「こんにちわッ、テディちゃでス!
おおッ! しらさぎィ~はッけんッ!」
「がるる!ぐるがるぐる?」(←訳:虎です!冬の使者かも?)
こんにちは、ネーさです。
近所の河川敷に飛来してきた白鷺くんに、
冬の気配がひしひし……
急いで衣替えをしなくちゃ!と慌てつつも、
さあ、読書タイムもしっかりと!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 原由美子の 大人のゆかた ――
著者は原由美子(はら・ゆみこ)さん、
2020年5月に発行されました。
『きものはじめ』と副題が付されています。
ええ、『ゆかた』です。
衣類を秋冬モノに変えようかという時季ですが、
敢えて、『ゆかた』!
だって、皆さま、
『ゆかた』不足症候群、ていうか、
《夏まつり》不足症候群に陥っていませんか?
不完全燃焼感、と言ってもいいけど?
「……おまつりィ、なかッたでスゥ!」
「ぐぅるるがるっる!」(←訳:フェスもなかった!)
今年――2020年は、
既に春先から
スポーツの大会やコンサート、イベントの類は
中止や中断になっていましたが、
《夏まつり》も無い、
花火大会も無い、っていうのは
本当に寂しかったわね。
『ゆかた』が好きで、
毎夏『ゆかた』を着て歩くのを楽しみにしている方々は、
来年こそ!!
と、今から
腕まくりしておられることでしょう。
「なのでェ、はじめまス!」
「ぐるるがる!」(←訳:楽しく予習!)
表紙の図柄を目にすれば、
キモノ好きな御方はすぐに気付きますよね。
上段には、『福良雀(ふくらすずめ)』。
下段には、『雪輪(ゆきわ)』。
どちらも古典的な文様ですので、
来年には姿を消してしまう、
というようなモノではありません。
つまり、
この御本で紹介されている『ゆかた』の絵柄、文様は、
どんな時代でも廃(すた)れない、
クラシカルな《和の美の傑作》が主流となっています。
「かたちィはァ、しんぷるゥにィ!」
「がるぐるる!」(←訳:色も渋めで!)
綿麻の、絞りの『ゆかた』。
歌舞伎の演目が発祥の、斧琴菊(よきこときく)や、
高麗屋格子(こうらいやこうし)。
クラシカルな『ゆかた』によく似合うのは、
伝統的な文様や織りの、
半幅の帯、名古屋帯。
来年も、その先も、
ずっと愛用できる意匠が選ばれているところに、
著者・原さんの強い意志と意図が窺えます。
「なんねんッたッてもォ~♪」
「ぐるる!」(←訳:新しい!)
天宝3年(1842年)創業の老舗染呉服屋さん
『竺仙(ちくせん)』五代目の小川文男さんが語る
《ゆかた つれづれ話》や、
きものに関する豆知識、
『ゆかた』とは一味違う『夏きもの』の魅力まで。
眺めているだけでも楽しい『ゆかた』本は、
和服和装好きな方々、
日本史好きな方々、
時代小説好きな活字マニアさんも
夢中になれる一冊ですよ。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♫
おおッ! しらさぎィ~はッけんッ!」
「がるる!ぐるがるぐる?」(←訳:虎です!冬の使者かも?)
こんにちは、ネーさです。
近所の河川敷に飛来してきた白鷺くんに、
冬の気配がひしひし……
急いで衣替えをしなくちゃ!と慌てつつも、
さあ、読書タイムもしっかりと!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 原由美子の 大人のゆかた ――
著者は原由美子(はら・ゆみこ)さん、
2020年5月に発行されました。
『きものはじめ』と副題が付されています。
ええ、『ゆかた』です。
衣類を秋冬モノに変えようかという時季ですが、
敢えて、『ゆかた』!
だって、皆さま、
『ゆかた』不足症候群、ていうか、
《夏まつり》不足症候群に陥っていませんか?
不完全燃焼感、と言ってもいいけど?
「……おまつりィ、なかッたでスゥ!」
「ぐぅるるがるっる!」(←訳:フェスもなかった!)
今年――2020年は、
既に春先から
スポーツの大会やコンサート、イベントの類は
中止や中断になっていましたが、
《夏まつり》も無い、
花火大会も無い、っていうのは
本当に寂しかったわね。
『ゆかた』が好きで、
毎夏『ゆかた』を着て歩くのを楽しみにしている方々は、
来年こそ!!
と、今から
腕まくりしておられることでしょう。
「なのでェ、はじめまス!」
「ぐるるがる!」(←訳:楽しく予習!)
表紙の図柄を目にすれば、
キモノ好きな御方はすぐに気付きますよね。
上段には、『福良雀(ふくらすずめ)』。
下段には、『雪輪(ゆきわ)』。
どちらも古典的な文様ですので、
来年には姿を消してしまう、
というようなモノではありません。
つまり、
この御本で紹介されている『ゆかた』の絵柄、文様は、
どんな時代でも廃(すた)れない、
クラシカルな《和の美の傑作》が主流となっています。
「かたちィはァ、しんぷるゥにィ!」
「がるぐるる!」(←訳:色も渋めで!)
綿麻の、絞りの『ゆかた』。
歌舞伎の演目が発祥の、斧琴菊(よきこときく)や、
高麗屋格子(こうらいやこうし)。
クラシカルな『ゆかた』によく似合うのは、
伝統的な文様や織りの、
半幅の帯、名古屋帯。
来年も、その先も、
ずっと愛用できる意匠が選ばれているところに、
著者・原さんの強い意志と意図が窺えます。
「なんねんッたッてもォ~♪」
「ぐるる!」(←訳:新しい!)
天宝3年(1842年)創業の老舗染呉服屋さん
『竺仙(ちくせん)』五代目の小川文男さんが語る
《ゆかた つれづれ話》や、
きものに関する豆知識、
『ゆかた』とは一味違う『夏きもの』の魅力まで。
眺めているだけでも楽しい『ゆかた』本は、
和服和装好きな方々、
日本史好きな方々、
時代小説好きな活字マニアさんも
夢中になれる一冊ですよ。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♫