テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 遠く、近く、旅ゆけば ~

2020-10-17 23:20:02 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おはながァ~むずむずゥ?」
「がるる!ぐるがるるる?」(←訳:虎です!目がヒリヒリ?)

 こんにちは、ネーさです。
 近くの河川敷で満開となっているのは、
 ブタクサの大群……
 見ないふりをして急いで通り過ぎたら(ホッ)、
 さあ、安全な室内で、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
        ―― 旅ごはん ――



 著者は小川糸(おがわ・いと)さん、
 2020年3月に発行されました。
 月刊誌『MOE』2017年11月号~2020年3月号に
 連載されたエッセイを書籍化したものです。

 テーマはもちろん、御本の題名にもありますように、
 旅!
 ごはん!
 
「たびィ~! りょこうゥ~!」
「ぐるるがるる~!」(←訳:お外でごはん~!)

 旅にでかけること、
 何の杞憂もなく外食できること。

 この御本で描かれているのは、
 世界中がコロナ禍に覆われる前の
 旅の記録です。

 『食堂かたつむり』や『キラキラ共和国』で大人気の
 著者・小川さんが向かうのは、
 ラトビア、インド、エストニア、
 ドイツ、イタリア、フランス……

「そんなにィ、たくさんッ?」
「がるぐるるるるる~!」(←訳:旅の上級者さんだ~!)

 それらの国々の中でも印象的なのは、
 リトアニアでしょうか。

 本文75ページの、
 『リトアニアの砂糖漬け松ぼっくり』
 に登場するのは、
 バルト海に面したリトアニア共和国の、
 内陸部にあるカウナス。

 カウナスにある
 杉原千畝(すぎはら・ちうね)さんの記念館を訪ね、
 庭に実った青りんごをかじり、
 その夜、
 レストランでいただいた忘れられない一品とは……

 チョコレートムースに添えられた、
 砂糖漬けの
 小さな松ぼっくり。

「たッ、たべちゃうゥのでスかッ?」
「ぐるっるるる?」(←訳:松ぼっくりを?)

 松ぼっくりを食べることは、
 リトアニアの伝統とのこと、と
 小川さんは記しています。
 
 松ぼっくりの味って、
 ううむ、いったいどんな……?

「みすてりあすゥ、でス!」
「がるるるぐるる!」(←訳:不思議な伝統食!)

 また、異国の旅ごはんだけではなく、
 日本の旅ごはんも紹介されていますよ。

 『崎陽軒のシウマイ弁当』は、
 東京・神奈川にお住まいの方々には
 お馴染みですね♪

 そして、銀山鉱泉の
 『野川とうふや』さんの
 《生揚げ》は、
 小川さん絶賛のご当地グルメ♫

「いいなァ~!」
「ぐるがるるるる!」(←訳:お腹すいてきた!)

 土地と、
 そこから生まれる食べもの。

 旅とごはんを愛する方々に
 おすすめの一冊です。
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪





    では、ここで週末のオマケ画像も!             
   
    『SHARP』さんの
    国産不織布マスクを入手しました~!
    「ちゅうせんにィ、あたッたのでス!」
    「がるるぐるがる!」(←訳:機能に期待です!)
    急に寒さが増してきました。
    むくむくに重ね着をして、
    皆さま、穏やかな休日を♫
    


コメント
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