テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ひと匙の、あまい良薬。

2016-01-21 21:57:02 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 かんちゅうゥおみまいィ、もうしあげまスゥ!」
「がるる!ぐるるぅ!」(←訳:虎です!大寒だぁ!9

 こんにちは、ネーさです。
 ふっふっふ♪ユベントス勝利です♪
 コッパ・イタリア準決勝へ駒を進めたのです♪
 なので、この寒さも……いえ、寒いもんは寒うございます。
 寒さに対抗するためにも、
 さあ、本日の読書タイムは、この御恩を、どうぞ~♪
  
  



         ―― ひとさじのはちみつ ――



 著者は前田京子(まえだ・きょうこ)さん、2015年9月に発行されました。
 『自然がくれた家庭医薬品の知恵』と日本語副題が、
 『Spoonful of Honey』と英語題名が付されています。

「はちみつッ♪はちみつゥ~ッ♪♪」
「ぐるる!」(←訳:大好物!)

 ええ、そうね、
 クマに限らず、野生動物たちは皆はちみつが大好きだと
 聞いたことがあります。
 
 なぜか?というと、
 その甘味がたまらないから♪
 ってだけじゃなく、
 身体を健やかにしてくれるから♪

「おやくにィ~たちまス!」
「がるぐる!」(←訳:病を撃退!)

 はちみつを用いて、健康に暮らす。
 
 著者・前田さんがこの御本で紹介しているのは、
 はちみつの様々な効能と、
 はちみつを使った“家庭の常備品”。

 寝る前に、ひとさじのはちみつ。

 目覚めにも、ひとさじのはちみつ。

「ひじょうしょくにもォ!」
「ぐるるがる!」(←訳:保存食にも!)
「はちみつゥ!」

 さらに、
 はちみつで歯を磨く。
 汗をかいたときには、はつみつ水。
 はちみつ化粧水と、はちみつのお風呂。
 はちみつの軟膏に、はちみつの絆創膏。
 はちみつパック、はちみつクレンジング。

 そして、私ネーさがグッと来たのは――

 はちみつ目薬!

「はちみつでェ、めぐすりィ??」
「がるるっ??」(←訳:ホントっ??)

 このところドライアイに悩んでいるものですから、
 はちみつ目薬、欲しくてたまりません!

 白内障、角膜炎、結膜炎、眼の老化現象や充血、
 疲れ目に効く、って凄いわね!

「くわしいィ~つくりかたはァ」
「ぐるるるがるるぐる!」(←訳:はちみつ目薬の章で!)

 マヌカハニーには強い殺菌力があり、
 海外ではお医者さんが治療の一環として
 患者さんに医療用はちみつを投与することもある、とも
 前田さんは記しています。

 でも、マヌカハニーではなくても、
 純粋なはちみつなら
 (添加物ゼロのはちみつなら)、
 やっぱり効果は高し!

「ありがたやァ、はちみつゥ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:いいこと尽くめ!)

 その一方で、
 世界中で発生しているまつばちの大量死、
 公害や汚染との関わり、
 自然農法、有機農法に蜂たちが果たす役割なども
 前田さんは言及しています。

 古代から、ヒトに、動物に、
 多くの恵みを与えてくれたはちみつ。

 そのはちみつと、
 私たちはこれからどう付き合ってゆくべきか。

「てをォとりあッてェ~」
「ぐるがるる!(←訳:長く一緒に!)

 読むと心が軽くなるような、
 身の回りの雑菌を退治してくれる?一冊です。
 既にはちみつを愛用しておられる方々も、
 あらためて、ぜひ♪



 
 
 
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ブックデザイ……ん?

2016-01-20 21:42:54 | ミュゼ
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 ふァいッ! きょうもォ、ひッしょうゥきがんッ!」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!勝ち抜けよう!)

 こんにちは、ネーさです。
 現地時間の20日夜=日本時間の21日未明、
 ユヴェントスFCはコッパ・イタリア準々決勝に臨みます。
 ラツィオを降して準決勝へ進むべく、
 今日も元気玉を………とりゃああああぁ~っ!
 さぁてと、では明日朝の吉報を待ちながら、
 本日は読書をサボって展覧会情報を、どうぞ~♪

  



     ―― 祖父江慎+コズフィッシュ展 ブックデザイ ――



 東京都千代田区の日比谷図書文化館 一階特別展示室にて、
 会期は2016年1月23日~3月23日(2月15日と3月21日は休館)、
 1月23日~2月14日の前期『cozf編』、
 2月16日~3月23日の後期『 ish編』の
 前後期に分けての特別展ですよ♪

「……なにかがァ、たりないィでス!」
「ぐるがっるぅっるる?」(←訳:どこ行っちゃったの?)

