テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ミュージアムという名の、底なし沼へ ~

2020-10-30 23:33:26 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あしたはァ、はッぴきィ~はろうィんッ!」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!満月のね!)

 こんにちは、ネーさです。
 今年のハロウィンは46年ぶりに満月!
 なおかつ、ブルームーン(ひと月で二度目の満月)で、
 マイクロムーン(2020年最小の満月)!
 次のブルームーンは2023年8月だそうですから、
 レアなお月さまをたっぷり楽しんでくださいね♪
 では、お家ハロウィンの支度をしながら、
 本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!

  



     ―― 博物館ななめ歩き ――



 著者は久世番子(くぜ・ばんこ)さん、
 監修は栗原祐司(くりはら・ゆうじ)さん、
 2020年10月に発行されました。

「またまたァ、とうじょうゥなのでスゥ!」
「ぐるが~る!」(←訳:番子さ~ん!)

 ええ、つい先日、
 番子さん著『神は細部に宿るのよ 6』を
 ご紹介したばかりなんですけれど、
 『神宿6』と同時期に刊行されたこの御本も
 見逃せませんよ。

 しかも、この『博物館ななめ歩き』では、
 番子さんに相棒が?!?

「あいぼうゥとォ、いうよりィ~…」
「がるぐる!」(←訳:鬼に金棒!)

 心強くも頼もしい、
 相棒さんのお名前は、
 栗原祐司さん。

 初対面時、
 栗原さんの名刺をいただいた番子さんは
 驚きました。

   文科省キャリア組!
   エリートさんだわ!

 そしてまた、
 栗原さんは番子さんを小躍りさせてしまう
 ”もうひとつの顔“を持っていたのです。

「それはァ~…!」
「ぐぅーるるるがるーる!」(←訳:ミュージアムフリーク!)

 博物館大好き!!!な栗原さんとチームを組み、
 番子さんは博物館を訪ね歩くことになりました。

 東京都内、
 あるいは京都や奈良の、
 90を超えるミュージアムの、
 それぞれが掲げるテーマは、

 かるた、
 銀行、
 図書文化館、
 ボタン、
 ネオン看板、
 容器文化、
 駄菓子屋ゲーム、
 文化財保存修理所、
 装飾古墳、
 引揚記念館……

「ふわわァ~…そんなにィ??」
「がるるるぐるるる……!」(←訳:いろいろあるんだ……!)

 世界最小のミュージアム、
 つまみかんざし博物館。

 ハチ公くん&
 ハチ公くんの飼い主・上野英三郎博士を
 詳しく知りたいなら、
 東京大学大学院の農学生命科学研究科農学資料館/
 国立科学博物館へ。

 日本の歴史を語る
 正倉院の宝物を拝見したいなら、
 奈良国立博物館へ。

 栗原さんと番子さんのミュージアム旅に
 終わりはありません♫

「まだまだァ、たずねてみたいィ~!」
「ぐるがるる!」(←訳:知の殿堂を!)

 ミュージアムが大好き過ぎる栗原さん、
 現在のお仕事は、なんと、
 京都国立博物館の
 副館長さん!
 
 いやいや、
 ミュージアム愛なら
 番子さんにも栗原さんにも負けないぞ!
 と自負する活字マニアさんは、
 ぜひ、この御本を手に取ってみてくださいね。
 すぐにでも行ってみたくなる博物館が
 きっと見つかりますよ♪
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする