「こんにちわッ、テディちゃでス!
そろそろォ、はろうィ~んッ♪」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!今年はお家で!)
こんにちは、ネーさです。
お家で過ごすハロウィーンに向けて、
デパ地下やスーパーマーケットでは
ハロウィーン用のお菓子がひしめいていますね。
可愛いなぁ♪買っちゃおうかしら♫なぁんて
あちこちのお店をチェックしつつ、
さあ、読書タイムも抜かりなく。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― シャネル CHANEL ――
著者は川島ルミ子さん、2020年7月に発行されました。
『シャネルを変えた8人のレジェンドと生きている言葉』
と副題が付されています。
ココ・シャネルさんこと
ガブリエル・ボヌール・シャネルさん(1883~1971)。
フランスのモード史上でも唯一無二、
没して半世紀を経た現在に到っても
大きな影響力を持つクリエイターとして、
広く知られている御方ですね。
「しゅッぱつてんはァ、ぼうしィ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:帽子から衣服へ!)
1909年春、パリ17区に
ココ・シャネルさんはお店を開きました。
といっても、
それはドレスや香水のお店ではなく、
高級帽子店でした。
このとき、ココ・シャネルさんは
まだ25歳。
財産はなく、
ファッション界での実績もない彼女が、
どうしていきなりパリに
お店を構えることが出来たのかというと。
そこには、或る大富豪さんの存在が。
「わおゥ! せんけいのォめいィ、ありィ!」
「がるぐる!」(←訳:慧眼だね!)
ココ・シャネルさんのセンスを
理解し、評価し、後押ししてくれた
男女8人。
この御本は、いわゆる
“シャネルの生涯を辿る伝記本”ではありません。
ココ・シャネルさんを主役としながらも、
同じ時代を生き、
彼女の人生を決定付けた人々に光を当てた
“人物評伝集“というべきでしょうか。
本文の、第1章に登場するのが
フランスの大富豪、エティエンヌ・バルサンさん。
第2章では、イギリス人実業家の
アーサー・カペルさん。
第3章では、フランス社交界の女王
ミシア・セールさん。
第4章では、作曲家ストラヴィンスキーさん。
第5章では、ロシア貴族の
ドミトリー・パブロヴィッチ大公。
第6章では、詩人のピエール・ルヴェルディさん。
第7章では、英国のウエストミンスター公爵。
第8章では、花型イラストレーターの
ポール・イリブさん。
「ふわわッ! ゆうめいじんッ!」
「ぐるるるるぅ!」(←訳:セレブリティ!)
大富豪に大貴族、
社交界の女王。
いったいシャネルさんは
どうやってそんな人物たちの知己を得たのか、
知り合って以降
どんな風に親しくなっていったのか、
そして、
彼/彼女たちから何を学び、
自身のクリエイティビティを深化させていったのか、
シャネルさんの“名言”を織り入れながら、
著者・川島さんは綴ってゆきます。
もうね、これが本当に面白くって、
私ネーさ、一気読みでした!
「わかりィやすくてェ!」
「がるるぐるるるっる!」(←訳:しかもドラマチック!)
ウエストミンスター公爵や
ミシア・セールさんとのお話は
聞き知ってはいたんですけれど、
実業家カペルさんとの馴れ初めについては
この御本で初めて知りました。
シャネルさんの《最愛のひと》って、
そうかぁ、カペルさんだったのね……。
「こいびとォ?」
「ぐっる?」(←訳:親友?)
恋人であり、
親友であり、
同志でもあり、
ソウルメイト。
そのすべてであって、
どれとも違う、
かけがえのない《誰か》。
まるで運命の星に魅入られたかのように
シャネルさんが次々に《誰か》と出会ってゆく物語は、
ノンフィクション好きな方々に、
伝記好き&歴史好きな活字マニアさんにも
おすすめです。
どうかぜひ、一読してみてくださいね♪
そろそろォ、はろうィ~んッ♪」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!今年はお家で!)
こんにちは、ネーさです。
お家で過ごすハロウィーンに向けて、
デパ地下やスーパーマーケットでは
ハロウィーン用のお菓子がひしめいていますね。
可愛いなぁ♪買っちゃおうかしら♫なぁんて
あちこちのお店をチェックしつつ、
さあ、読書タイムも抜かりなく。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― シャネル CHANEL ――
著者は川島ルミ子さん、2020年7月に発行されました。
『シャネルを変えた8人のレジェンドと生きている言葉』
と副題が付されています。
ココ・シャネルさんこと
ガブリエル・ボヌール・シャネルさん(1883~1971)。
フランスのモード史上でも唯一無二、
没して半世紀を経た現在に到っても
大きな影響力を持つクリエイターとして、
広く知られている御方ですね。
「しゅッぱつてんはァ、ぼうしィ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:帽子から衣服へ!)
1909年春、パリ17区に
ココ・シャネルさんはお店を開きました。
といっても、
それはドレスや香水のお店ではなく、
高級帽子店でした。
このとき、ココ・シャネルさんは
まだ25歳。
財産はなく、
ファッション界での実績もない彼女が、
どうしていきなりパリに
お店を構えることが出来たのかというと。
そこには、或る大富豪さんの存在が。
「わおゥ! せんけいのォめいィ、ありィ!」
「がるぐる!」(←訳:慧眼だね!)
ココ・シャネルさんのセンスを
理解し、評価し、後押ししてくれた
男女8人。
この御本は、いわゆる
“シャネルの生涯を辿る伝記本”ではありません。
ココ・シャネルさんを主役としながらも、
同じ時代を生き、
彼女の人生を決定付けた人々に光を当てた
“人物評伝集“というべきでしょうか。
本文の、第1章に登場するのが
フランスの大富豪、エティエンヌ・バルサンさん。
第2章では、イギリス人実業家の
アーサー・カペルさん。
第3章では、フランス社交界の女王
ミシア・セールさん。
第4章では、作曲家ストラヴィンスキーさん。
第5章では、ロシア貴族の
ドミトリー・パブロヴィッチ大公。
第6章では、詩人のピエール・ルヴェルディさん。
第7章では、英国のウエストミンスター公爵。
第8章では、花型イラストレーターの
ポール・イリブさん。
「ふわわッ! ゆうめいじんッ!」
「ぐるるるるぅ!」(←訳:セレブリティ!)
大富豪に大貴族、
社交界の女王。
いったいシャネルさんは
どうやってそんな人物たちの知己を得たのか、
知り合って以降
どんな風に親しくなっていったのか、
そして、
彼/彼女たちから何を学び、
自身のクリエイティビティを深化させていったのか、
シャネルさんの“名言”を織り入れながら、
著者・川島さんは綴ってゆきます。
もうね、これが本当に面白くって、
私ネーさ、一気読みでした!
「わかりィやすくてェ!」
「がるるぐるるるっる!」(←訳:しかもドラマチック!)
ウエストミンスター公爵や
ミシア・セールさんとのお話は
聞き知ってはいたんですけれど、
実業家カペルさんとの馴れ初めについては
この御本で初めて知りました。
シャネルさんの《最愛のひと》って、
そうかぁ、カペルさんだったのね……。
「こいびとォ?」
「ぐっる?」(←訳:親友?)
恋人であり、
親友であり、
同志でもあり、
ソウルメイト。
そのすべてであって、
どれとも違う、
かけがえのない《誰か》。
まるで運命の星に魅入られたかのように
シャネルさんが次々に《誰か》と出会ってゆく物語は、
ノンフィクション好きな方々に、
伝記好き&歴史好きな活字マニアさんにも
おすすめです。
どうかぜひ、一読してみてくださいね♪