「こんにちわッ、テディちゃでス!
ほわわァ! なしがァ、ごろろんッ!」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!増えてきたね!)
こんにちは、ネーさです。
スーパーマーケットやフルーツ専門店では、
桃やスイカの間にぐいぐいと、
梨の実が割り込み始めましたね。
秋が来つつあるのかも~♪と期待しつつ、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 夜のいきもの図鑑 ――
監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
2020年4月に発行されました。
《ざんねんないきもの事典》シリーズや
『わけあって絶滅しました』他で人気の動物学者・今泉さんが、
新たなジャンルへ?
「こんどォはァ~…」
「ぐるがるるる!」(←訳:夜の生きもの!)
夜のいきものぉ?
それって単なる夜行性の動物ってことじゃん!
と侮るかなれ。
夜行性の生きものたちが誕生した舞台裏には、
アイツらの存在があったんです……!
「あいつらァ、ッてェ……」
「がっるるる!」(←訳:あっそうか!)
恐竜。
そう、かつて地球の王者であった恐竜の存在が、
夜行性の生きものを生み出したきっかけでした。
地上をのし歩く巨大な恐竜たち……
いえ、地上だけではなく、
空にも、海にも、
恐竜の仲間たちが君臨し、
ほ乳類の祖先たちには身の置き所がありません。
でも、夜なら。
ええ、夜陰に乗じて、ですね、
ひよわで非力なほ乳類の祖先たちも、
これならゴハンを探す活動ができるってもんです。
そうして、
前回記事で御紹介しました
『面白くて眠れなくなる恐竜』にもありましたように、
原因不明・時期未定ではありますが、
栄華を極めた恐竜たちが(ほぼ)滅んだ後は。
「ほにゅうるいィがァ、しゅやくにィ!」
「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:昼間も活動できるよ!)
昼間か、
それともこのまま、
恐竜時代のやり方のまま、
夜間の行動を続けるか。
その選択が、運命の分かれ道。
「ひるまはァ、あかるいィけれどォ」
「がるるっるるぐるる!」(←訳:デメリットもあるよ!)
恐竜がいなくなっても、
弱肉強食のパワーバランスに変化はなく。
小さい動物たちは
いつ狩りの標的にされるかと、
常にビクビク、怯えて暮らさねばなりません。
じゃあどうすればいいか、と考えると……
やっぱりね、
強い動物から身を隠して生きるには、
夜行性って、悪くないわよね。
「べんりィ、だしィ!」
「ぐるがる!」(←訳:安心だし!)
御本の本文では、
1章『夜動く生き物たちのヒミツ』
2章『生き物たちのお騒がせな夜』
3章『生き物たちの静かな夜』
4章『生き物たちのせつない夜』
5章『生き物たちのびっくり寝相』
6章『暗闇にひそむ生き物たち』
7章『眠りについてのオマケの話』
と7つの章に分けて
《夜のいきもの》たちの生態や特色を
解説してゆきます。
夜間活動なら任せろ!な、
フクロウ、ヨタカ、カピバラ、コウモリたち。
夜に集会を開いているのは、
ネコ……じゃなくて、トラ。
暗い中、せっせとダム作りを頑張っちゃうのは、
ビーバーたち。
その一方で、
昼間だろうが夜だろうが、
眠って眠って眠りまくるのは、
ナマケモノや、コアラ、オポッサム、アルマジロ……。
「むゥ~んッ! ふくざつゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:習性いろいろ!)
私ネーさが感心させられたのは、
本文18ページの
『色覚のフシギ!』。
恐竜、霊長類、
霊長類以外のほ乳類、
爬虫類や鳥類、
恐竜から進化した鳥類では
色の見え方が違う、というのです。
ここでも、夜型・昼型の行動の差が
色覚の違いに関係してくる……?
「すべてのォ、かぎィはァ~…」
「ぐるるがっるる!」(←訳:恐竜が握ってる!)
あらためて、
恐竜の繁栄と絶滅が
いかに後代の生きものたちに影響を与えているかを
考えさせられるこの御本、
恐竜マニアさんに、
動物好きな方々にもおすすめですよ。
児童向けとはなっていますが、
大人な活字マニアさんも、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
ほわわァ! なしがァ、ごろろんッ!」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!増えてきたね!)
