「こんにちわッ、テディちゃでス!
おかえりィなさいッ、みゅうじッくゥてィ~!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!華麗なる転職!)
こんにちは、ネーさです。
NHK朝ドラ『エール』の大人気キャラ、
ミュージックティーチャーが
タロットティーチャーへと変身して帰ってきました♪
明日以降も大活躍してくれることを願いながら、
さあ、ここからは読書タイムです。
本日は、“華麗”つながりで、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 探偵は御簾(みす)の中 ――
著者は汀こるもの さん、2020年5月に発行されました。
『検非違使と奥さまの平安事件簿』と
副題が付されています。
表紙はコミック風のイラストで、
題名・副題からは時代背景や設定もわかりやすくて、
全体にポップなデザインの文庫で、
となると、
ああ、これってライトノベルなのね、と
思われる御方もおられましょうが……
「だまされてはァ、いけないィのでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:クセ者だよう!)
著者・汀(みぎわ)さんの
メフィスト賞を受賞したデビュー作
『パラダイス・クローズド』は
堂々たる本格ミステリでした。
なので、私ネーさ、邪推いたしましたよ。
あの怪作をモノした作家さんが、
フツーの平安王朝ミステリを書くはずはないわ!
「そしたらァ、やぱりィ!」
「がるる!」(←訳:来たね!)
名家の次男坊ちゃまであるせいか、
のんびりと優しい性格の、
祐高(すけたか)さん。
同じく名家のお姫さまの、
頭脳明晰、文才も豊かな、
忍(しのぶ)さん。
このおふたりは、
大恋愛の末……ではなく、
それぞれのお家の都合で、
結婚するに到りました。
「つまりィ~…」
「ぐるがる!」(←訳:政略結婚!)
オトナたちの駆け引きで
仕立て上げられた婚姻、ではあったものの、
若君・祐高さんと
姫君・忍さん、
意外にも相性が良かったようです。
結婚以来、8年。
家の内に波風が立つこともなく、
祐高さんは順調に出世して、
いまや、都の平穏の守り手――
検非違使のトップ!
朝廷の重鎮のひとり、
と言える立ち位置です。
「わおゥ! はくしゅゥ!」
「ぐるっるるる!」(←訳:頑張ってるね!)
検非違使のお仕事はハードワーク。
忍さんの出産を祝って宴三昧したくとも、
呼び出されれば
事件現場に急行しなくてはなりません。
そして、
厄介な人間関係を上手に捌きつつ、
犯人を特定し、
人びとの不安を取り除かなくては。
「でもォ、このォじけんッ!」
「がるるるるるるぅ~…」(←訳:入り組んでるなぁ~…)
忍さんの知恵を借り、
自分自身でも頭脳をフル回転させ、
祐高さんは事件の解決……というより、
“穏便な着地点“を探し求めます。
都の平穏平和を守り抜くためには、
裏ワザの一つや二つ、
使いこなさねば……!
「つかいィこなせてるゥ?」
「ぐるがるるるるるる!」(←訳:いや振り回されてる!)
姫とふたりで、
ときには独りで、
祐高さんが見る平安朝の物語とは。
《王朝ロマン》あるいは《王朝ミステリ》の
パロディ作品とも取れる
“変調安楽椅子探偵物語“は、
歴史ミステリ好きさんに
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
おかえりィなさいッ、みゅうじッくゥてィ~!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!華麗なる転職!)
こんにちは、ネーさです。
NHK朝ドラ『エール』の大人気キャラ、
ミュージックティーチャーが
タロットティーチャーへと変身して帰ってきました♪
明日以降も大活躍してくれることを願いながら、
さあ、ここからは読書タイムです。
本日は、“華麗”つながりで、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 探偵は御簾(みす)の中 ――
著者は汀こるもの さん、2020年5月に発行されました。
『検非違使と奥さまの平安事件簿』と
副題が付されています。
表紙はコミック風のイラストで、
題名・副題からは時代背景や設定もわかりやすくて、
全体にポップなデザインの文庫で、
となると、
ああ、これってライトノベルなのね、と
思われる御方もおられましょうが……
「だまされてはァ、いけないィのでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:クセ者だよう!)
著者・汀(みぎわ)さんの
メフィスト賞を受賞したデビュー作
『パラダイス・クローズド』は
堂々たる本格ミステリでした。
なので、私ネーさ、邪推いたしましたよ。
あの怪作をモノした作家さんが、
フツーの平安王朝ミステリを書くはずはないわ!
「そしたらァ、やぱりィ!」
「がるる!」(←訳:来たね!)
名家の次男坊ちゃまであるせいか、
のんびりと優しい性格の、
祐高(すけたか)さん。
同じく名家のお姫さまの、
頭脳明晰、文才も豊かな、
忍(しのぶ)さん。
このおふたりは、
大恋愛の末……ではなく、
それぞれのお家の都合で、
結婚するに到りました。
「つまりィ~…」
「ぐるがる!」(←訳:政略結婚!)
オトナたちの駆け引きで
仕立て上げられた婚姻、ではあったものの、
若君・祐高さんと
姫君・忍さん、
意外にも相性が良かったようです。
結婚以来、8年。
家の内に波風が立つこともなく、
祐高さんは順調に出世して、
いまや、都の平穏の守り手――
検非違使のトップ!
朝廷の重鎮のひとり、
と言える立ち位置です。
「わおゥ! はくしゅゥ!」
「ぐるっるるる!」(←訳:頑張ってるね!)
検非違使のお仕事はハードワーク。
忍さんの出産を祝って宴三昧したくとも、
呼び出されれば
事件現場に急行しなくてはなりません。
そして、
厄介な人間関係を上手に捌きつつ、
犯人を特定し、
人びとの不安を取り除かなくては。
「でもォ、このォじけんッ!」
「がるるるるるるぅ~…」(←訳:入り組んでるなぁ~…)
忍さんの知恵を借り、
自分自身でも頭脳をフル回転させ、
祐高さんは事件の解決……というより、
“穏便な着地点“を探し求めます。
都の平穏平和を守り抜くためには、
裏ワザの一つや二つ、
使いこなさねば……!
「つかいィこなせてるゥ?」
「ぐるがるるるるるる!」(←訳:いや振り回されてる!)
姫とふたりで、
ときには独りで、
祐高さんが見る平安朝の物語とは。
《王朝ロマン》あるいは《王朝ミステリ》の
パロディ作品とも取れる
“変調安楽椅子探偵物語“は、
歴史ミステリ好きさんに
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