「こんにちわッ、テディちゃでス!
またしてもォ、はッけェ~んッ!」
「がるる!ぐるるるがるぐるる~!」(←訳:虎です!トモロヲさん好きだ~!)
こんにちは、ネーさです。
またひとつユニークなTV番組を発見しました♪
BSテレ東で毎週土曜日の深夜0時~0時30分放送の
真夜中ドラマ『名建築で昼食を』。
主演は池田イライザさんと田口トモロヲさん!
建築好きな方々におすすめですよ。
さあ、では、ここからは読書タイムです。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~!
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―― 面白くて眠れなくなる恐竜 ――
著者は平山廉(ひらやま・れん)さん、
2020年7月に発行されました。
《面白くて眠れなくなる》シリーズの最新作は、
はい、恐竜がテーマです。
「むゥ! さいせんたんッ、でスねッ!」
「ぐるがっるるーる!」(←訳:常にアップデート!)
チビッ子諸氏に、
大人さんたちにも、
古生物学は世代を超えて大人気です、
とりわけ、恐竜研究は特別と言えましょう。
大型化石を発掘!
恐竜絶滅に関する新説発表!
なんていうニュースは、
瞬く間に世界中を駆け巡っちゃうんですから。
「ふァいッ! きょうりゅうゥけんきゅうゥにィ~」
「がるぐる!」(←訳:国境なし!)
この御本では、
恐竜についての様々な論説――
一般的に正しいとされている説、
冒険的な分析や、
目からウロコの新説なども
紹介されていますが、
著者・平山さんがベースとしているのは、
《ハンディキャップ理論》
という理論です。
「はんでィきゃッぷゥ??」
「ぐるがるる?」(←訳:初耳だよう?)
一見したところでは、
なんにも意味がなさそうな、
ハンディキャップとしか思えないもの、とは。
トリケラトプスの、角とフリル。
ブラキオサウルスの、長~い首。
ステゴサウルスの背中の、トゲトゲ風の板。
どれも、実用的にはメリットなし。
逆に、生存競争の点では
不利になりかねない、
生きる上での《ハンディキャップ》に見えます。
このような、
生存には不利になる特徴を
《ハンディキャップキャラクター》と
平山さんは呼んでいますが。
実は、この、
《ハンディキャップ》こそが、
生き延びるための鍵!
「ほわわッ? なぜェ??」
「がるぐぅるるる?」(←訳:不利じゃないの?)
角にもフリルにも、
長すぎる首にも、
背中のトゲトゲ板にも、
理由(わけ)がある。
それは……
モテるため!
「ふァ?」
「ぐるっ?」
そう、すべてはモテるため。
孔雀のオスのキラキラした尾羽のように、
目立って、アピールして、
異性にモテまくるため。
しかも、この《ハンディキャップキャラクター》、
身体が大きい生物ほど
より派手になって、
より強調されて。
結果、《ハンディキャップキャラクター》が
発達した動物は繁栄する、
んですって。
「ほわわわわァ~…!」
「がるるるる?!?」(←訳:そうなんだ?!?)
恐竜の形状について
改めて考えさせられる《ハンディキャップ》理論に続き、
ええっ!
と驚かされたのは。
巨大隕石説についての懐疑です。
「そッ、それもォ?」
「ぐるる??」(←訳:違うの??)
かつて、メキシコのユカタン半島に
きゃだいな隕石が衝突し、
地球の環境を激変させ、
恐竜絶滅の原因にもなった――
よく知られ、支持もされている隕石衝突説に、
平山さんは疑問を呈します。
理由のひとつではあるかもしれない。
だが、そもそも、
恐竜の絶滅が世界でいつ起きたのか、
はっきりはしていない。
6600年前に恐竜が絶滅したと判っているのは、
北米大陸の一部でのこと。
オーストラリアでは、
一億年前~5500万年前の間に滅びようだ、
と考えられている。
つまり、
世界同時に、
一斉に恐竜が滅びた証拠は、ない。
「むむむゥ~んッ!」
「がるるぅ!」(←訳:そうかぁ!)
恐竜研究の、
現在までに分かっている事々、
常識をくつがえす研究の数々、
そして、
なおも進化を続ける“これから”の恐竜研究とは。
恐竜好きさんは
夢中になること間違いなしの
楽しいノンフィクション作品です。
科学史好きな方々、
恐竜映画ファンの方々も、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
またしてもォ、はッけェ~んッ!」
「がるる!ぐるるるがるぐるる~!」(←訳:虎です!トモロヲさん好きだ~!)