こんにちは、ネーさです。
スーパーマーケットやフルーツ専門店では、
桃やスイカの間にぐいぐいと、
梨の実が割り込み始めましたね。
秋が来つつあるのかも~♪と期待しつつ、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 夜のいきもの図鑑 ――
監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
2020年4月に発行されました。
《ざんねんないきもの事典》シリーズや
『わけあって絶滅しました』他で人気の動物学者・今泉さんが、
新たなジャンルへ?
「こんどォはァ~…」
「ぐるがるるる!」(←訳:夜の生きもの!)
夜のいきものぉ?
それって単なる夜行性の動物ってことじゃん!
と侮るかなれ。
夜行性の生きものたちが誕生した舞台裏には、
アイツらの存在があったんです……!
「あいつらァ、ッてェ……」
「がっるるる!」(←訳:あっそうか!)
恐竜。
そう、かつて地球の王者であった恐竜の存在が、
夜行性の生きものを生み出したきっかけでした。
地上をのし歩く巨大な恐竜たち……
いえ、地上だけではなく、
空にも、海にも、
恐竜の仲間たちが君臨し、
ほ乳類の祖先たちには身の置き所がありません。
でも、夜なら。
ええ、夜陰に乗じて、ですね、
ひよわで非力なほ乳類の祖先たちも、
これならゴハンを探す活動ができるってもんです。
そうして、
前回記事で御紹介しました
『面白くて眠れなくなる恐竜』にもありましたように、
原因不明・時期未定ではありますが、
栄華を極めた恐竜たちが(ほぼ)滅んだ後は。
「ほにゅうるいィがァ、しゅやくにィ!」
「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:昼間も活動できるよ!)
昼間か、
それともこのまま、
恐竜時代のやり方のまま、
夜間の行動を続けるか。
その選択が、運命の分かれ道。
「ひるまはァ、あかるいィけれどォ」
「がるるっるるぐるる!」(←訳:デメリットもあるよ!)
恐竜がいなくなっても、
弱肉強食のパワーバランスに変化はなく。
小さい動物たちは
いつ狩りの標的にされるかと、
常にビクビク、怯えて暮らさねばなりません。
じゃあどうすればいいか、と考えると……
やっぱりね、
強い動物から身を隠して生きるには、
夜行性って、悪くないわよね。
「べんりィ、だしィ!」
「ぐるがる!」(←訳:安心だし!)
御本の本文では、
1章『夜動く生き物たちのヒミツ』
2章『生き物たちのお騒がせな夜』
3章『生き物たちの静かな夜』
4章『生き物たちのせつない夜』
5章『生き物たちのびっくり寝相』
6章『暗闇にひそむ生き物たち』
7章『眠りについてのオマケの話』
と7つの章に分けて
《夜のいきもの》たちの生態や特色を
解説してゆきます。
夜間活動なら任せろ!な、
フクロウ、ヨタカ、カピバラ、コウモリたち。
夜に集会を開いているのは、
ネコ……じゃなくて、トラ。
暗い中、せっせとダム作りを頑張っちゃうのは、
ビーバーたち。
その一方で、
昼間だろうが夜だろうが、
眠って眠って眠りまくるのは、
ナマケモノや、コアラ、オポッサム、アルマジロ……。
「むゥ~んッ! ふくざつゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:習性いろいろ!)
私ネーさが感心させられたのは、
本文18ページの
『色覚のフシギ!』。
恐竜、霊長類、
霊長類以外のほ乳類、
爬虫類や鳥類、
恐竜から進化した鳥類では
色の見え方が違う、というのです。
ここでも、夜型・昼型の行動の差が
色覚の違いに関係してくる……?
「すべてのォ、かぎィはァ~…」
「ぐるるがっるる!」(←訳:恐竜が握ってる!)
あらためて、
恐竜の繁栄と絶滅が
いかに後代の生きものたちに影響を与えているかを
考えさせられるこの御本、
恐竜マニアさんに、
動物好きな方々にもおすすめですよ。
児童向けとはなっていますが、
大人な活字マニアさんも、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