「こんにちわッ、テディちゃでス!
♪りんりりんッ♪りりりりィり~んッ♪」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!りんりん!)
こんにちは、ネーさです。
気付けば、蝉くんの声よりも大きく響く
秋の虫くんたちの歌を聞きながら、
さあ、読書タイムですよ。
前回&前々回の生物ノンフィクションから趣向を変え、
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― ポルトガル名建築さんぽ ――
著者は矢野有貴見(やの・ゆきみ)さん、
2020年6月に発行されました。
『Architectural Masterpiece in Portugal』と
英語題名が付されています。
「ぽるとがるゥ~??」
「ぐるるるる!」(←訳:飛んだねえ!)
ええ、『看板建築』や『東京モダン建築』など、
拙ブログでは
建築お散歩本を度々御紹介しておりますが、
日本から一気に飛んで、
ここはユーラシア大陸の西端、
ポルトガル共和国……
直行便、残念ながら有りません。
日本からポルトガルへ行きたいのなら、
ヨーロッパの主要都市経由で
リスボン、ファロ、ポルトなどの
国際空港へランディングしましょう。
「とおいィ~!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:15時間はかかりそう!)
欧州最西端の国ですものね、
到着までには長い時間がかかりますが、
著者・矢野さんはそんな“遠国“に
すっかり魅了されてしまったのでした。
きっかけは、
ポルトガル出身のマノエル・デ・オリヴェイラ監督の長編映画
『アブラハム渓谷』(1993年)
を観たこと。
ポルトガルの建築に興味を持った矢野さんが、
初めて訪れたポルトガルの地で目にしたのは、
想像以上の美しさ……!
「それじゃあァ、もうッ!」
「がるるぅるるる!」(←訳:惚れちゃうよね!)
この御本では、
Chapter1『リスボン&近郊の街』
Chapter2『ポルト&北部地方』
Chapter3『中部地方とトマール』
Chapter4『アレンテージョ地方』
Chapter5『アソーレス諸島』
と、5つの章に分けて、
ポルトガルの建築物を中心に、
歴史や地域ごとの食べ物などが
写真と文章で紹介されています。
「うゥ~むゥ! これはァ、ほんとにィきれいィでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:優美で繊細!)
隣国のスペイン、
さらにそのお隣りのイタリアの建築とも
似ているようで、
どこか違う。
リスボンの、
サンタ・ジュスタのエレベーターと、連絡橋。
世界で最も美しい書店として有名な、
レロ書店。
20世紀初頭に大富豪さんによって建てられた
レガレイラ宮殿は、
迷宮を想わせるゴシック風?
そして、
本土から西へ150㎞、
アソーレス諸島のひとつサン・ミゲル島の、
緑の清々しいこと!
「おとぎィばなしィ~みたいィでスゥ!」
「がるぐるがるる!」(←訳:絵になる国だねえ!)
また、ポルトガル建築の特徴として
挙げねばならないのはタイル!ですね。
華やかな絵付けタイルは
『アズレージョ』と呼ばれ、
建物の外壁を飾り、
内装の重要なアクセントにもなっています。
リスボアにある国立アズレージョ美術館(22ページ)、
フレスカ村のアズレージョ工房(46ページ)、
御本巻末のアズレージョ コレクション……
絵付けタイル好きな私ネーさ、
ガン見してしまいました~♪
「れきしもォ、けんちくゥもォ~」
「ぐるる!」(←訳:魅力的!)
フランス、スペイン、イタリア、
という観光大国に近接するだけに、
やや影が薄くなりがちなポルトガルですが、
いえいえ、全然負けていませんよ。
建築マニアさん、
旅行好きな活字マニアさんも、
必ずや惹きつけられる
大陸最西端の国の名建築ガイドブック、
ぜひ、手に取ってみてくださいね。
もっちろん、タイルマニアさんにも
激おすすめです♪
♪りんりりんッ♪りりりりィり~んッ♪」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!りんりん!)
こんにちは、ネーさです。
気付けば、蝉くんの声よりも大きく響く
秋の虫くんたちの歌を聞きながら、
さあ、読書タイムですよ。
前回&前々回の生物ノンフィクションから趣向を変え、
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― ポルトガル名建築さんぽ ――
著者は矢野有貴見(やの・ゆきみ)さん、
2020年6月に発行されました。
『Architectural Masterpiece in Portugal』と
英語題名が付されています。
「ぽるとがるゥ~??」
「ぐるるるる!」(←訳:飛んだねえ!)
ええ、『看板建築』や『東京モダン建築』など、
拙ブログでは
建築お散歩本を度々御紹介しておりますが、
日本から一気に飛んで、
ここはユーラシア大陸の西端、
ポルトガル共和国……
直行便、残念ながら有りません。
日本からポルトガルへ行きたいのなら、
ヨーロッパの主要都市経由で
リスボン、ファロ、ポルトなどの
国際空港へランディングしましょう。
「とおいィ~!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:15時間はかかりそう!)
欧州最西端の国ですものね、
到着までには長い時間がかかりますが、
著者・矢野さんはそんな“遠国“に
すっかり魅了されてしまったのでした。
きっかけは、
ポルトガル出身のマノエル・デ・オリヴェイラ監督の長編映画
『アブラハム渓谷』(1993年)
を観たこと。
ポルトガルの建築に興味を持った矢野さんが、
初めて訪れたポルトガルの地で目にしたのは、
想像以上の美しさ……!
「それじゃあァ、もうッ!」
「がるるぅるるる!」(←訳:惚れちゃうよね!)
この御本では、
Chapter1『リスボン&近郊の街』
Chapter2『ポルト&北部地方』
Chapter3『中部地方とトマール』
Chapter4『アレンテージョ地方』
Chapter5『アソーレス諸島』
と、5つの章に分けて、
ポルトガルの建築物を中心に、
歴史や地域ごとの食べ物などが
写真と文章で紹介されています。
「うゥ~むゥ! これはァ、ほんとにィきれいィでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:優美で繊細!)
隣国のスペイン、
さらにそのお隣りのイタリアの建築とも
似ているようで、
どこか違う。
リスボンの、
サンタ・ジュスタのエレベーターと、連絡橋。
世界で最も美しい書店として有名な、
レロ書店。
20世紀初頭に大富豪さんによって建てられた
レガレイラ宮殿は、
迷宮を想わせるゴシック風?
そして、
本土から西へ150㎞、
アソーレス諸島のひとつサン・ミゲル島の、
緑の清々しいこと!
「おとぎィばなしィ~みたいィでスゥ!」
「がるぐるがるる!」(←訳:絵になる国だねえ!)
また、ポルトガル建築の特徴として
挙げねばならないのはタイル!ですね。
華やかな絵付けタイルは
『アズレージョ』と呼ばれ、
建物の外壁を飾り、
内装の重要なアクセントにもなっています。
リスボアにある国立アズレージョ美術館(22ページ)、
フレスカ村のアズレージョ工房(46ページ)、
御本巻末のアズレージョ コレクション……
絵付けタイル好きな私ネーさ、
ガン見してしまいました~♪
「れきしもォ、けんちくゥもォ~」
「ぐるる!」(←訳:魅力的!)
フランス、スペイン、イタリア、
という観光大国に近接するだけに、
やや影が薄くなりがちなポルトガルですが、
いえいえ、全然負けていませんよ。
建築マニアさん、
旅行好きな活字マニアさんも、
必ずや惹きつけられる
大陸最西端の国の名建築ガイドブック、
ぜひ、手に取ってみてくださいね。
もっちろん、タイルマニアさんにも
激おすすめです♪