「こんにちわッ、テディちゃでス!
いよいよォ、てんのうざんッ!」
「がるる!ぐるるがるる?」(←訳:虎です!倍返しなるか?)
こんにちは、ネーさです。
はい! いよいよ明日は『半沢直樹』最終回です。
TVドラマ版は原作小説とは登場人物が異なっていて、
どんなエンディングになるのか、予想できないわ……!
半沢さんや黒崎さんに声援を送る準備をしながら、
さあ、それまでは読書タイムで。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 菖蒲狂い ――
著者は城昌幸(じょう・まさゆき)さん、
編者は末國善己(すえくに・よしみ)さん、
2020年9月に発行されました。
『若さま侍捕物手帖』と副題が付されています。
ドラマ『半沢直樹』を
《令和の時代劇》
と呼んでいる方々もいると聞いて、
今回は時代劇風の《捕物帖》を選んでみましたよ♫
「ぶたいィはァ、えどのォまちィ!」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:主役は美男子さん!)
お江戸の町を舞台に、
岡っ引きさんや与力さんが
事件の解決に挑む
“捕物帖“というスタイル――
編者・末國善己さんは巻末の解説で述べています。
捕物帖の歴史は、
岡本綺堂さんの『半七捕物帳』から始まり、
佐々木味津三さんの『右門捕物帖』、
野村胡堂さんの『銭形平次捕物帳』、
横溝正史さんの『人形佐七捕物帳』、
そして
『若さま侍捕物手帖』
を加えた5作は、
質量を兼ね備えた
《五大捕物帳》とされている。
「あはァ! ぜにがたのォ~おやぶんッ!」
「がるるるぐーるるるるがる!」(←訳:お江戸のホームズさんたち!)
末國さんはまた、
『若さま侍捕物手帖』を
“異質“と形容しています。
柳橋の船宿『喜仙(きせん)』。
その一室に居候して、
ごろごろ昼寝したり、
気の向くままに散歩したり、
毎日をの~んびりと過ごしている謎の侍……
“若さま”。
「ふッふッ! の~んびりはァ、かりのォすがたッ!」
「ぐるがるるぐるる!」(←訳:実はキレ者なんだ!)
本文の一番手に収められているのは、
『舞扇(まいおうぎ)の謎』。
或る日のこと、
若さまが平穏平和に部屋でお昼寝しているところへ
無作法に乱入して来たのは、
数人の武士たち。
「うるさいなァ、もうゥ!」
「がるるるぐるがるるる!」(←訳:お昼寝の邪魔しないで!)
無粋な武士たちを
若さまはさっさと追い返します。
それは、おそらく数分の出来事で、
交わした言葉も、ごくわずか。
けれど、
たったそれだけで、
若さまは読み取ってしまうのです。
武士たちの素性、目的。
彼らが今後どのような手段に出るか。
彼らの邪な企みを挫くには、
どうすればよいか。
「てんかいィ、はやいィのでスゥ!」
「ぐるーるぅ!」(←訳:スピーディ!)
あまりのスピード解決ぶりに
つい笑ってしまうほどの
慧眼と、先読み力。
花の名所が事件の舞台になる表題作品
『菖蒲狂い』に於いても、
若さまの見立ては――
「ふァいッ! そこまでッ!」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:ネタバレ禁止だよう!)
おっと、失礼いたしました。
若さまの推理力がピカリと光る『菖蒲狂い』を筆頭に、
約250編の短編作品から
編者・末國さんがより抜いた珠玉の25編は、
捕物帳モノ初心者さんにもおすすめです。
いったい、若さまの正体は?
映像化するとしたら、
主演の俳優さんは誰かしら?
などと楽しく想像しながら、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
では、ここで週末恒例のオマケ画像も。
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『ロッテ』さんの
《チョコパイ 東京キャラメルショコラ》は、
ほろ苦さが隠し味のクリームが美味しいですね。
「ぱくぱくぱくりィ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:紅茶に合います!)