 はーい、そうなんです。
 私ネーさもチラシ(フライヤー)を手に、

 《ん》がない??
 ミスプリ、ってのじゃないわよね?
 と慌てたのですが。

  

 そこは、稀代のブックデザイナー祖父江慎(そぶえ・しん)さんのことです。
 きっと何らかの“企み”があって《ん》を無くしたのでしょう。

「かつじまにあさんにはァ、おなじみィ~♪」
「がるるぐるるる!」(←訳:祖父江おじさん!)

 この展覧会では、
 祖父江さんと、祖父江さんが主宰するコズフィッシュの
 ブックデザインを通して、
 フィジカルな《本》の魅力を探ります。

 デジタルツールが続々と出現する現状にあって、
 書籍はどのように作られるのか、
 そのプロセスを追い、
 書物制作の舞台裏を公開するんですって♪

 しかも!
 
  

 関連イベントがホントにエキサイティングなんです。
 題して、

  《祖父江慎さんと行く大日本印刷工場見学》!!

「こうじょうゥけんがくゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:レア企画だ!)

 2月2日、JR宇都宮線白岡駅に現地集合、
 参加料は無料ですが、
 定員は申し込み順に30名まで、だそうです。
 詳細は日比谷図書文化館HPを参照してくださいね。

 なお、糸井重里さん主宰『ほぼ日刊イトイ新聞』のメニュー
 《祖父江慎さんのお仕事、拝見いたします。》では、
 会場への展示品搬入や建込みの様子が
 昨日1月19日から中継されてもいるんですよ。

「……あのォ~、それがァ~…」
「がるるぐるるる!」(←訳:締切りヤバそう!)

 ええ、拝見しておりますと、
 不安が忍び寄ってきます。
 スケジュール的に大丈夫なんでしょうか……
 この調子で初日までに展示は完成するんでしょうか……
 心配だわ……

 と、ハラハラドキドキさせられる実況を、
 活字マニアさんもアート好きさんも
 ぜひ、御堪能くださ~い♪
 
 


    では、ここでオマケ画像もバレンタインなノリで!
   
    いただきものなんですけど、
    『チョコまん』、
    そして……
    『チョコもみじ』??
   「くふふッ♪こッちもォ~」
   「ぐるるぅ!」(←訳:レアだぁ!)
    ショコラ系和風お菓子、大歓迎です♪


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人気作品の背景に。

2016-01-19 21:52:37 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わほゥ? おりーぶおいるゥがッ??」
「がるる!ぐるっるぅっるる!」(←訳:虎です!固まっちゃったよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 オリーブオイルも凝固してしまうほど寒~い東京・多摩地方には、
 昨日の雪もどっちゃり残っています。
 暖冬さんが戻ってきてくれないかなぁ、と夢見つつ、
 本日の読書タイムは、
 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  



  ―― フライング タイガー コペンハーゲン 北欧発ときめきのライフスタイル ――



 編集はマガジンハウスさん、2015年9月に発行されました。
 『FLYING TIGER COPENHAGEN』と英語題名が付されたこの御本は、
 えーと、ジャンル的には、
 インテリアもの、かしら?

「かわいいィ~ものがァ~♪」
「ぐっるるがるぅ!」(←訳:いっぱいですぅ!)

 日本では、
 関東エリアに表参道ストア、新宿フラッグスストア、
 二子玉川ストア、ららぽーと横浜ストア他、
 東海~九州エリアに
 名古屋栄ストア、アメリカ村ストア、
 京都河原町ストア、三宮ストア、福岡天神ストア他に
 実店舗を展開し、
 HPやFBも運営しているのが
 雑貨店『フライング タイガー コペンハーゲン』さん。

 いや、雑貨といっていいのか、
 インテリアというべきか……
 文具か、キッチン?
 でも玩具とか、画材、手芸用品も扱っていたような?

「なんでもやさんッ、でス♪」
「がるるぐるるる!」(←訳:何でもありそう!)

 デンマークの、コペンハーゲン――

 ミステリ好きな活字マニアさんにとっては、
 ええ、私ネーさも大好きな、
 ユッジ・エーズラ・オールスンさん著の
 世界的ベストセラー《特捜部Q》シリーズの舞台として
 つとに有名な都市ですから、

  犯罪発生率が高いのかな?
  街は難事件ばかりで暗い雰囲気なのだろうか?
  住んでいる人たちの顔もどんより……?

