テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ はるか 銀河のはてから ~

2021-07-25 22:20:37 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 にちようゥあさのォ、しゅうかんはァ~」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!セブンセブン!)

 こんにちは、ネーさです。
 毎週日曜日の朝8時に
 BSプレミアムで放送しているのは、
 4Kリマスター版『ウルトラセブン』。
 本日の読書タイムは、
 『セブン』にちなんだこちらの御本を、
 さあ、どうぞ~♪

  


 
   ―― ダンとアンヌとウルトラセブン ――



 著者は森次晃嗣(もりつぐ・こうじ)さん、
 ひし美ゆり子さん、
 2021年2月に発行されました。
 『~森次晃嗣・ひし美ゆり子 2人が語る見どころガイド~』
 と副題が付されています。

 ええ、あらためて説明する必要も
 ないかもしれませんね。

 《モロボシ・ダン》ことウルトラセブン役の
 森次晃嗣さん
 (1967年当時は森次浩司さん)。

 《アンヌ隊員》こと友里アンヌ役の
 ひし美ゆり子さん
 (1967年当時は菱美百合子さん)。

 この御本は、森次さんとひし美さん御二人による
 『ウルトラセブン』鑑賞ガイドブックですよ。

「おしゃしんッ、きれいィでス!」
「ぐるるるがる!」(←訳:クリアで鮮明!)

 『セブン』の映像が4Kリマスター化されたせいか、
 この御本で使用されている写真資料の数々も、
 とても美しく、
 歪みや傷はありません。

 そして、
 第1話から
 (永久欠番とされる第12話を除いて)
 最終話となった第48&49話までの
 ストーリー、
 ゲストで出演した俳優さん、ロケ地、
 異星人の名称・特徴、
 撮影時のエピソード、
 放送された日時と視聴率など、
 『セブン』関連データが収録されています。

「かんとくゥさんッ、きゃくほんかァさんもッ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:各話で違うんだ!)

 はい、
 脚本、監督、特殊技術の担当者さんも
 各話ごとに違っていたりして、
 その中でも”伝説“とされるのは、
 第8話『狙われた街』でしょうか。

 監督は実相寺昭雄さん、
 脚本は金城哲夫さん、
 特殊効果は大木淳さん、
 夕陽の特撮の素晴らしいこと!

「しょうめいィもッ!」
「ぐるるがーるる!」(←訳:カメラワークも!)

 そしてまた、
 異星人の宇宙船や武器、
 ウルトラ警備隊のポインターとは別に、
 シリーズのもうひとつの魅力!と言いたいのが、
 超一流のミニチュアたちです。

 私ネーさの最推しは、
 第14・15話『ウルトラ警備隊 西へ』に登場した
 地球防衛軍の六甲山防衛センター!

 モデルとなった
 『京都国際会館』は、
 アート好きな方々に広く知られる名建築ですが、
 外観も内部も非常に複雑なデザインなので、
 放送を拝見したときは
 驚愕いたしましたよ。

 あれをミニチュアで作るなんて……!

「そこがァ、つぶらやァぷろさんのォ、そこぢからッ!」
「がるる!」(←訳:だよね!)

 今日7月25日に放送されたのは、
 第18話『空間X脱出』でした。

 来週以降の解説ページは
 まだ読まない方がいいかしら?
 と迷いますが、
 巻末の
 特別座談会『鬼軍曹を迎えて』は
 特別です。

 森次晃嗣さん、ひし美ゆり子さん、
 古谷敏さん(アマギ隊員)、
 制作を担当した高山篤さんによる
 楽しい回想談義は
 『セブン』ファン必読!

「むむゥ! どのォぺーじィもォ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:活き活きしてます!)

 可愛らしいアンヌ隊員の60’sファッション、
 現場の裏話にもクスッ♪とさせられたり、と
 『ウルトラセブン』を愛する老若男女さんに
 おすすめの一冊です。
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫
 
 
 
コメント
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