「こんにちわッ、テディちゃでス!
やまをォのぼッてェ~ふぃにッしゅゥ!」
「がるる!ぐるるーるがる!」(←訳:虎です!山頂ゴールです!)
こんにちは、ネーさです。
《2020ツール・ド・フランス》第6ステージのゴールは、
彼方に地中海を望むが広がるモン・エグアル山頂でした。
木漏れ日の並木道や、
白い岩肌の崖、険しい坂……と、
美しい南仏の風景を堪能した後は、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアートブックを、どうぞ~♪
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―― ルネ・ラリック 北澤美術館所蔵 ――
編者は北澤美術館の皆さん、著者は池田まゆみさん、
2020年2月に発行されました。
『RENÉ LALIQUE Kitazawa Museum of Art Collection』と
英語題名が付されています。
この御本は、
東京都庭園美術館では2020年2月1日~4月7日、
宇都宮美術館では2020年4月26日~6月21日に、
そして今後は
兵庫陶芸美術館へ巡回を予定している
『ルネ・ラリック アールデコのガラス モダンエレガンスの美』展の
公式図録なのですが、
一般の書店さんでも取り扱われています。
「がらすのォ、まじゅつしィ~!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:工芸界の巨匠さん!)
ルネ・ラリックさん(1860~1945)は、
フランス北東部シャンパーニュ地方、
マルヌ県のアイに生まれました。
ちょうどいま、
ツール・ド・フランスの選手さんたちが駆け抜けているのは
風光明媚な南フランスの地ですが、
シャンパーニュは、
言わずと知れたシャンパンの産地!ですね。
ラリックさんは、自然豊かなシャンパーニュの、
母方の実家で祖父母に教育され、
少年時代を過ごしました。
おそらく、この、
少年の頃に親しんだ”自然の美しさ“が、
そののちの、
アーティストとしてのラリックさんを
形作った、のではないでしょうか。
「えェ? なんでェ?」
「がるるるぐるるる?」(←訳:どうして自然の美?)
アールデコは
直線と曲線の美。
アールヌーヴォーは、
流線と草花模様の美。
などと形容されることがありますが、
ラリックさんの作品は
両方の要素を有しています。
ガラスの大皿や、壺、照明器具。
全体のシルエットは
あっさりしているのに、
ガラスの上にはツタがうねり、
ワスレナグサが咲き、
ツバメが飛び、
蝶々が舞う。
日本のリンゴの木、
バラとユリの花、
トンボ、孔雀、妖精といったモチーフも。
「どれもォ、かわいいィ~♪」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:特に小鳥がいい!)
アールヌーヴォーと
地続きの、
アールデコ。
この御本では解説文で、
前半生はジュエリー作家、
後半生はガラスの産業芸術家
とラリックさんを評していますが……
「りょうほうのォ、いいとこどりィ!」
「がるるぐるるがるる!」(←訳:そして工芸の頂点へ!)
収録されている図版資料はとても精緻で、
細部までくっきりと写っています。
御本後半の略伝・年譜も分かりやすく、
ラリックさんファンの方々は
必見必読ですよ。
コロナ禍の臨時休館や自粛で
展覧会に行かなかったアート好きさんに、
ガラス工芸好きな方々にも
おすすめのアートブックです。
本屋さんや図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
やまをォのぼッてェ~ふぃにッしゅゥ!」
「がるる!ぐるるーるがる!」(←訳:虎です!山頂ゴールです!)
こんにちは、ネーさです。
《2020ツール・ド・フランス》第6ステージのゴールは、
彼方に地中海を望むが広がるモン・エグアル山頂でした。
木漏れ日の並木道や、
白い岩肌の崖、険しい坂……と、
美しい南仏の風景を堪能した後は、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアートブックを、どうぞ~♪

―― ルネ・ラリック 北澤美術館所蔵 ――
編者は北澤美術館の皆さん、著者は池田まゆみさん、
2020年2月に発行されました。
『RENÉ LALIQUE Kitazawa Museum of Art Collection』と
英語題名が付されています。
この御本は、
東京都庭園美術館では2020年2月1日~4月7日、
宇都宮美術館では2020年4月26日~6月21日に、
そして今後は
兵庫陶芸美術館へ巡回を予定している
『ルネ・ラリック アールデコのガラス モダンエレガンスの美』展の
公式図録なのですが、
一般の書店さんでも取り扱われています。
「がらすのォ、まじゅつしィ~!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:工芸界の巨匠さん!)
ルネ・ラリックさん(1860~1945)は、
フランス北東部シャンパーニュ地方、
マルヌ県のアイに生まれました。
ちょうどいま、
ツール・ド・フランスの選手さんたちが駆け抜けているのは
風光明媚な南フランスの地ですが、
シャンパーニュは、
言わずと知れたシャンパンの産地!ですね。
ラリックさんは、自然豊かなシャンパーニュの、
母方の実家で祖父母に教育され、
少年時代を過ごしました。
おそらく、この、
少年の頃に親しんだ”自然の美しさ“が、
そののちの、
アーティストとしてのラリックさんを
形作った、のではないでしょうか。
「えェ? なんでェ?」
「がるるるぐるるる?」(←訳:どうして自然の美?)
アールデコは
直線と曲線の美。
アールヌーヴォーは、
流線と草花模様の美。
などと形容されることがありますが、
ラリックさんの作品は
両方の要素を有しています。
ガラスの大皿や、壺、照明器具。
全体のシルエットは
あっさりしているのに、
ガラスの上にはツタがうねり、
ワスレナグサが咲き、
ツバメが飛び、
蝶々が舞う。
日本のリンゴの木、
バラとユリの花、
トンボ、孔雀、妖精といったモチーフも。
「どれもォ、かわいいィ~♪」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:特に小鳥がいい!)
アールヌーヴォーと
地続きの、
アールデコ。
この御本では解説文で、
前半生はジュエリー作家、
後半生はガラスの産業芸術家
とラリックさんを評していますが……
「りょうほうのォ、いいとこどりィ!」
「がるるぐるるがるる!」(←訳:そして工芸の頂点へ!)
収録されている図版資料はとても精緻で、
細部までくっきりと写っています。
御本後半の略伝・年譜も分かりやすく、
ラリックさんファンの方々は
必見必読ですよ。
コロナ禍の臨時休館や自粛で
展覧会に行かなかったアート好きさんに、
ガラス工芸好きな方々にも
おすすめのアートブックです。
本屋さんや図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