 と読むたびに心配になってしまうんですけど、
 あ~、よかった♪
 この御本から伝わってくるコペンハーゲンは、

「あかるゥ~いィ♪」
「ぐるるがる!」(←訳:みんな元気!)

 そんな風にホッとさせられるのは、
 『フライング タイガー コペンハーゲン』製品の
 巧みなデザインセンスと色使いのせいでしょう。

 シンプルな家具を引き立てる、
 あざやかな織り模様のクッション。

 ユニークな造形でありながら、
 キッチンにもリビングにも
 すんなりと収まるテーブルウェア。

「えきせんとりッくゥなのにィ~」
「がるるぐるる~!」(←訳:周りと馴染む~!)

 コペンハーゲン警察のカール・マーク警部補も
 こういうオシャレなお部屋に住んでいるのかも?と思うと
 デンマークへの親近感が一気に高まります。

 《特捜部Q》シリーズ内で頻繁に、
 部屋の壁にペンキを塗ったり、
 机や椅子に関する描写が多かったりするのも、
 インテリア&雑貨好きな著者・オールスンさんの、
 いえ、デンマークの国民性に基づくものだったのか、
 とも想像してしまいますね。

「ほくおうのォ、ふつうゥのォ、せいかつゥ♪」
「ぐるるるがるるる~♪」(←訳:なんだか晴れやか~♪)

 コペンハーゲン在住のデザイナーさん、学生さんや、
 日本の『フライング タイガー コペンハーゲン』ストアで働く方々の
 “部屋と暮らし”を表す写真集、
 或いは、お部屋スタイリングの見本帖として眺めても
 とても楽しい御本です。
 春にはインテリアを一新しちゃる!
 とお考えの方々に、ぜひ。
 

 
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素顔は、いったい?

2016-01-18 21:53:27 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 うぎゃわわァ、ゆきィ、ふりましたでス!」
「がるる!ぐるるるるぅ~!」(←訳:虎です!溶けてないぃ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 ユヴェントス破竹の10連勝!単独2位!
 首位ナポリとの勝ち点差はたったの2点!に浮かれるヒマもなく、
 東京・多摩地域は雪で真っ白に……。
 明日の朝の路面凍結に、多摩のみならず全国各地の皆さま、
 くれぐれもご用心を!
 では、暖冬さん、どうか戻ってきて~!と祈りつつ、
 本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~♪

  



             ―― 消滅 ――



 著者は恩田陸(おんだ・りく)さん、2015年9月に発行されました。
 『――VANISHING POINT』と英語題名が付されたこの小説は、
 2013年10月から2014年10月まで読売新聞に連載されていた作品ですので、
 読売さんを購読している活字マニアさんは
 既に御存知でしょうか?

「ぼりゅーみィーでス!」
「ぐるる!」(←訳:分厚い!)

 本文500ページ超、
 手にずしんと来る重みで展開される物語は、
 或る空港のシーンから幕を開けます。

  早くお気に入りのお店の肉ワンタン麺が食べたい――

「ふァ? わんたんめんッ??」
「がるるぐるる~?」(←訳:それはもしや~?)

 海外から日本へ帰って来た旅行者さんなら、
 いえ、国内での旅行でも往々にして憶えがあるでしょう。

 地元に帰り着いたら、
 馴染みのお店のあの料理を、
 真っ先に味わおう!

 小津康久(おづ・やすひさ)さんは
 それを励みに、長いフライトを耐え抜いたというのに、
 入国審査の行列で愕然といたします。

「あれれッ、しまッちゃうゥ??」
「ぐるるー??」(←訳:なんでー??)

 空港フロアにいきなり鳴り響く警報、
 断りもなくクローズしてしまう入国審査窓口、
 携帯電話の不通、
 迫りくる大型台風。

 戸惑う小津さんに、
 さらなるアクシデントが降りかかります。

「うわあァ、どうしようゥッ!」
「がるるぅ!」(←訳:悪夢だぁ!)

 空港で、いちばん我身に起きてほしくないこと。
 言われたくないこと。
 それは。

 《すみませんが、別室へどうぞ》

「いやでスゥ~!」
「ぐるる!」(←訳:嫌だあ!)

 そんな事態が、いままさに小津さんを見舞おうとしています。
 いいえ、小津さんの他にも、
 別室へ連れて行かれる人が、
 一人、二人、三人……

「こッこわいィよゥ!」
「がるるるる!」(←訳:どうしよう!)

 いったいこれは何事か。
 “別室”に集められた人々は、やがて知ります。

   この中に、テロリストがいるらしい?

「テディちゃじゃァありませんッ!」
「ぐるるがるー!」(←訳:ボクも違うー!)

 ボクじゃない、
 私じゃない。

 どうやら皆が各々そう思っているようです。
 
 ……それとも、本性を隠し、仮面を被った危険人物が、
 真実、ここに居合わせているのでしょうか。

「ううむゥ、にせものはァだれだッ?」
「がるるるるる!」(←訳:見抜けないよ!)

 私ネーさ、読んでいて連想したのが、
 萩尾望都さんの名作『11人いる!』です。

 ええ、この物語でも、
 疑惑の対象となるのは、
 11人(+1匹)。

 隔離された彼/彼女らは、
 不安ま気持ちで互いの顔を見やります。
 もしや、この人が……あの人が……?

「それもォ、こわいィでスゥ!」
「ぐるる……」(←訳:暗黒だ……)

 と、パニックムービー調の重苦しさばかりではありません。
 逆境の底でも、ふいと湧き出る笑い。
 個性強過ぎ!なキャラさんたちが右往左往して、
 吹き出してしまう場面も多々ありますよ。

 ゆ~っくり進む前半から、
 一気にたたみかける終盤まで、
 著者・恩田さんの達者な語りに牽かれ、
 ぐぐいっと読み切ってください!
 SF好きさんにもミステリ好きさんにも、
 おすすめです~♪
 

 
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― 舞台から、また舞台へ ―

2016-01-17 21:54:10 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 せーのッ! えいやァ~ッ!」
「がるる!ぐるるるるっがるる!」(←訳:虎です!飛ばしたぞっ元気玉!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日も全力で元気玉をカッ飛ばしました、ユヴェントスのために!
 首位を奪取するまでもう一戦も取りこぼしませんよ。
 一方、本日の読書タイムは、
 イタリアではなく、
 英国と縁深い一冊を御紹介いたしましょう。
 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  



        ―― 蜷川幸雄とシェークスピア ――



 著者は秋島百合子(あきしま・ゆりこ)さん、2015年10月に発行されました。
 『Yukio Ninagawa & William Shakespeare』と英語題名が付されています。
 ええ、シェークスピア劇演出の、
 日本における第一人者といったら、
 最初に名前があがる御方は――

「にながわさんッ、でスかッ♪」
「ぐっるるる!」(←訳:やっぱりね!)

 もちろん、蜷川さんが手掛けておられるのは
 シェークスピアさんの戯曲ばかりではありませんが、
 
   今度はどんな演出を見せてくれるのか?

 と、芝居好きさんの胸を躍らせてくれる、
 チケットをたちまち完売させてしまう、
 そんなチカラを持ちうるのは、
 蜷川さん×シェークスピアさん!の組み合わせだけが
 生み出す魔法です。

 この御本では、

  第一章・蜷川シェークスピアを確立させた初期の四作
  第二章・国王たちの物語
  第三章・異国情緒の武将たち
  第四章・一回きりの歌舞伎体験
  第五章・『オールメール・シリーズ』の喜劇
  第六章・家族の再生を描く『後期ロマンス劇』
  第七章・永遠のテーマ『ハムレット』

 の七つの章に分けて
 蜷川さんが演出・上演してきたシェークスピア劇を
 著者・秋島さんが解説し、
 蜷川さん御自身のコメントも織り交ぜて
 総括してゆきます。

「にほんごでェ、じょうえんッしちゃうゥ!」
「がるぐるる!」(←訳:外国でもね!)

 劇聖の作品を全編日本語でやってのけた『NINAGAWAマクベス』が
 英国スコットランドのエディンバラ国際フェスで
 大旋風を起こしたのは
 1985年8月のことでした。

 以来、蜷川さんは国内外で
 精力的に新たなシェークスピア劇制作に挑み、
 評価は高まるばかりですが、
 
 どこがどう画期的なのか?
 どのような創意や工夫をこらしているのか?
 
 などの“見るべきツボ”が、
 秋島さんの分析と、
 蜷川さんの言葉で語られているのは
 実に貴重です。

「じイ~んわりィとォ」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:身に沁みる言葉!)

 各章ごとに、
 読みどころ、考えどころは幾つもあり、
 その中でも最も印象に残るのは、
 『ハムレット』への熟考を重ねざるを得ない第七章でしょうか。

 いまさら説明の必要もないこの名作品を、
 蜷川さんは2015年の時点で8回も演出している、といいます。

「わおゥ! はちかいィ??」
「がるるぐるるっる?」(←訳:8人のハムレット?)

 どこがそんなにいいんでしょう、『ハムレット』の?

