「こんにちわッ、テディちゃでス!
にげまスゥ、にげますゥ~!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!引き離せ~!)
こんにちは、ネーさです。
《2020ツール・ド・フランス》第12ステージの優勝者は、
独走に持ち込んだマルク・ヒルシさん(国籍はスイス)!
グランツールは今回が初参加で、
この勝利がプロとしては初優勝!って、
まさに自転車競技選手の誉(ほま)れだわね♪
盛大な拍手を送りながら、
さあ、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― も~っと わけあって絶滅しました ――
監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
著者は丸山貴史(まるやま・たかし)さん、
2020年7月に発行されました。
《わけあって絶滅しました》シリーズ第3冊目には、
『世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』
と副題が付されています。
「ぜつめつゥ、それはァ~…」
「ぐるるがる!」(←訳:地球の歴史!)
御本冒頭の『はじめに』では、
こう述べられています。
地球の歴史は絶滅の歴史。
絶滅とは、その種類の生き物が
この世から一匹残らず消えること。
地球が誕生して以来、
数え切れないほどの生き物が生まれ、
そして絶滅してゆきました……
「でもォ、それだけじゃァないィのでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:進化もあるよ!)
そうね、『はじめに』には
絶滅と進化を繰り返し、
地球は多種多様な生き物が暮らす
豊かな星になったのです――
とも書かれています。
それを証明するかのように、
本文は、
1『よかれと思って絶滅』
2『予想外に絶滅』
3『理不尽に絶滅』
4『わけあって絶滅しそうです』
5『絶滅した…と思ったら生きてた』
6『わけあって繁栄しました』
と、6つのパートに分けて
生きものたちの興亡が描かれています。
「ぜつめつゥとォ、はんえいィ……!」
「がるぐるるる!」(←訳:鏡像みたいだ!)
取っ手のような
背びれがジャマで
絶滅しちゃったのは、
古生代の軟骨魚類のファルカトゥス。
ジュラ紀の硬骨魚類
リードシクティスは、
巨大化したのはいいけれど、
身を守るすべを持たなかったため、
絶滅……。
新生代のほ乳類
ジャイアントビーバーは、
巣を作る習性がないという、
ビーバーとしては致命的な欠陥のため、
自滅に近い絶滅……。
対照的なのは、
家畜になったために繁栄した、ウシ。
好奇心の強さが
繁栄に結び付いた、カラス。
釣りが流行ったことがきっかけで、
輸入されたら、
あれよあれよという間に
日本の河川で増えていった
ブラックバス。
「うゥ~むゥ、おおきくゥなりすぎるゥのもォ~…」
「ぐっるるがるぐる!」(←訳:すっごく不利かも!)
絶滅の理由も、
繁栄のきっかけも、
些細で、気まぐれで。
しかし、結果は、
天と地ほども
差がついてしまったのでした……。
「いッすんさきィはァ~」
「がるるるるる?」(←訳:闇なんだよね?)
また、別冊付録の
《根絶》をテーマとする小冊子
『わけあって根絶されました』は、
複雑な思いなしには読めません……
例を挙げるなら、
天然痘。
天然痘ウイルスが根絶されたのは
いいことだと思うし、
この際、
コロナウィルスも!
虫歯菌も!
他のヤバいヤツらも!
どんどん根絶へ向かわせてほしい!
のだけれど……
「みちのりはァ~…」
「ぐるがる……!」(←訳:未だ遠し……!)
進化の未来、
生き物の未来の行く先は、はたして?
カラフルなイラストと、
クスっと笑える解説の文章で迫りくる
絶滅現象の裏話図鑑は、
チビッ子諸氏はもちろん、
大人な活字マニアさんにもおすすめです。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
にげまスゥ、にげますゥ~!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!引き離せ~!)
こんにちは、ネーさです。
《2020ツール・ド・フランス》第12ステージの優勝者は、
独走に持ち込んだマルク・ヒルシさん(国籍はスイス)!
グランツールは今回が初参加で、
この勝利がプロとしては初優勝!って、
まさに自転車競技選手の誉(ほま)れだわね♪
盛大な拍手を送りながら、
さあ、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― も~っと わけあって絶滅しました ――
監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
著者は丸山貴史(まるやま・たかし)さん、
2020年7月に発行されました。
《わけあって絶滅しました》シリーズ第3冊目には、
『世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』
と副題が付されています。
「ぜつめつゥ、それはァ~…」
「ぐるるがる!」(←訳:地球の歴史!)
御本冒頭の『はじめに』では、
こう述べられています。
地球の歴史は絶滅の歴史。
絶滅とは、その種類の生き物が
この世から一匹残らず消えること。
地球が誕生して以来、
数え切れないほどの生き物が生まれ、
そして絶滅してゆきました……
「でもォ、それだけじゃァないィのでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:進化もあるよ!)
そうね、『はじめに』には
絶滅と進化を繰り返し、
地球は多種多様な生き物が暮らす
豊かな星になったのです――
とも書かれています。
それを証明するかのように、
本文は、
1『よかれと思って絶滅』
2『予想外に絶滅』
3『理不尽に絶滅』
4『わけあって絶滅しそうです』
5『絶滅した…と思ったら生きてた』
6『わけあって繁栄しました』
と、6つのパートに分けて
生きものたちの興亡が描かれています。
「ぜつめつゥとォ、はんえいィ……!」
「がるぐるるる!」(←訳:鏡像みたいだ!)
取っ手のような
背びれがジャマで
絶滅しちゃったのは、
古生代の軟骨魚類のファルカトゥス。
ジュラ紀の硬骨魚類
リードシクティスは、
巨大化したのはいいけれど、
身を守るすべを持たなかったため、
絶滅……。
新生代のほ乳類
ジャイアントビーバーは、
巣を作る習性がないという、
ビーバーとしては致命的な欠陥のため、
自滅に近い絶滅……。
対照的なのは、
家畜になったために繁栄した、ウシ。
好奇心の強さが
繁栄に結び付いた、カラス。
釣りが流行ったことがきっかけで、
輸入されたら、
あれよあれよという間に
日本の河川で増えていった
ブラックバス。
「うゥ~むゥ、おおきくゥなりすぎるゥのもォ~…」
「ぐっるるがるぐる!」(←訳:すっごく不利かも!)
絶滅の理由も、
繁栄のきっかけも、
些細で、気まぐれで。
しかし、結果は、
天と地ほども
差がついてしまったのでした……。
「いッすんさきィはァ~」
「がるるるるる?」(←訳:闇なんだよね?)
また、別冊付録の
《根絶》をテーマとする小冊子
『わけあって根絶されました』は、
複雑な思いなしには読めません……
例を挙げるなら、
天然痘。
天然痘ウイルスが根絶されたのは
いいことだと思うし、
この際、
コロナウィルスも!
虫歯菌も!
他のヤバいヤツらも!
どんどん根絶へ向かわせてほしい!
のだけれど……
「みちのりはァ~…」
「ぐるがる……!」(←訳:未だ遠し……!)
進化の未来、
生き物の未来の行く先は、はたして?
カラフルなイラストと、
クスっと笑える解説の文章で迫りくる
絶滅現象の裏話図鑑は、
チビッ子諸氏はもちろん、
大人な活字マニアさんにもおすすめです。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