朝夕は、温かいお茶やコーヒーが
欠かせない季節になりました。
皆さま、お腹を冷やさないよう気を付けて、
どうか穏やかな休日を。
いよいよォ、てんのうざんッ!」
「がるる!ぐるるがるる?」(←訳:虎です!倍返しなるか?)
こんにちは、ネーさです。
はい! いよいよ明日は『半沢直樹』最終回です。
TVドラマ版は原作小説とは登場人物が異なっていて、
どんなエンディングになるのか、予想できないわ……!
半沢さんや黒崎さんに声援を送る準備をしながら、
さあ、それまでは読書タイムで。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 菖蒲狂い ――
著者は城昌幸(じょう・まさゆき)さん、
編者は末國善己(すえくに・よしみ)さん、
2020年9月に発行されました。
『若さま侍捕物手帖』と副題が付されています。
ドラマ『半沢直樹』を
《令和の時代劇》
と呼んでいる方々もいると聞いて、
今回は時代劇風の《捕物帖》を選んでみましたよ♫
「ぶたいィはァ、えどのォまちィ!」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:主役は美男子さん!)
お江戸の町を舞台に、
岡っ引きさんや与力さんが
事件の解決に挑む
“捕物帖“というスタイル――
編者・末國善己さんは巻末の解説で述べています。
捕物帖の歴史は、
岡本綺堂さんの『半七捕物帳』から始まり、
佐々木味津三さんの『右門捕物帖』、
野村胡堂さんの『銭形平次捕物帳』、
横溝正史さんの『人形佐七捕物帳』、
そして
『若さま侍捕物手帖』
を加えた5作は、
質量を兼ね備えた
《五大捕物帳》とされている。
「あはァ! ぜにがたのォ~おやぶんッ!」
「がるるるぐーるるるるがる!」(←訳:お江戸のホームズさんたち!)
末國さんはまた、
『若さま侍捕物手帖』を
“異質“と形容しています。
柳橋の船宿『喜仙(きせん)』。
その一室に居候して、
ごろごろ昼寝したり、
気の向くままに散歩したり、
毎日をの~んびりと過ごしている謎の侍……
“若さま”。
「ふッふッ! の~んびりはァ、かりのォすがたッ!」
「ぐるがるるぐるる!」(←訳:実はキレ者なんだ!)
本文の一番手に収められているのは、
『舞扇(まいおうぎ)の謎』。
或る日のこと、
若さまが平穏平和に部屋でお昼寝しているところへ
無作法に乱入して来たのは、
数人の武士たち。
「うるさいなァ、もうゥ!」
「がるるるぐるがるるる!」(←訳:お昼寝の邪魔しないで!)
無粋な武士たちを
若さまはさっさと追い返します。
それは、おそらく数分の出来事で、
交わした言葉も、ごくわずか。
けれど、
たったそれだけで、
若さまは読み取ってしまうのです。
武士たちの素性、目的。
彼らが今後どのような手段に出るか。
彼らの邪な企みを挫くには、
どうすればよいか。
「てんかいィ、はやいィのでスゥ!」
「ぐるーるぅ!」(←訳:スピーディ!)
あまりのスピード解決ぶりに
つい笑ってしまうほどの
慧眼と、先読み力。
花の名所が事件の舞台になる表題作品
『菖蒲狂い』に於いても、
若さまの見立ては――
「ふァいッ! そこまでッ!」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:ネタバレ禁止だよう!)
おっと、失礼いたしました。
若さまの推理力がピカリと光る『菖蒲狂い』を筆頭に、
約250編の短編作品から
編者・末國さんがより抜いた珠玉の25編は、
捕物帳モノ初心者さんにもおすすめです。
いったい、若さまの正体は?
映像化するとしたら、
主演の俳優さんは誰かしら?
などと楽しく想像しながら、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
では、ここで週末恒例のオマケ画像も。

『ロッテ』さんの
《チョコパイ 東京キャラメルショコラ》は、
ほろ苦さが隠し味のクリームが美味しいですね。
「ぱくぱくぱくりィ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:紅茶に合います!)
朝夕は、温かいお茶やコーヒーが
欠かせない季節になりました。
皆さま、お腹を冷やさないよう気を付けて、
どうか穏やかな休日を。