 そして、
 『ハムレット』とは、
 演出家さんにとって、
 役者さんにとって、
 また観る者にとって、
 どんな意味を持つ作品なのか――

「それはァ、えいえんのォ!」
「ぐるがる!」(←訳:命題です!)

 巻末の『あとがきにかえて』では、
 蜷川さんへのインタビューも収録されています。
 本文も、このインタビュー部分も
 演劇マニアさん&蜷川さんのファンの方々には
 ぜひのおすすめ!
 じっくり、噛みしめつつ一読、
 いえ、何度も読み返してみてくださいね。
 蜷川さんのコトバの魔力に、ハマリます!
 
 



   ではここで、ショコラ好きのための
   2016ショコラ前哨戦情報も!
  
   ↑こちらは、伊勢丹新宿店で配布中の
   《2016サロン・デュ・ショコラ》カタログです。
   お店に行ったら、ぜ~ったいに!
   「いただくなくちゃッ!」
   「がる!」(←訳:だね!)


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《顔》へのアプローチ。

2016-01-16 21:29:12 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あしたはァ、さなだまるゥ!でスゥ♪」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!第2回だね!)

 こんにちは、ネーさです。
 昨日15日は《バルス祭り》が恒例の『天空の城ラピュタ』放送日でした。
 明日の日曜日は大河ドラマ『真田丸』放送日!
 第二回の展開を楽しみにしながら、
 さあ、本日は、いえ、本日も読書をサボって
 展覧会情報を、どうぞ~♪
 
  



         ―― 顔 かお・カオ ――



 東京都八王子市の東京富士美術館にて、
 会期は2016年1月5日~3月21日(月曜休館、ただし祝日の場合は開館して翌火曜が休館)、
 『人物表現の魅力』と日本語副題が、
 『A Pageantry of Faces:The Magical Allure of Human Expressions』
 と英語題名が付されています。

「かおォだァ~♪」
「ぐるるるぅ~!」(←訳:肖像画だぁ~!)

  

 おっと、先走っちゃだめですよ。
 肖像画だけじゃないんです、
 肖像写真もあるわ!
 ↓下の画像を御覧あれ~!

  

 小さくて分かりにくいかもしれませんが、
 フライヤー(チラシ)部分の右上、
 モノクロの女性の写真は、
 ロバート・キャパさん撮影の
 『《戦後のパリ》を舞台にした悲劇のドラマ《凱旋門》を撮影中の
  イングリッド・バーグマン』。
 
 バーグマンさんとキャパさんは一時期恋仲だったというけれど、
 これはその頃のお写真かしら?

「むむむゥ、そうゥいわれてェみるとッ!」
「がるるるるるるるぅ!」(←訳:見過ごせなくなるぅ!)

 左下部分には、
 あの御方もおられますねえ。
 ロッテ・ジャコビさん撮影の
 『アルベルト・アインシュタイン』。

「おォ! このォもふもふゥあたまはッ」
「ぐるる!」(←訳:博士だ!)

 キャパさんの写真も魅力的ですが、
 ルノワールさん、モディリアーニさん、
 ドラクロワさん、ロダンさん他、
 “巨匠”さんたちによる《顔》も、ずらり!

 この展覧会では、
 描かれた顔(絵画)、
 写された顔(写真)、
 彫られた顔(彫刻)など、
 さまざまな手法で表現されたポートレイト作品が紹介されています。
 
 毎週土曜日午後2時からはギャラリートーク、
 2月11日には朗読会も予定されています。
 イベントカレンダー、
 展示品についての詳細、
 東京富士美術館へのアクセス等は
 美術館HPで御確認くださいな。
 (なお、作品保護のため2月15日には展示替えが行われます)

「しょうぞうがァまにあさんにィ~♪」
「がるるるぐる!」(←訳:おすすめです!)

 


   さあ♪ここからは“この季節”ならではのオマケ画像を!
   
   
   はい、↑こちらはバレンタイン・シーズンに向け発売された
   ピエール・エルメさんの2016年限定BOXです♪
   新フレーバーは『パンプルムース』らしいわ♪♪
   「むふゥ~! よいィかほりィ~!」
   「ぐぅるがーるるぐるる!」(←訳:チョコシーズン来たる!)
   次回は2016年ショコラ情報もお送りいたします。
   では皆さま、インフルエンザを断固拒否して
   穏やかな休日を!
      


  
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ひたひた、と琥珀色が。

2016-01-15 21:39:58 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はではでェ~ぴんくゥ!」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!目立ちまくり!)

