ネーさです。
 降り注ぐ蝉時雨の中、
 75年前の長崎を想っては平和を祈った一日の終わりは、
 さあ、肩の力を抜いて読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  



    ―― 御朱印でめぐる 神奈川のお寺 ――



 著者は『地球の歩き方』編集室の皆さん、
 2020年6月に発行されました。
 《地球の歩き方 御朱印》シリーズの第22号です。

「ごしゅいんッ! きょねんはァ、おおさわぎィだッたのでス!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:大行列もできたよ!)

 そうですね、
 令和元年の記念すべき初日、ということで、
 2019年の5月1日、有名な神社さんの境内では
 御朱印を求める行列が長く延び、
 ニュースになったほどでした。

 かくも全国で大人気の御朱印ですけれど、
 そもそも……

 御朱印って、なぁに?

「うッ?」
「がるっ?」

 この御本の、本文10ページ、
 『寺院の御朱印とは』に、
 ↓以下のような解説文が掲載されています。
 
   《御朱印は寺院に参拝し、
    写経を納めた証に頂くものでした。
    そこで御朱印を
    納経印とも呼ぶのです》

 が、現在では、参拝の証に
 御朱印を頂けるようになって、

   《御朱印はそのお寺のご本尊から頂くもので、
    ご本尊との縁が結ばれたことになります》

 という次第なんですね。

「ふァ~…ごほんぞんさまッ!」
「ぐぅるがるるぐるるる!」(←訳:じゃあ大切にしないと!)

 御朱印の誕生時期について
 ネットなどで調べたところ、
 起源には諸説あるものの、
 江戸時代初期には存在していた、ようです。

 そして、
 私たちが知っている
 紙を折りたたんだような仕立ての
 『屏風折(折り本)』スタイルの御朱印帳が生まれたのは、
 大正時代あたり、と。

「いまではァ、いろんなおみせでもォ~」
「がっるるるぐるるる!」(←訳:売ってます御朱印帳!)

 実は、私ネーさが御朱印帳に興味を持ったのも、
 Loftさんの文具売り場で
 とっても可愛らしい御朱印帳に出会ったから、
 なんですけれども。

 で、これだ!という御朱印帳を
 入手したとして。

「どうしたらァいいのッ?」
「ぐるるるがるるるぐるがる?」(←訳:御朱印をいただくためには?)

 この御本では、
 前半部分に御朱印と御朱印帳に関する基礎知識、
 後半部分には
 御朱印をいただける神奈川県内の
 お寺さんがずらりと紹介されています。

 お寺さんでの参拝のお作法は
 神社さんでのお作法とは
 こんなところが違うんだなぁとか、
 『寺院の基本』、
 『さまざまな仏様』、
 『仏像の種類』、
 『キーワードで知るお寺と仏教』などなど、
 知っているようで知らないことだらけで……
 うう、恥じ入るばかりでございます。

「それではァ、いざッ!」
「がるるるる!」(←訳:お寺さんへ!)

 平和を、平穏を、
 祈り願いながら、
 拝し頂く印と墨痕――
 
 《地球の歩き方 御朱印》シリーズには、
 《神社シリーズ》と
 《お寺シリーズ》があり、
 全国、関東、関西、
 東京、鎌倉、東海、京都……と、
 エリアごとに分けて発刊されています。

 すでに御朱印帳をお持ちの方も、
 これから御朱印をいただいてみようかと
 考えている方々にも、
 きっと参考になる《御朱印》シリーズ、
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪
 
  
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする