テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 《民藝》を訪ねて ~

2020-10-24 23:12:54 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぴゅぴゅゥ~ッとォ、きましたでス!」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!木枯らし1号~!)

 こんにちは、ネーさです。
 近畿地方では、
 早くも木枯らし1号を観測したとか。
 手袋どこ?マフラーは?と冬支度をする合間に、
 さあ、ちゃっかり読書タイムです。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



    ―― にっぽんの美しい民藝 ――



 著者は萩原健太郎(はぎわら・けんたろう)さん、
 2020年9月に発行されました。
 『MINGEI Masterpieces of Japanese Folkcraft』と
 英語題名が付されています。

 関東、東北、中部、
 関西、中国、九州、と
 日本の各地を旅するようにして
 《民藝》を訪ね歩くアートガイドブックは、
 ええ、寒~い季節にはぴったり♫ですよ。

「あッたかいィ~!」
「ぐっるる!」(←訳:丸っこい!)

 《民藝》――
 いかにも古典的な響きを持つ言葉ですが、
 実は、生まれてまだ100年そこそこの
 新人さんです。

 民衆的工芸、を略して、《民藝》。

 命名の主は、
 柳宗悦(やなぎ・むねよし)さんを中心とする
 民藝運動家さんたちでした。

「ひゃくねんたッてもォ~」
「がるるぐるがる!」(←訳:民藝は現役だよ!)

 この御本で紹介されているのは、
 日本各地の《民藝》の資料館や博物館、
 民芸品を販売しているお店、
 民芸品製作を体験できる工房など、
 さまざまな”《民藝》と出会える場所”です。

 東京で《民藝》に触れたいのなら、
 駒場の『日本民藝館』。

 関西で《民藝》の精神に浸りたいのなら、
 京都の『河井寛次郎記念館』。

 という具合に、
 まずは各エリアの
 ランドマーク的な存在を挙げて、
 その次は――

「おみせへェ、いッてみようゥ~!」
「ぐるるがるるぐっるぅる!」(←訳:どれも欲しくなっちゃう!)

 ぽってりとした手触りの、
 温かく、丸っこい線。
 土の風合い、
 釉薬の色、
 伝統的な文様。

 民藝館に展示してあるような
 暗色系の壺や大皿もステキなんですけど、
 私ネーさが、
 これ良いわ!と見入ってしまったのは、
 本文138ページの、
 『天草高浜焼 寿芳窯
 (あまくさたかはまやきじゅほうがま)』。

 熊本県の天草で作られている
 『高浜焼』は、
 高品質の白磁の原料となる
 天草陶石(あまくさとうせき)で作られていて、
 明るい色合いの地肌が
 天草の海を照らす陽光を想わせます♪

「きゅうしゅうゥ、いいなァ~♪」
「がるるぐるがる!」(←訳:民藝の宝庫だね!)

 この秋冬、
 GO TOトラベルでお出掛けします!
 GO TOキャンペーンでお買い物もします!
 という方々に、
 手仕事製品好きな方々、
 民藝コレクターの方々にも
 おすすめの一冊です。
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪





   では、ここで週末のオマケ画像も!
   
   『チロルチョコ』さんの
   《ちょこもち》は、
   おお、冬っぽいわね!
   「くちどけェ~とろりんッ!」
   「ぐるがる!」(←訳:濃厚です!)
   美味しいオヤツを頬張りながら、
   皆さま、穏やかな休日を♫
   
  
 
コメント
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