 こんにちは、ネーさです。
 500m先からでもビビビっと視界に入ってくるアイツは……
 去年でしたか、TVCMでも話題になったピンク色のクラウン!
 いやー、初めて間近で拝見しましたけれど、
 本当の本当にピンクで……
 あ、御安心下さいな、
 本日の読書タイムのメインカラーは
 美しい琥珀色ですよ。
 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  



         ―― 今宵もウイスキー ――



 編者は太田和彦(おおた・かずひこ)さん、2015年3月に発行されました。
 ウイスキーにまつわる随筆と短編小説17作品で構成されているこの御本の
 著者さんは、収録順に、せーのっ!

 田村隆一さん、景山民夫さん、山田風太郎さん、安岡章太郎さん、
 山本周五郎さん、黒澤和子さん、山口瞳さん、沢木耕太郎さん、
 椎名誠さん、伊集院静さん、宮本輝さん、太田和彦さん、小沼丹さん、
 開高健さん、吉村昭さん、小松左京さん、竹鶴政孝さん。

 ……ふぅー、
 なんかノルマ達成って感じがするわ。
 じゃ、今日はここらでネーさは帰――

「だめでスッだめでスゥ!」
「ぐっるぅがる!」(←訳:帰っちゃだめ!)

 え~?ダメなの?
 美味しいお酒についての随筆に
 ネーさの下手っぴぃな説明なんて不要だと思うんですけれど、
 じゃあ、ちょっとだけお喋りを。

 お酒――ことに、ウイスキー。

 収録されている作品は、
 田村隆一さんの詩、
 小松左京さんのSFに近い幻想的な小説を除けば、
 おおむね随筆作品です。

 いわば、著者さんたちそれぞれが体験し、
 心に抱いた思いを綴った作品、ですね。

 竹鶴政孝さんの『《ウイスキーと私》より』は、
 ニッカ創業に到るまでの半生記、
 とも申せましょうか。

「あはァ! まッさんおじさんッ!」
「がるるるぐっるる!」(←訳:ドラマになったよ!)

 好きが高じてウイスキーを造ってしまった御方、
 仕事仲間と浴びるようにホワイトホースを飲む映画監督さん、
 醸造所を訪ねて地の果て=スコットランドまで行っちゃう作家さん。
 
 収録作品のうち、
 名作として既に有名なものは
 沢木耕太郎さんの『トウモロコシ畑からの贈り物』ですね。
 
 時代小説の巨匠・山本周五郎さんの随筆『酒みずく』の
 出だしの文章はやや衝撃的です。
 なんといっても

  ――私はいま二週間以上も酒びたりになっている――

 だそうですから。

「のみすぎはァ、いけませんでスゥ!」
「ぐるる!」(←訳:程々に!)

 他方、椎名誠さんの『シングルモルト怪快編』は
 ……怪奇実話?
 スコットランド旅行中の
 椎名さんと仲間たちの身に起こった超常現象!

「ひええええッ! これはッ」
「がるるるるぐるるがる!」(←訳:さりげなく本気で怖い!)

 しかしながら、
 読み手に最も“異郷の風景”を見せてくれるのは。

 景山民夫さんの
 『ネス湖の生一本、グレン・モーランジー』。

 ハイランドのひんやり冷たい風と、
 丘陵を走る車のタイヤの振動までが手に伝わってくるような、
 活き活きとした、それでいて儚くもある佳作です。

「さむゥ~いけれどォ」
「ぐっるるるがる!」(←訳:あったかいお話!)

 晴れてお酒が解禁になった新成人さん、
 ウイスキー大好きな御方、
 私ネーさのごとくお酒は飲めない~(涙)な方々にも、
 おすすめの一冊です。

 巻末の太田和彦さんによる
 『解説にかえて ウイスキー、六つの断章』も、
 ぜひ、じっくりと味わってくださいね~♪

 
 
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― 銀板の面影 ―

2016-01-14 21:49:04 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 つまさきがァ、こおッちゃうゥよゥ~!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!指がしもやけ!)

 こんにちは、ネーさです。
 スキー場関係者の皆さま&天然氷製造中の業者さんには
 まことに申し訳ないんですけど、
 やっぱり暖冬がいいなァ~…とイジケながら、
 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
 
  



            ―― 美女の日本史 ――



 別冊宝島の第2399号、2015年11月に発行されました。
 『貴重写真でよみがえる日本女性の真実の姿』
 『幕末・明治・大正・昭和……激動の時代を生き抜いた女たちの波乱の生涯』
 と副題が付されています。

「評者ァ、れとろなァ、おしゃしんッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:美人さんだね!)

