「こんにちわッ、テディちゃでス!
せんしゅさんもォ、すたッふさんもォ、がんばッ!」
「がるる!ぐるるるる!」(←訳:虎です!めげないで!)
こんにちは、ネーさです。
休息日明けの《2020ツール・ド・フランス》は、
選手さんたち全員のPCR検査結果が陰性と判明して、
ホッとひと安心……と思ったら、
なんと大会ディレクターさんに陽性反応が出、
自主隔離へ?
予想外の出来事に動揺を抑えきれませんが、
とにかく選手さんスタッフさんの無事を願いつつ、
さあ、気力を奮い起こして読書タイムです……!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 華麗なる『バレエ・リュス』と舞台芸術の世界――
解説・監修は海野弘(うんの・ひろし)さん、
2020年8月に発行されました。
『The Great ”Ballets Russes ”and Modern Art』と英語題名が、
『ロシア・バレエとモダン・アート』と
日本語副題が付されています。
「おッ、おもいィ~!」
「ぐる~!」(←訳:厚い~!)
はい!
海野弘さん監修のもと、
パイインターナショナルさんから刊行されている
《夢見るアートブック》シリーズの最新作は、
シリーズ最厚!
重い!
なおかつ、
重さに相応しい内容超充実ぶりですよ。
「そこはァ、はなのォみやこォ……!」
「がるるぐる!」(←訳:憧れのパリ!)
20世紀初頭、
ロシアからやって来た『バレエ・リュス』は、
フランスに、いえ、欧州全体に
大きな衝撃をもたらしました。
それは、一言でいうと……
「こんなばれえェ、みたことォないィ!」
「ぐるる!」(←訳:魂消た!)
セルゲイ・ディアギレフさん(1872~1929)。
彼が率いるバレエ団の公演は、
当初はロシアの文化を色濃く打ち出したものでしたが、
やがては欧州の一流芸術家さんたちの協力を得て、
世紀を象徴するムーブメントへと
転換してゆきます。
ピカソさん、シャネルさん、
バクストさん、ストラヴィンスキーさん。
さらには、
バレエ団の柱ともいうべき伝説のダンサー――
ニジンスキーさん、タマーラ・カルサ―ヴィナさん、
レオニード・マシーンさんたちなしに
現代のバレエを語ることはできません。
「いしょうゥ、すばらしいィでス!」
「がるるるる!」(←訳:舞台美術も!)
この御本では、
第1章 銀の時代――ロシアの世紀末『バレエ・リュス』の源泉
第2章 『バレエ・リュスの時代』1909-1929 ロシアから世界へ
第3章 『バレエ・リュス』と同時代の舞台美術
と3つの章に分けて、
『バレエ・リュス』に於ける
舞台美術の軌跡が描かれています。
とりわけ驚倒させられるのは、
第2章の『バレエ・リュス』最盛期!
衣装デザイン画の革新度の高さ!
「いまァみてもォ~」
「ぐるがるるる!」(←訳:全然古くない!)
100年前のデザイン画なのに、
今も変わらぬ”新しさ“を
私たちに伝えてくれるのは、
海野さんの頼れる解説文と、
デザイナー原条令子さんによる妖美な装幀です。
1ページ1ページごとの、
これしかない!な配色と、
こう来るか!な意匠は、
眼福としか言いようがなくて。
「ますますゥきたいィ、しちゃうゥのでスゥ!」
「がるるぐるるる??」(←訳:次作はどうなる??)
晩年のディアギレフさんは、
情熱の対象を
バレエからオペラに移していたといいます。
もしも、ディアギレフさん版の豪壮な《指輪》や
『魔笛』『椿姫』が創られていたら……?
などと楽しく夢想させられるアートブックは、
全活字マニアさんにおすすめですよ。
書店さんのアート本コーナーで、
ぜひ、探してみてくださいね♪
せんしゅさんもォ、すたッふさんもォ、がんばッ!」
「がるる!ぐるるるる!」(←訳:虎です!めげないで!)
こんにちは、ネーさです。
休息日明けの《2020ツール・ド・フランス》は、
選手さんたち全員のPCR検査結果が陰性と判明して、
ホッとひと安心……と思ったら、
なんと大会ディレクターさんに陽性反応が出、
自主隔離へ?
予想外の出来事に動揺を抑えきれませんが、
とにかく選手さんスタッフさんの無事を願いつつ、
さあ、気力を奮い起こして読書タイムです……!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 華麗なる『バレエ・リュス』と舞台芸術の世界――
解説・監修は海野弘(うんの・ひろし)さん、
2020年8月に発行されました。
『The Great ”Ballets Russes ”and Modern Art』と英語題名が、
『ロシア・バレエとモダン・アート』と
日本語副題が付されています。
「おッ、おもいィ~!」
「ぐる~!」(←訳:厚い~!)
はい!
海野弘さん監修のもと、
パイインターナショナルさんから刊行されている
《夢見るアートブック》シリーズの最新作は、
シリーズ最厚!
重い!
なおかつ、
重さに相応しい内容超充実ぶりですよ。
「そこはァ、はなのォみやこォ……!」
「がるるぐる!」(←訳:憧れのパリ!)
20世紀初頭、
ロシアからやって来た『バレエ・リュス』は、
フランスに、いえ、欧州全体に
大きな衝撃をもたらしました。
それは、一言でいうと……
「こんなばれえェ、みたことォないィ!」
「ぐるる!」(←訳:魂消た!)
セルゲイ・ディアギレフさん(1872~1929)。
彼が率いるバレエ団の公演は、
当初はロシアの文化を色濃く打ち出したものでしたが、
やがては欧州の一流芸術家さんたちの協力を得て、
世紀を象徴するムーブメントへと
転換してゆきます。
ピカソさん、シャネルさん、
バクストさん、ストラヴィンスキーさん。
さらには、
バレエ団の柱ともいうべき伝説のダンサー――
ニジンスキーさん、タマーラ・カルサ―ヴィナさん、
レオニード・マシーンさんたちなしに
現代のバレエを語ることはできません。
「いしょうゥ、すばらしいィでス!」
「がるるるる!」(←訳:舞台美術も!)
この御本では、
第1章 銀の時代――ロシアの世紀末『バレエ・リュス』の源泉
第2章 『バレエ・リュスの時代』1909-1929 ロシアから世界へ
第3章 『バレエ・リュス』と同時代の舞台美術
と3つの章に分けて、
『バレエ・リュス』に於ける
舞台美術の軌跡が描かれています。
とりわけ驚倒させられるのは、
第2章の『バレエ・リュス』最盛期!
衣装デザイン画の革新度の高さ!
「いまァみてもォ~」
「ぐるがるるる!」(←訳:全然古くない!)
100年前のデザイン画なのに、
今も変わらぬ”新しさ“を
私たちに伝えてくれるのは、
海野さんの頼れる解説文と、
デザイナー原条令子さんによる妖美な装幀です。
1ページ1ページごとの、
これしかない!な配色と、
こう来るか!な意匠は、
眼福としか言いようがなくて。
「ますますゥきたいィ、しちゃうゥのでスゥ!」
「がるるぐるるる??」(←訳:次作はどうなる??)
晩年のディアギレフさんは、
情熱の対象を
バレエからオペラに移していたといいます。
もしも、ディアギレフさん版の豪壮な《指輪》や
『魔笛』『椿姫』が創られていたら……?
などと楽しく夢想させられるアートブックは、
全活字マニアさんにおすすめですよ。
書店さんのアート本コーナーで、
ぜひ、探してみてくださいね♪