「こんにちわッ、テディちゃでス!
またまたァ、きましたでス!」
「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!安定の大好評~!)
こんにちは、ネーさです。
はい、やって来ましたよ!
本日の読書タイムは、
夏休み真っ最中の少年少女さんに、
そして動物好きな大人諸氏にもぴったりの、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
―― ますます ざんねんないきもの事典 ――
監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
2021年4月に発行されました。
『おもしろい!進化のふしぎ』と副題が付されています。
初代『ざんねんないきもの事典』が
刊行されてから、はや5年……
『ざんねんないきもの事典』→
『続ざんねんないきもの事典』→
『続々ざんねんないきもの事典』→
『もっとざんねんないきもの事典』→
『さらにざんねんないきもの事典』
とシリーズは進んで、この
『ますます』編が到着いたしました。
「なかみはァ、きちんとォ~」
「ぐっるがーる!」(←訳:アップデート!)
古生物学や考古学……
“古臭い”ようでいて、
実は最も新陳代謝が活発で、
非常識が常識に変わることも多い分野、
と申せましょうか。
その分かりやすい例が、
ティラノサウルス。
「きょうりゅうのォおおさまッ、でスねッ!」
「がぅるぐる!」(←訳:キャラ強烈!)
1993年に公開された
映画『ジュラシックパーク』の中で、
大型肉食恐竜ティラノサウルスくんは
走っていました。
アクセル全開の4WD車を追い抜くほどの、
それはもうたいそうなスピードで
爆走しておりましたが。
この『ますます』編では、
あっさり”却下“されています。
「ほんとォはァ、のッそりィ~!」
「ぐるがるぐるるる?」(←訳:人間より遅いんだ?)
御本の本文112ページの文章によれば、
《時速27㎞以上で走ると、
足の骨が粉々に砕け散る》
とまで言われている、と。
ちょっと足の速い高校生なら
ティラノサウルスから逃げ切れる、と。
「やッたァ!」
「がるるぐる!」(←訳:余裕の勝利!)
いえいえ、油断は禁物です。
速く走れないために
追いかける型の狩りは出来なくとも、
待ち伏せる型の狩りは出来ます。
なので皆さま、
『ジュラシックパーク』や
『ジュラシックワールド』にお出掛けしたら、
木陰や物陰にひそむティラノサウルスに
充分注意してくださいね。
「ふァいッ!」
「ぐるるる~る!」(←訳:そうしま~す!)
ティラノくんの真実と
同じくらいに笑ってしまったのは、
本文150~151ページにかけての、
タコvs.イルカの攻防戦です。
タコ……
みょ~んとしたルックスでありながら、
かなり知能が高い!のだそうです。
神経細胞が5億個もあって、
これは、イヌとほぼ同じ数。
記憶力や、学習能力もある。
かくも賢いタコですが、
天敵は……イルカ?
「ごちそうゥ~なのでスゥ!」
「がるるぐるるるがるる!」(←訳:タコはイルカの大好物!)
あっけなく食べられるか、
最後まで抵抗を試みるか。
今日も海のどこかで
繰り広げられているであろう
タコ対イルカの闘いに
興味津々……ではありますが。
この御本で
いちばんの必読箇所はどこか?といえば、
それは、おそらく
第1章『ざんねんな進化のマンガ』です。
人類は進化のドン詰まりにいるのか?
いや、そうではないかもしれない……?
「もしかァしたらァ~…?」
「ぐるるるがるる?」(←訳:まだまだいける?)
生命の進化未来図を予見させてくれる
楽しいマンガは、
《ざんねん》どころか、
ポジティブでクール!
私たちはこれから
どこへ向かおうとしているのか――
真摯に考えたくなる一冊は、
大人な活字マニアさんにおすすめです。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
またまたァ、きましたでス!」
「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!安定の大好評~!)
こんにちは、ネーさです。
はい、やって来ましたよ!
本日の読書タイムは、
夏休み真っ最中の少年少女さんに、
そして動物好きな大人諸氏にもぴったりの、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
―― ますます ざんねんないきもの事典 ――
監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
2021年4月に発行されました。
『おもしろい!進化のふしぎ』と副題が付されています。
初代『ざんねんないきもの事典』が
刊行されてから、はや5年……
『ざんねんないきもの事典』→
『続ざんねんないきもの事典』→
『続々ざんねんないきもの事典』→
『もっとざんねんないきもの事典』→
『さらにざんねんないきもの事典』
とシリーズは進んで、この
『ますます』編が到着いたしました。
「なかみはァ、きちんとォ~」
「ぐっるがーる!」(←訳:アップデート!)
古生物学や考古学……
“古臭い”ようでいて、
実は最も新陳代謝が活発で、
非常識が常識に変わることも多い分野、
と申せましょうか。
その分かりやすい例が、
ティラノサウルス。
「きょうりゅうのォおおさまッ、でスねッ!」
「がぅるぐる!」(←訳:キャラ強烈!)
1993年に公開された
映画『ジュラシックパーク』の中で、
大型肉食恐竜ティラノサウルスくんは
走っていました。
アクセル全開の4WD車を追い抜くほどの、
それはもうたいそうなスピードで
爆走しておりましたが。
この『ますます』編では、
あっさり”却下“されています。
「ほんとォはァ、のッそりィ~!」
「ぐるがるぐるるる?」(←訳:人間より遅いんだ?)
御本の本文112ページの文章によれば、
《時速27㎞以上で走ると、
足の骨が粉々に砕け散る》
とまで言われている、と。
ちょっと足の速い高校生なら
ティラノサウルスから逃げ切れる、と。
「やッたァ!」
「がるるぐる!」(←訳:余裕の勝利!)
いえいえ、油断は禁物です。
速く走れないために
追いかける型の狩りは出来なくとも、
待ち伏せる型の狩りは出来ます。
なので皆さま、
『ジュラシックパーク』や
『ジュラシックワールド』にお出掛けしたら、
木陰や物陰にひそむティラノサウルスに
充分注意してくださいね。
「ふァいッ!」
「ぐるるる~る!」(←訳:そうしま~す!)
ティラノくんの真実と
同じくらいに笑ってしまったのは、
本文150~151ページにかけての、
タコvs.イルカの攻防戦です。
タコ……
みょ~んとしたルックスでありながら、
かなり知能が高い!のだそうです。
神経細胞が5億個もあって、
これは、イヌとほぼ同じ数。
記憶力や、学習能力もある。
かくも賢いタコですが、
天敵は……イルカ?
「ごちそうゥ~なのでスゥ!」
「がるるぐるるるがるる!」(←訳:タコはイルカの大好物!)
あっけなく食べられるか、
最後まで抵抗を試みるか。
今日も海のどこかで
繰り広げられているであろう
タコ対イルカの闘いに
興味津々……ではありますが。
この御本で
いちばんの必読箇所はどこか?といえば、
それは、おそらく
第1章『ざんねんな進化のマンガ』です。
人類は進化のドン詰まりにいるのか?
いや、そうではないかもしれない……?
「もしかァしたらァ~…?」
「ぐるるるがるる?」(←訳:まだまだいける?)
生命の進化未来図を予見させてくれる
楽しいマンガは、
《ざんねん》どころか、
ポジティブでクール!
私たちはこれから
どこへ向かおうとしているのか――
真摯に考えたくなる一冊は、
大人な活字マニアさんにおすすめです。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