 いわゆるMOOK本タイプの、
 この御本は“略伝”集とでも形容すればよいでしょうか。

 取り上げられているのは、
 副題からもお分かりのように、
 幕末期以降の日本女性さんたち。

 現代でもよく知られている有名な御方や、
 いまはもう歴史の狭間に埋もれてしまった御方もいて、
 政治家の妻もいれば、
 女優さん、音楽家さん、
 日本初の美人コンクール優勝者さん、と
 共通点などないように見えます、が。

 写真が残っている!

 という一点に於いて、
 彼女たちはつながっているんです。

「はッきりィ、くッきりィ!」
「がっるるぐるるるがるるるる!」(←訳:けっこうクリアなお写真です!)

 龍馬さんの恋人、お龍さん。
 ドラマの主役にもなった新島八重(にいじま・やえ)さん。
 実業家・渋沢栄一さんの妻・兼子(かねこ)さん。

 大正三美人と謳われた、
 柳原白蓮(やなぎわら・びゃくれん)さん、
 九条武子(くじょう・たけこ)さん、
 林きむ子さん。

 明治・大正期のセレブ(リアリティスター?)である
 売れっ子の芸妓さんたち。

「ふァ~、めはなだちがァ~!」
「ぐるる!」(←訳:きりり!)

 数多の美女さんの中でも、
 国内外に名を馳せた超級の《美女》さんは、
 陸奥亮子(むつ・りょうこ)さん、ですかしら。

 明治の外務大臣、
 陸奥宗光(むつ・むねみつ)さんの夫人・亮子さん。
 歴史小説好きな活字マニアさんでしたら、
 既にその評判をお聞き及びのことでしょう。

 この御本では、41ページに
 お写真が大きく載っておりますが……

「わほほゥ! ほんッとォにィ~!」
「がるるぐる!」(←訳:絶世の美女!)

 前回記事では、懐中時計の展覧会情報を御紹介いたしました。
 昔は当たり前のように使っていて、
 けれど今では目にするのさえ珍しくなった
 懐中時計。

 この御本で懐中時計にあたるのが、
 銀板やフィルムを用いての
 “肖像写真”です。

「でじたるしゃしんとはァ、ちがうゥのでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:黒色の深さが!)

 写真好きさんにおすすめ、
 そして、19~20世紀のキモノが好きー!という御方にもおすすめの、
 《いま》と《むかし》について
 さまざまに考えさせてくれる歴史MOOK、
 ぜひ、一読してみてくださいね♪
 
 

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小さな“キラキラ”たち♪

2016-01-13 21:37:32 | ミュゼ
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 あさからァもうッ! びッくりぎょうてんッでスゥ!」
「がるる!ぐるるー!」(←訳:虎です!魂消たー!)

 こんにちは、ネーさです。
 SMAPさん、どうか解散しないでください。
 貴方がたが5人で歌う『世界に一つだけの花』が好きなんですから!
 この想いが通じることを心から願いつつ、
 さあ、本日は読書をサボって、
 展覧会情報を、どうぞ~♪
 
  



           ―― 懐中時計 展 ――



 東京都町田市の町田市立博物館にて、
 会期は2016年1月9日~3月6日(毎週月曜日は休館)、
 『魅惑の小宇宙』と日本語副題が、
 『Wonderful World of Pocket Watches』と英語題名が付されています。

「ふおォ~♪ きれいィでスよォ~♪」
「ぐるるがる!」(←訳:貴重品だね!)

 現代では見かけることもなくなってしまいましたけれど、
 数十年前までは日常品として
 多くの紳士淑女に愛用されていたのが、
 ↓こういった懐中時計でした。

  

「ちくたくッちくたくッ♪」
「がるるぐるるる?」(←訳:今にも動きそう?)

 起源は16世紀のドイツに遡るといわれ、
 日本でも明治以降に製造されるようになった懐中時計――

 この展覧会では、
 18世紀から20世紀のヨーロッパ、アメリカ、
 そして日本の懐中時計およそ100点が展示されます。
 
  

「こんなにィ、ちッちゃいのにィ~」
「ぐるがる!」(←訳:個性全開!)

 1月31日と2月21日には
 《初心者のためのギャラリー・トーク》、
 2月7日には講演会《時計の歴史》、
 2月13日には体験講座《腕時計を分解・組み立てしてみよう!》、
 2月27日にはミュージアム・コンサート《オペラへの誘い》など、
 イベントの開催も予定されています
 (イベントによっては要予約や有料となりますのでお問い合わせを)。

 町田市立博物館は、
 JRと小田急線の町田駅からはちょっと離れた場所にあるのですが、
 入場料金は¥300と、とってもリーズナブル!
 懐中時計マニアの皆さまは、
 博物館HPを参照の上、
 ぜひお出掛けくださいね~♪
 


   
   では、ここで今日のオマケ画像を……じゃじゃん!
   
