「こんにちわッ、テディちゃでス!
ゆれるゥ~すすきィ!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!河原でゆさゆさ!)
こんにちは、ネーさです。
お月見の宴が過ぎても、
近所の河川敷では
ススキの穂が波のように揺れていますよ。
これも秋の風物詩だなぁ~と眺望を楽しみながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 東京老舗の名建築 ――
著者は二階さちえ さん、2020年6月に発行されました。
↑この題名と、表紙のお写真から、
ええ、分かっちゃいますよね。
「とうきょうゥ、ッてェいうよりィ~…」
「ぐるるがるる!」(←訳:これはお江戸!)
江戸の町景色とは
こういうものだったろうか、と
観る者の空想力を掻き立てる
由緒ある東京の名建築。
古い建築物なんて
そこらじゅうにあるさ、というのは、
ここ日本に於いては、
言いたくても言えないセリフなのですが、
何故ならば――
「もくぞうゥ、なのでス!」
「がるぐるるる!」(←訳:火に弱いんだ!)
御本冒頭の『はじめに』で、
著者・二階さんは分析しています。
東京には
江戸の味を今に伝える老舗飲食店が
たくさんあるけれども、
創業当時の姿を留めているお店は
数少ない……。
その理由は、3つ。
一つ目は、関東大震災。
1923年(大正12年)9月に起こった地震により、
首都圏とその周辺の建物10万棟以上が
倒壊したり、
火災で焼失したのです。
二つ目は、東京大空襲。
1945年(昭和20年)の
アメリカ軍による爆撃は
東京区部だけでも60回以上も行われ、
首都・東京の木造建築の多くが
炎に呑み込まれてしまったのでした。
そして三つ目は、
1986年(昭和61年)から
1991年(平成3年)にかけての
バブル景気。
都心の土地は法外な値段で売却され、
新しいビルに建て替えられることに……。
「うううゥ! もッたいィないィ~!」
「ぐるがるぅ!」(←訳:残念だよう!)
地震と、戦争と、バブル景気。
3つの災難を乗り越えた建物は、
少数ではありますが、
存在します。
表紙を飾る、
『虎ノ門大坂屋砂場』さん。
日本最古といわれる居酒屋、
神田の『みますや』さん。
江戸川乱歩さんも通った
古書店街の天麩羅屋
『はちまき』さん。
モザイク壁画が
暖色の照明に浮かび上がる
『ビヤホールライオン銀座七丁目店』さん。
「うゥ~むゥ! どのォおみせもォ~」
「がるるぐる!」(←訳:お見事です!)
地震や戦災に屈せず
世紀を超えて生き残った建物は
奇跡のような存在です。
それにまた、
建物を守り、
維持してきた各お店の継承者さんたちも、
奇跡的な存在でしょう。
第1章では神田・根津、
第2章では人形町・銀座・渋谷、
第3章では浅草・森下、と
東京の町に点在する
名建築たちのあで姿を、
皆さま、ぜひ、ご覧になってくださいね~♪
ゆれるゥ~すすきィ!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!河原でゆさゆさ!)
こんにちは、ネーさです。
お月見の宴が過ぎても、
近所の河川敷では
ススキの穂が波のように揺れていますよ。
これも秋の風物詩だなぁ~と眺望を楽しみながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 東京老舗の名建築 ――
著者は二階さちえ さん、2020年6月に発行されました。
↑この題名と、表紙のお写真から、
ええ、分かっちゃいますよね。
「とうきょうゥ、ッてェいうよりィ~…」
「ぐるるがるる!」(←訳:これはお江戸!)
江戸の町景色とは
こういうものだったろうか、と
観る者の空想力を掻き立てる
由緒ある東京の名建築。
古い建築物なんて
そこらじゅうにあるさ、というのは、
ここ日本に於いては、
言いたくても言えないセリフなのですが、
何故ならば――
「もくぞうゥ、なのでス!」
「がるぐるるる!」(←訳:火に弱いんだ!)
御本冒頭の『はじめに』で、
著者・二階さんは分析しています。
東京には
江戸の味を今に伝える老舗飲食店が
たくさんあるけれども、
創業当時の姿を留めているお店は
数少ない……。
その理由は、3つ。
一つ目は、関東大震災。
1923年(大正12年)9月に起こった地震により、
首都圏とその周辺の建物10万棟以上が
倒壊したり、
火災で焼失したのです。
二つ目は、東京大空襲。
1945年(昭和20年)の
アメリカ軍による爆撃は
東京区部だけでも60回以上も行われ、
首都・東京の木造建築の多くが
炎に呑み込まれてしまったのでした。
そして三つ目は、
1986年(昭和61年)から
1991年(平成3年)にかけての
バブル景気。
都心の土地は法外な値段で売却され、
新しいビルに建て替えられることに……。
「うううゥ! もッたいィないィ~!」
「ぐるがるぅ!」(←訳:残念だよう!)
地震と、戦争と、バブル景気。
3つの災難を乗り越えた建物は、
少数ではありますが、
存在します。
表紙を飾る、
『虎ノ門大坂屋砂場』さん。
日本最古といわれる居酒屋、
神田の『みますや』さん。
江戸川乱歩さんも通った
古書店街の天麩羅屋
『はちまき』さん。
モザイク壁画が
暖色の照明に浮かび上がる
『ビヤホールライオン銀座七丁目店』さん。
「うゥ~むゥ! どのォおみせもォ~」
「がるるぐる!」(←訳:お見事です!)
地震や戦災に屈せず
世紀を超えて生き残った建物は
奇跡のような存在です。
それにまた、
建物を守り、
維持してきた各お店の継承者さんたちも、
奇跡的な存在でしょう。
第1章では神田・根津、
第2章では人形町・銀座・渋谷、
第3章では浅草・森下、と
東京の町に点在する
名建築たちのあで姿を、
皆さま、ぜひ、ご覧になってくださいね~♪