「こんにちわッ、テディちゃでス!
きせつはァ、しょくよくのォ~あきィ~♪」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!パクパク行こう!)
こんにちは、ネーさです。
食卓を彩るマスカット、梨、リンゴや柿……
4連休最終日となった本日の読書タイムは、
食欲の秋到来に合わせて、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― トリュフの真相 ――
著者はライアン・ジェイコブズさん、
原著は2019年に、日本語版は2020年7月に発行されました。
英語原題は『THE TRUFFLE UNDERGROUND』、
『世界で最も高価なキノコ物語』と
日本語副題が付されています。
「でたッ!」
「ぐるる!」(←訳:大物だ!)
黒いダイヤモンド――トリュフ。
高級料理の世界で最も珍重される食材のひとつが、
キノコの一種であるトリュフ、ですね。
美味しくて、
大勢の料理人さんや食通さんから求められ、
でも、そんじょそこらにあるモノではないので。
「おたかいィのでス!」
「がるるるぐる!」(←訳:争奪戦も発生!)
皆が欲しがる
黒い宝石。
ええ、ポイントはここですね。
需要はあるのに、
供給量はごくわずか。
なので、お値段は高騰してゆく。
そして、大金が動く陰には……
「しんじられないィじけんがァ、いッぱいでス!」
「ぐるがるるぅるるぅるぐるる!」(←訳:これノンフィクションなのに!)
トリュフの栽培、
収穫と流通経路は秘密だらけ。
普通の農業では起こらないことが、
ここでは常識です。
窃盗。
妨害工作。
トリュフを泥棒から守るための武装。
挙句の果てには、
森でトリュフを探し当てる犬たちを排除しようと、
毒餌を仕掛けることも。
「なんたるゥ!」
「がるぐぅる!」(←訳:悪夢じゃん!)
著者・ジェイコブズさんは、
資料を集め、
入念に下調べをし、
黒トリュフの産地フランスと
白トリュフの産地イタリアへ
乗り込みます。
「ほんばのォ、とりゅふゥ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:美味しさ保証付き!)
あ、それにね、
米国オレゴン州の一部でも
トリュフが獲れるんだそうですよ。
つまるところ、
欧州、米国、
近年はオーストラリアや中国でも、
トリュフについての研究や
ビジネスが盛んになっている訳ですが……
「にせものはァ~」
「がるぐるるる!」(←訳:所詮ニセもの!)
本物のトリュフ、
最高級のトリュフを求めて
右往左往する人間たちの
悲劇と喜劇。
フィクションなのかと疑ってしまうような
強力ノンフィクション作品は、
美食家を自認する活字マニアさんに
おすすめです。
秋の味覚がお店に並ぶこの季節に、
ぜひ、一読してみてくださいね~♫
きせつはァ、しょくよくのォ~あきィ~♪」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!パクパク行こう!)
こんにちは、ネーさです。
食卓を彩るマスカット、梨、リンゴや柿……
4連休最終日となった本日の読書タイムは、
食欲の秋到来に合わせて、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

―― トリュフの真相 ――
著者はライアン・ジェイコブズさん、
原著は2019年に、日本語版は2020年7月に発行されました。
英語原題は『THE TRUFFLE UNDERGROUND』、
『世界で最も高価なキノコ物語』と
日本語副題が付されています。
「でたッ!」
「ぐるる!」(←訳:大物だ!)
黒いダイヤモンド――トリュフ。
高級料理の世界で最も珍重される食材のひとつが、
キノコの一種であるトリュフ、ですね。
美味しくて、
大勢の料理人さんや食通さんから求められ、
でも、そんじょそこらにあるモノではないので。
「おたかいィのでス!」
「がるるるぐる!」(←訳:争奪戦も発生!)
皆が欲しがる
黒い宝石。
ええ、ポイントはここですね。
需要はあるのに、
供給量はごくわずか。
なので、お値段は高騰してゆく。
そして、大金が動く陰には……
「しんじられないィじけんがァ、いッぱいでス!」
「ぐるがるるぅるるぅるぐるる!」(←訳:これノンフィクションなのに!)
トリュフの栽培、
収穫と流通経路は秘密だらけ。
普通の農業では起こらないことが、
ここでは常識です。
窃盗。
妨害工作。
トリュフを泥棒から守るための武装。
挙句の果てには、
森でトリュフを探し当てる犬たちを排除しようと、
毒餌を仕掛けることも。
「なんたるゥ!」
「がるぐぅる!」(←訳:悪夢じゃん!)
著者・ジェイコブズさんは、
資料を集め、
入念に下調べをし、
黒トリュフの産地フランスと
白トリュフの産地イタリアへ
乗り込みます。
「ほんばのォ、とりゅふゥ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:美味しさ保証付き!)
あ、それにね、
米国オレゴン州の一部でも
トリュフが獲れるんだそうですよ。
つまるところ、
欧州、米国、
近年はオーストラリアや中国でも、
トリュフについての研究や
ビジネスが盛んになっている訳ですが……
「にせものはァ~」
「がるぐるるる!」(←訳:所詮ニセもの!)
本物のトリュフ、
最高級のトリュフを求めて
右往左往する人間たちの
悲劇と喜劇。
フィクションなのかと疑ってしまうような
強力ノンフィクション作品は、
美食家を自認する活字マニアさんに
おすすめです。
秋の味覚がお店に並ぶこの季節に、
ぜひ、一読してみてくださいね~♫