こんにちは、ネーさです。
またひとつユニークなTV番組を発見しました♪
BSテレ東で毎週土曜日の深夜0時~0時30分放送の
真夜中ドラマ『名建築で昼食を』。
主演は池田イライザさんと田口トモロヲさん!
建築好きな方々におすすめですよ。
さあ、では、ここからは読書タイムです。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~!

―― 面白くて眠れなくなる恐竜 ――
著者は平山廉(ひらやま・れん)さん、
2020年7月に発行されました。
《面白くて眠れなくなる》シリーズの最新作は、
はい、恐竜がテーマです。
「むゥ! さいせんたんッ、でスねッ!」
「ぐるがっるるーる!」(←訳:常にアップデート!)
チビッ子諸氏に、
大人さんたちにも、
古生物学は世代を超えて大人気です、
とりわけ、恐竜研究は特別と言えましょう。
大型化石を発掘!
恐竜絶滅に関する新説発表!
なんていうニュースは、
瞬く間に世界中を駆け巡っちゃうんですから。
「ふァいッ! きょうりゅうゥけんきゅうゥにィ~」
「がるぐる!」(←訳:国境なし!)
この御本では、
恐竜についての様々な論説――
一般的に正しいとされている説、
冒険的な分析や、
目からウロコの新説なども
紹介されていますが、
著者・平山さんがベースとしているのは、
《ハンディキャップ理論》
という理論です。
「はんでィきゃッぷゥ??」
「ぐるがるる?」(←訳:初耳だよう?)
一見したところでは、
なんにも意味がなさそうな、
ハンディキャップとしか思えないもの、とは。
トリケラトプスの、角とフリル。
ブラキオサウルスの、長~い首。
ステゴサウルスの背中の、トゲトゲ風の板。
どれも、実用的にはメリットなし。
逆に、生存競争の点では
不利になりかねない、
生きる上での《ハンディキャップ》に見えます。
このような、
生存には不利になる特徴を
《ハンディキャップキャラクター》と
平山さんは呼んでいますが。
実は、この、
《ハンディキャップ》こそが、
生き延びるための鍵!
「ほわわッ? なぜェ??」
「がるぐぅるるる?」(←訳:不利じゃないの?)
角にもフリルにも、
長すぎる首にも、
背中のトゲトゲ板にも、
理由(わけ)がある。
それは……
モテるため!
「ふァ?」
「ぐるっ?」
そう、すべてはモテるため。
孔雀のオスのキラキラした尾羽のように、
目立って、アピールして、
異性にモテまくるため。
しかも、この《ハンディキャップキャラクター》、
身体が大きい生物ほど
より派手になって、
より強調されて。
結果、《ハンディキャップキャラクター》が
発達した動物は繁栄する、
んですって。
「ほわわわわァ~…!」
「がるるるる?!?」(←訳:そうなんだ?!?)
恐竜の形状について
改めて考えさせられる《ハンディキャップ》理論に続き、
ええっ!
と驚かされたのは。
巨大隕石説についての懐疑です。
「そッ、それもォ?」
「ぐるる??」(←訳:違うの??)
かつて、メキシコのユカタン半島に
きゃだいな隕石が衝突し、
地球の環境を激変させ、
恐竜絶滅の原因にもなった――
よく知られ、支持もされている隕石衝突説に、
平山さんは疑問を呈します。
理由のひとつではあるかもしれない。
だが、そもそも、
恐竜の絶滅が世界でいつ起きたのか、
はっきりはしていない。
6600年前に恐竜が絶滅したと判っているのは、
北米大陸の一部でのこと。
オーストラリアでは、
一億年前~5500万年前の間に滅びようだ、
と考えられている。
つまり、
世界同時に、
一斉に恐竜が滅びた証拠は、ない。
「むむむゥ~んッ!」
「がるるぅ!」(←訳:そうかぁ!)
恐竜研究の、
現在までに分かっている事々、
常識をくつがえす研究の数々、
そして、
なおも進化を続ける“これから”の恐竜研究とは。
恐竜好きさんは
夢中になること間違いなしの
楽しいノンフィクション作品です。
科学史好きな方々、
恐竜映画ファンの方々も、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