「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふァ~…きんもくせいィがァ、ちッちゃうゥ~…!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!台風のせいだ!)
こんにちは、ネーさです。
ちょうど1年前でしたね、
ラグビーW杯に日本中が沸いている最中に
大型台風が襲来して、
甚大な被害をもたらしたのは……
今回は何の被害もありませんようにと願いつつ、
さあ、読書タイムです。
本日は、危急の場合に頼りたいこちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 疫病退散 ――
著者は島田裕巳(しまだ・ひろみ)さん、
2020年9月に発行されました。
『日本の護符ベスト10』と副題が付されています。
「うむゥ? それッてェ、もしやッ??」
「ぐるるるがる?」(←訳:アマビエさま?)
そうね、
SNSでの小さなつぶやきから
アッと言う間に日本中に、
いえ、海外へも広まった
《アマビエ》さま。
その驚異的な拡散ぶりに、
私たちはあらためて、
《護符》というもの、
21世紀の現在になっても
如何に人びとが心細さを感じて
《護符》を求めているのかを
身に染みて知ることになりました。
そして、この2020年という年に
大注目を浴びたのは
《アマビエ》さまでしたが、
歴史を振り返れば……
「わおゥ! しらなかッたでス!」
「がるるるぐるるる?」(←訳:こんなにいろいろ?)
『日本の護符ベスト10』として
この御本で紹介されているのは、
《角大師(つのだいし)》
《牛頭天王(ごずてんのう)》
《蘇民将来(そみんしょうらい)》
《天刑星(てんけいせい)》
《鍾馗(しょうき)》
《虎狼狸(ころうり)》
《アマビエ》
《件(くだん)》
《摩多羅神(またらじん)》
《源為朝(みまもとのためとも)》。
御本の表紙にもなっている《角大師》さまは、
ええ、目にした記憶があります。
《牛頭天王》さまは、
泉鏡花さんの作品にも登場するわね。
《蘇民将来》さまと《鍾馗》さまは
お祭りでは人気者ですし、
《虎狼狸》さま、《件》さま、《摩多羅神》さまは
時代小説で描かれたりもしていて……。
「ふァいッ! ゆうめいィでスゥ~!」
「ぐるがるぐるる……?」(←訳:でもこのひとは……?)
10の《護符》のうち、
異例とも言えるのは、
《源為朝》さま、
いえ、為朝さん、と敢えて親しくお呼びしたい
源氏の武将さんです。
浮世絵では人気のキャラである為朝さんが、
どういった経緯で《護符》になったのか、
著者・島田さんは
鮮やかに解き明かしてゆきます。
苦難にも逆境にも決して膝を屈しない
生命の力、
孤島で生きる人々に
生きる力を与えた為朝さんの“強さ”を。
「じじつとォ、でんせつゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:不思議な融合!)
長いトンネルに出口が見えてくるのは、
いつになるのか――
『疱瘡(ほうそう)』退治に
大いに力を発揮したという
為朝さんの略伝をはじめ、
大スターになってしまったのに
まだまだ謎が多い《アマビエ》さまの物語、
様々なバリエーションを生み出す
《角大師》さま誕生秘話など、
《護符》のエピソードは
日本の歴史と直結しています。
出口の光が見えてくる日を待ちながら、
《アマビエ》さまファンの方々、
歴史好きな活字マニアさんも、
ぜひ、手に取ってみてくださいね♪
ふァ~…きんもくせいィがァ、ちッちゃうゥ~…!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!台風のせいだ!)
こんにちは、ネーさです。
ちょうど1年前でしたね、
ラグビーW杯に日本中が沸いている最中に
大型台風が襲来して、
甚大な被害をもたらしたのは……
今回は何の被害もありませんようにと願いつつ、
さあ、読書タイムです。
本日は、危急の場合に頼りたいこちらの御本を、どうぞ~♪

―― 疫病退散 ――
著者は島田裕巳(しまだ・ひろみ)さん、
2020年9月に発行されました。
『日本の護符ベスト10』と副題が付されています。
「うむゥ? それッてェ、もしやッ??」
「ぐるるるがる?」(←訳:アマビエさま?)
そうね、
SNSでの小さなつぶやきから
アッと言う間に日本中に、
いえ、海外へも広まった
《アマビエ》さま。
その驚異的な拡散ぶりに、
私たちはあらためて、
《護符》というもの、
21世紀の現在になっても
如何に人びとが心細さを感じて
《護符》を求めているのかを
身に染みて知ることになりました。
そして、この2020年という年に
大注目を浴びたのは
《アマビエ》さまでしたが、
歴史を振り返れば……
「わおゥ! しらなかッたでス!」
「がるるるぐるるる?」(←訳:こんなにいろいろ?)
『日本の護符ベスト10』として
この御本で紹介されているのは、
《角大師(つのだいし)》
《牛頭天王(ごずてんのう)》
《蘇民将来(そみんしょうらい)》
《天刑星(てんけいせい)》
《鍾馗(しょうき)》
《虎狼狸(ころうり)》
《アマビエ》
《件(くだん)》
《摩多羅神(またらじん)》
《源為朝(みまもとのためとも)》。
御本の表紙にもなっている《角大師》さまは、
ええ、目にした記憶があります。
《牛頭天王》さまは、
泉鏡花さんの作品にも登場するわね。
《蘇民将来》さまと《鍾馗》さまは
お祭りでは人気者ですし、
《虎狼狸》さま、《件》さま、《摩多羅神》さまは
時代小説で描かれたりもしていて……。
「ふァいッ! ゆうめいィでスゥ~!」
「ぐるがるぐるる……?」(←訳:でもこのひとは……?)
10の《護符》のうち、
異例とも言えるのは、
《源為朝》さま、
いえ、為朝さん、と敢えて親しくお呼びしたい
源氏の武将さんです。
浮世絵では人気のキャラである為朝さんが、
どういった経緯で《護符》になったのか、
著者・島田さんは
鮮やかに解き明かしてゆきます。
苦難にも逆境にも決して膝を屈しない
生命の力、
孤島で生きる人々に
生きる力を与えた為朝さんの“強さ”を。
「じじつとォ、でんせつゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:不思議な融合!)
長いトンネルに出口が見えてくるのは、
いつになるのか――
『疱瘡(ほうそう)』退治に
大いに力を発揮したという
為朝さんの略伝をはじめ、
大スターになってしまったのに
まだまだ謎が多い《アマビエ》さまの物語、
様々なバリエーションを生み出す
《角大師》さま誕生秘話など、
《護符》のエピソードは
日本の歴史と直結しています。
出口の光が見えてくる日を待ちながら、
《アマビエ》さまファンの方々、
歴史好きな活字マニアさんも、
ぜひ、手に取ってみてくださいね♪