「こんにちわッ、テディちゃでス!
さむむッ! ふゆものォ、ださなくちゃッ!」
「がるる!ぐーるるっるがるー!」(←訳:虎です!ヒートテックどこー!)
こんにちは、ネーさです。
突然の寒さへの対抗アイテムは、
ヒートテックやフリースジャケット、厚手のソックス。
しっかり武装したら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアンソロジー作品を、どうぞ~♪
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―― ドクターM ――
編者は関根亨さん、
著者は収録順に、海堂尊さん、久坂部羊さん、
近藤史恵さん、篠田節子さん、知念実希人さん、
長岡弘樹さん、新津きよみさん、山田風太郎さん、
2020年7月に発行されました。
『医療ミステリーアンソロジー』と副題が付されています。
「たんていィさんはァ、おいしゃさんッ?」
「ぐるるるるがる!」(←訳:看護師さんかも!)
題名からもお分かりのように、
この御本は
《医》にまつわる短編ミステリ8作品から構成されています。
近年、上記の8人の著者さんの中で、
医療ミステリのリーダー的存在、といえば、
デビュー作『チーム・バチスタの栄光』が
ベストセラーとなった海堂尊さん……ですが。
ここは敢えて、
山田風太郎さんの作品に
スポットライトを!
「にんじゃッ!」
「がるるぐる!」(←訳:伊賀と甲賀!)
そうよね、
ニンジャマスターたちが縦横無尽に闘い合う
《忍法帖》シリーズは山田さんの代表作ですし、
時代物、ミステリ作品も
得意としておられました。
それにしても、
ここに収録されている作品は、
怪作というべきか、
奇作というべきか……。
「いちばんッさいごッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:オオトリです!)
『厨子(ずし)家の悪霊(あくれい)』――
御本のトリを飾るこの作品の発表年は、
1949年(昭和24年)。
そして……ええ、もうスパッと言っちゃいましょう、
なんとこの『厨子家の悪霊』は、
コナン・ドイルさん著『バスカヴィル家の犬』への
オマージュ作品?!?
「おおおッ!」
「がるるぅ!」
しかも、そこに
”雪上の足跡“という、
ディクスン・カーさんばりの
密室要素や、
“名家内部の疑心と偽装”という
横溝正史さんか小栗虫太郎さんか的な要素も
豪快に投入!
「ふわァ~…もうゥ、びッくりィでス!」
「ぐるるがるるぐるるるる!」(←訳:こんな作品があるなんて!)
第二次世界大戦が終わってまだ間もない頃の、
山形県の或る村で
異様な事件が起きました。
警察を困惑させ、
当地随一の名家・厨子(ずし)家に影を落とす
『厨子家の悪霊』とは、
バスカヴィルの魔犬にも劣らない
怖ろしい狂犬……なのでしょうか?
はたして、悪霊の正体は。
「どこどこまでもォ~…!」
「がっるるるぐるる!」(←訳:びっくりは続くよ!)
山田さんの作品には、
現在ではNGとされる用語や描写も含まれていますが、
まずは、なぜNGなのかを考えるためにも
一読してみてくださいね。
8人の作家さんそれぞれの医療ミステリと、
編者・関根さんによる解説も併せて、
ミステリ好きさんに、おすすめです。
ぜひ、手に取ってみてくださいな♫
さむむッ! ふゆものォ、ださなくちゃッ!」
「がるる!ぐーるるっるがるー!」(←訳:虎です!ヒートテックどこー!)
こんにちは、ネーさです。
突然の寒さへの対抗アイテムは、
ヒートテックやフリースジャケット、厚手のソックス。
しっかり武装したら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアンソロジー作品を、どうぞ~♪

―― ドクターM ――
編者は関根亨さん、
著者は収録順に、海堂尊さん、久坂部羊さん、
近藤史恵さん、篠田節子さん、知念実希人さん、
長岡弘樹さん、新津きよみさん、山田風太郎さん、
2020年7月に発行されました。
『医療ミステリーアンソロジー』と副題が付されています。
「たんていィさんはァ、おいしゃさんッ?」
「ぐるるるるがる!」(←訳:看護師さんかも!)
題名からもお分かりのように、
この御本は
《医》にまつわる短編ミステリ8作品から構成されています。
近年、上記の8人の著者さんの中で、
医療ミステリのリーダー的存在、といえば、
デビュー作『チーム・バチスタの栄光』が
ベストセラーとなった海堂尊さん……ですが。
ここは敢えて、
山田風太郎さんの作品に
スポットライトを!
「にんじゃッ!」
「がるるぐる!」(←訳:伊賀と甲賀!)
そうよね、
ニンジャマスターたちが縦横無尽に闘い合う
《忍法帖》シリーズは山田さんの代表作ですし、
時代物、ミステリ作品も
得意としておられました。
それにしても、
ここに収録されている作品は、
怪作というべきか、
奇作というべきか……。
「いちばんッさいごッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:オオトリです!)
『厨子(ずし)家の悪霊(あくれい)』――
御本のトリを飾るこの作品の発表年は、
1949年(昭和24年)。
そして……ええ、もうスパッと言っちゃいましょう、
なんとこの『厨子家の悪霊』は、
コナン・ドイルさん著『バスカヴィル家の犬』への
オマージュ作品?!?
「おおおッ!」
「がるるぅ!」
しかも、そこに
”雪上の足跡“という、
ディクスン・カーさんばりの
密室要素や、
“名家内部の疑心と偽装”という
横溝正史さんか小栗虫太郎さんか的な要素も
豪快に投入!
「ふわァ~…もうゥ、びッくりィでス!」
「ぐるるがるるぐるるるる!」(←訳:こんな作品があるなんて!)
第二次世界大戦が終わってまだ間もない頃の、
山形県の或る村で
異様な事件が起きました。
警察を困惑させ、
当地随一の名家・厨子(ずし)家に影を落とす
『厨子家の悪霊』とは、
バスカヴィルの魔犬にも劣らない
怖ろしい狂犬……なのでしょうか?
はたして、悪霊の正体は。
「どこどこまでもォ~…!」
「がっるるるぐるる!」(←訳:びっくりは続くよ!)
山田さんの作品には、
現在ではNGとされる用語や描写も含まれていますが、
まずは、なぜNGなのかを考えるためにも
一読してみてくださいね。
8人の作家さんそれぞれの医療ミステリと、
編者・関根さんによる解説も併せて、
ミステリ好きさんに、おすすめです。
ぜひ、手に取ってみてくださいな♫