   「あはァ!あーるつーくんッ!」
   「がるぐる!」(←訳:ぷぴぽぴ!)
   
   「しゅぱァ~!」
   「ぐるるるがる!」(←訳:帝国軍もいる!)
   『LoFt』さんには
   早くもバレンタイン向けのチョコレートがずら~り!
   中でもSWものは人気のようです。
   2、3日前は、可愛いBB-8くん風パッケージのチョコが
   並んでいたんですけど……無いわ!
   もう売り切れちゃったのかしら?
   「ひょええッ!」
   「がる!」(←訳:速い!)
   気になるチョコレートやお菓子を見つけたら、
   皆さま、時期が時期です、
   取り急ぎ購入した方がいいかも~??


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健在、“王者”の威力!

2016-01-12 21:54:39 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 せいかじゅうゥにィ、おしまれていまスゥ!」
「がるる!ぐるるがーる!」(←訳:虎です!ボウイさーん!)

 こんにちは、ネーさです。
 『ジギー・スターダスト』を聴き、
 『地球に落ちてきた男』を想って過ごした一日の終わりは、
 さあ、活字マニアの私に元気をくれる読書タ~イム!
 本日は、こちらのミステリ作品を、どうぞ~♪
 
  



         ―― スキン・コレクター ――



 著者はジェフリー・ディヴァーさん、
 原著は2014年に、日本語版は2015年10月に発行されました。
 英語原題は『THE SKIN COLLECTOR』、
 現代ミステリ小説界に君臨する
 《リンカーン・ライム》シリーズの第11作目です。

「おォ~! らいむゥおじさんッ!」
「ぐるるるがるるぐる!」(←訳:ようこそライムさん!)

 身体を自由に動かすことは出来ないけれど、
 その知力、その洞察力で
 犯罪捜査に天才的な手腕を発揮する
 リンカーン・ライムさん。

 ライムさんが、1997年刊の『ボーン・コレクター』で登場してから
 そろそろ20年になろうとしています。

 そこで、
 と著者・ディヴァーさんは考えたのでしょうか。

 第1作目の『ボーン・コレクター』と
 第11作目のこの『スキン・コレクター』を
 シンクロさせてみよう!

「しんくろォ??」
「がるるるぐるるっ?」(←訳:水泳競技ですかっ?)

 水泳じゃないのよ、
 この場合は“同調”と言った方がいいかしら。

 十数年前の『ボーン・コレクター』で対決した事件、そして犯人――
 そいつと同じ匂いが、
 ここからは感じられる……!

 事件の調査と分析を始めるや、
 ライムさんとNY市警の捜査官さんたちは
 ゾッとさせられました。
 ならば、この犯人は……
 
「ものすごォ~くゥ、きけんッ、なのでス!」
「ぐるがるる!」(←訳:難敵なんだ!)

 『ボーン・コレクター』事件に影響されて
 犯人は事件を起こしたのか。
 或いは、そうと見せかけただけなのか。

 捜査に取りかかるライムさんたちのチームを
 次々と予想外の出来事が襲います。
 犯人を逮捕するためには、
 いや、次の犯行を阻止するためには、
 どうしたらいい……?

「ちえをォしぼッてェ~」
「がるる?」(←訳:先回り?)

 11作目に到ってなお、
 ライムさんの頭脳は錆びるはおろか、
 より鋭く、より細やかに進化してゆきます。

 しかし、犯人もまた、
 ライムさんという天敵の存在を知っているために、
 追跡は一筋縄では行きません。

「どうしまスかッ、らいむおじさんッ!」
「ぐるるるー!」(←訳:敗けるなー!)

 E・A・ポーさんが整えた推理小説の原型へ、
 “科学捜査”という要素を加えたのは
 コナン・ドイルさんでした。
 ディーヴァーさんは偉大なる先達の後を継ぐ
 正当な《王者》さんであるといっても
 大袈裟ではないでしょう。

 王さまの風格たっぷりのこの作品、
 まだ読んでないんですぅ!なミステリマニアさんは、
 一日も早く、ぜひ!
 2015年のBEST BOOKの一冊に推したい逸品ですよ♪

「じかいさくはァ、どうなるのかなッ??」
「がるるぐるぐるがる!」(←訳:今からワクワクです!)
 
 
 
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