「こんにちわッ、テディちゃでス!
さらばッ、なぽれおんッ!」
「がるる!ぐるるるるるるがる!」(←訳:虎です!セントヘレナへ行け!)
こんにちは、ネーさです。
何気にウィキペディアを覗いてみたら、
今日10月15日は、
《ナポレオン・ボナパルトがセントヘレナに流刑になった日》
だとありました。
世界史の岐路の一つとなった日にちなみ、
本日の読書タイムは、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― ドタバタ関ヶ原 ――
著者は長谷川ヨシテルさん、2020年8月に発行されました。
慶長5年(1600年)9月15日――
美濃国・関ヶ原に集った武人たちの、
はたまた集いたくとも集えなかった武人たちの、
“それぞれの闘い“を追う
歴史ノンフィクションです。
「ひがしとォ、にしィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:天下はどちらに!)
現代の私たちは
当然ながら既に結果を知っておりますけれど、
現場の武将さんたちは、
おそらく悩みに悩みまくったに違いありません。
そんな武将さんたちを、
著者・長谷川さんはじ~っと観察いたします。
まず、
第一部『東軍武将列伝』で取り上げられているは、
徳川家康さんを総大将と仰ぐ
武将さんたち。
「かてるゥかなッ?」
「がるるるる!」(←訳:勝たないと!)
第二部は『関ヶ原場外乱闘』。
ここでは、
関ヶ原に参戦できなかった武将さんたちを
丁寧に拾い上げています。
例えば、
伊達政宗さん、
上杉景勝さんと直江兼続さん、といった
“地理的に参戦はムリ!”
“フクザツな事情があって参戦できず!”な方々ね。
「せきがはらァはァ、とおいんでスゥ!」
「ぐるがるる~!」(←訳:心配だなあ~!)
そして、
第三部は『西軍武将列伝』です。
豊臣家に忠誠を誓う、
太閤秀吉さん子飼いの武将さんたちと
西国の武将さんたちの連合軍を指揮するのは、
石田三成さん。
「かつよねッ?」
「がるる!」(←訳:勝つさ!)
勝ちたい!勝つ!
という思いは東西両軍に共通しています。
が、“戦力”とは、ただの数字ではありません。
何万人もの”人間“です。
となれば、
腹に秘めた思惑も、何万の数に上る訳で。
「あちこちィでェ、どたばたッ!」
「ぐるっるぅる!」(←訳:起こっちゃう!)
歴史的な一戦に臨んだ武将たちは、
何を考え、
どう行動したか。
著者・長谷川さんに拍手を送りたいのは、
そんな大決戦の描写とともに、
小さなエピソードも
しっかり掬い上げているところです。
最高齢の参戦者は、
“弓術のマエストロ”大島雲八さん、
驚異の93歳!
真田家と同じように、
親と子で東西に分かれて戦ったファミリーは
他にもいた!
なんていうお話は、
歴史好きな方々の好奇心を
くすぐるんじゃないかしら。
「きゅうじゅうゥさんさいィ??」
「がるる!」(←訳:鉄人だ!)
いまとなっては、
どこまでが真実で、
どこまでが伝説なのか、
時間の霧の彼方を見晴るかすのは
容易なことではありませんが。
そのとき、
その場所で、
運命を分けたのは
何であったのか。
長谷川さんの楽しくも真剣な語りに、
活字マニアの皆さま、
ぜひ、耳を傾けてみてくださいね~♪
さらばッ、なぽれおんッ!」
「がるる!ぐるるるるるるがる!」(←訳:虎です!セントヘレナへ行け!)
こんにちは、ネーさです。
何気にウィキペディアを覗いてみたら、
今日10月15日は、
《ナポレオン・ボナパルトがセントヘレナに流刑になった日》
だとありました。
世界史の岐路の一つとなった日にちなみ、
本日の読書タイムは、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

―― ドタバタ関ヶ原 ――
著者は長谷川ヨシテルさん、2020年8月に発行されました。
慶長5年(1600年)9月15日――
美濃国・関ヶ原に集った武人たちの、
はたまた集いたくとも集えなかった武人たちの、
“それぞれの闘い“を追う
歴史ノンフィクションです。
「ひがしとォ、にしィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:天下はどちらに!)
現代の私たちは
当然ながら既に結果を知っておりますけれど、
現場の武将さんたちは、
おそらく悩みに悩みまくったに違いありません。
そんな武将さんたちを、
著者・長谷川さんはじ~っと観察いたします。
まず、
第一部『東軍武将列伝』で取り上げられているは、
徳川家康さんを総大将と仰ぐ
武将さんたち。
「かてるゥかなッ?」
「がるるるる!」(←訳:勝たないと!)
第二部は『関ヶ原場外乱闘』。
ここでは、
関ヶ原に参戦できなかった武将さんたちを
丁寧に拾い上げています。
例えば、
伊達政宗さん、
上杉景勝さんと直江兼続さん、といった
“地理的に参戦はムリ!”
“フクザツな事情があって参戦できず!”な方々ね。
「せきがはらァはァ、とおいんでスゥ!」
「ぐるがるる~!」(←訳:心配だなあ~!)
そして、
第三部は『西軍武将列伝』です。
豊臣家に忠誠を誓う、
太閤秀吉さん子飼いの武将さんたちと
西国の武将さんたちの連合軍を指揮するのは、
石田三成さん。
「かつよねッ?」
「がるる!」(←訳:勝つさ!)
勝ちたい!勝つ!
という思いは東西両軍に共通しています。
が、“戦力”とは、ただの数字ではありません。
何万人もの”人間“です。
となれば、
腹に秘めた思惑も、何万の数に上る訳で。
「あちこちィでェ、どたばたッ!」
「ぐるっるぅる!」(←訳:起こっちゃう!)
歴史的な一戦に臨んだ武将たちは、
何を考え、
どう行動したか。
著者・長谷川さんに拍手を送りたいのは、
そんな大決戦の描写とともに、
小さなエピソードも
しっかり掬い上げているところです。
最高齢の参戦者は、
“弓術のマエストロ”大島雲八さん、
驚異の93歳!
真田家と同じように、
親と子で東西に分かれて戦ったファミリーは
他にもいた!
なんていうお話は、
歴史好きな方々の好奇心を
くすぐるんじゃないかしら。
「きゅうじゅうゥさんさいィ??」
「がるる!」(←訳:鉄人だ!)
いまとなっては、
どこまでが真実で、
どこまでが伝説なのか、
時間の霧の彼方を見晴るかすのは
容易なことではありませんが。
そのとき、
その場所で、
運命を分けたのは
何であったのか。
長谷川さんの楽しくも真剣な語りに、
活字マニアの皆さま、
ぜひ、耳を傾けてみてくださいね~♪