「こんにちわッ、テディちゃでス!
はなびィ~たいかいィ?」
「がるる!ぐるがるる?」(←訳:虎です!金魚すくい?)
こんにちは、ネーさです。
花火大会や夜店の賑わい……
御神輿や山車の行列……
お祭りが恋しくなる夏の週末の読書タイムは、
うふふっ♪と笑えてしまう
楽しいエッセイ作品を御紹介いたしますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― 青豆とうふ ――
著者は安西水丸(あんざい・みずまる)さん、
和田誠(わだ・まこと)さん、
単行本は2003年に、
画像の文庫新版は2021年5月に発行されました。
活字マニアさんなら
知らぬ者はない御二方――
デザイナーにしてイラストレーターにして
作家にして……と、
最高に多才なアーティスト
安西水丸さんと和田誠さんによる
《リレー・エッセイ》作品です。
「はじまりィはァ~…むむッ??」
「ぐるがるぐる??」(←訳:この御題から??)
まず、最初にエッセイを書くのは
安西さん。
安西さんが書いたエッセイのテーマを
和田さんが引き継いで、
別の話につなげ、
それをまた安西さんが受け取って
エッセイを書く。
というリレー形式で始まるこの御本の、
第一話は……
『ハゲの話』。
「ふァ~…」
「がるるぐる~…」(←訳:それはまた~…)
安西さんの『ハゲ』の話を、
和田さんが受け……たのも束の間、
テーマはくるりと変わって、
『取材の話』へ。
その『取材の話』が、
安西さんの筆にかかると、
なぜか、
『フランク・ロイド・ライト』へ。
「はちゃめちゃッ♪」
「ぐるるるがる!」(←訳:ランダムだね!)
思いつくまま、
気の向くまま、
御二人のリレーは続きます。
わけても、
頭抜けて愉しいのは、
和田さんの
『ファン→ジェイムズ・スチュアート』。
ええ、そうです、
他ならぬ映画俳優の、
ジェイムズ・スチュアートさん。
ハリウッドスターの
ジェイムズ・スチュアートさん。
高校時代のこと、
和田さんがファンレターを出した相手が
ジェイムズ・スチュアートさんだったんです。
鉛筆で丁寧に描いた似顔絵も
同封して。
そして、なんと!
スチュアートさんからお返事が!!
「おおおおォ~ッ!」
「がぅるっ!」(←訳:きゃあっ!)
憧れのスターさんからの、お手紙……
その嬉しいサプライズから、15年。
またも大事件が!
東京国際映画祭のゲストとして
来日したスチュアートさんと、
和田さんは対談することに!
ああ、目の前に
本物のジェイムズ・スチュアートさんがいる……!
「かんげきィなのでスゥ!」
「ぐるる……!」(←訳:感無量……!)
安西さんも負けてはいませんよ。
『ジェイムズ・スチュアート』と来て、
次のお題目が、
『IVY(アイビー)ファッション』。
安西さんにとっての
IVYとは……?
「かッこいいィんだからァ、もうゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:お洒落だよね!)
『青豆とうふ』なる
謎めいだ題名を思いついたのは、
村上春樹さん。
その経緯は御本冒頭の『まえがき』に
説明されています。
巻末には、
村上春樹さんが
『《青豆とうふ》文庫版のおまけ』
を寄せていて、
和田さん&安西さんとの思い出話に、
読み手の私たちはついホロリ……。
「すてきなァ、おふたりィ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:それぞれに唯一無二!)
ページを捲るたび、
ウフフ、とにやついたり、
うんうん、と頷いたり。
安西さん和田さんの
イラストもた~くさん掲載されている
痛快で爽快なエッセイ集は、
全活字マニアさんにおすすめですよ。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
はなびィ~たいかいィ?」
「がるる!ぐるがるる?」(←訳:虎です!金魚すくい?)
こんにちは、ネーさです。
花火大会や夜店の賑わい……
御神輿や山車の行列……
お祭りが恋しくなる夏の週末の読書タイムは、
うふふっ♪と笑えてしまう
楽しいエッセイ作品を御紹介いたしますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― 青豆とうふ ――
著者は安西水丸(あんざい・みずまる)さん、
和田誠(わだ・まこと)さん、
単行本は2003年に、
画像の文庫新版は2021年5月に発行されました。
活字マニアさんなら
知らぬ者はない御二方――
デザイナーにしてイラストレーターにして
作家にして……と、
最高に多才なアーティスト
安西水丸さんと和田誠さんによる
《リレー・エッセイ》作品です。
「はじまりィはァ~…むむッ??」
「ぐるがるぐる??」(←訳:この御題から??)
まず、最初にエッセイを書くのは
安西さん。
安西さんが書いたエッセイのテーマを
和田さんが引き継いで、
別の話につなげ、
それをまた安西さんが受け取って
エッセイを書く。
というリレー形式で始まるこの御本の、
第一話は……
『ハゲの話』。
「ふァ~…」
「がるるぐる~…」(←訳:それはまた~…)
安西さんの『ハゲ』の話を、
和田さんが受け……たのも束の間、
テーマはくるりと変わって、
『取材の話』へ。
その『取材の話』が、
安西さんの筆にかかると、
なぜか、
『フランク・ロイド・ライト』へ。
「はちゃめちゃッ♪」
「ぐるるるがる!」(←訳:ランダムだね!)
思いつくまま、
気の向くまま、
御二人のリレーは続きます。
わけても、
頭抜けて愉しいのは、
和田さんの
『ファン→ジェイムズ・スチュアート』。
ええ、そうです、
他ならぬ映画俳優の、
ジェイムズ・スチュアートさん。
ハリウッドスターの
ジェイムズ・スチュアートさん。
高校時代のこと、
和田さんがファンレターを出した相手が
ジェイムズ・スチュアートさんだったんです。
鉛筆で丁寧に描いた似顔絵も
同封して。
そして、なんと!
スチュアートさんからお返事が!!
「おおおおォ~ッ!」
「がぅるっ!」(←訳:きゃあっ!)
憧れのスターさんからの、お手紙……
その嬉しいサプライズから、15年。
またも大事件が!
東京国際映画祭のゲストとして
来日したスチュアートさんと、
和田さんは対談することに!
ああ、目の前に
本物のジェイムズ・スチュアートさんがいる……!
「かんげきィなのでスゥ!」
「ぐるる……!」(←訳:感無量……!)
安西さんも負けてはいませんよ。
『ジェイムズ・スチュアート』と来て、
次のお題目が、
『IVY(アイビー)ファッション』。
安西さんにとっての
IVYとは……?
「かッこいいィんだからァ、もうゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:お洒落だよね!)
『青豆とうふ』なる
謎めいだ題名を思いついたのは、
村上春樹さん。
その経緯は御本冒頭の『まえがき』に
説明されています。
巻末には、
村上春樹さんが
『《青豆とうふ》文庫版のおまけ』
を寄せていて、
和田さん&安西さんとの思い出話に、
読み手の私たちはついホロリ……。
「すてきなァ、おふたりィ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:それぞれに唯一無二!)
ページを捲るたび、
ウフフ、とにやついたり、
うんうん、と頷いたり。
安西さん和田さんの
イラストもた~くさん掲載されている
痛快で爽快なエッセイ集は、
全活字マニアさんにおすすめですよ。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