テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ちょっぴり《チョコ探しの旅》!立川編 ~

2023-02-08 21:51:44 | ショコラ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きせつはァ~しょこらッ!」

「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!旬なのだ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 来週の火曜日は、バレンタインデー……とあれば、

 ええ、そろそろ贈り物の準備をしなくちゃ!

 という次第で、本日は読書タイムをサボり、

 美味しいチョコレート探しの旅へ、さあ、どうぞ~♪

  

 八王子駅からJR中央線に乗ってやって来ましたのは、

 立川駅北口の、伊勢丹立川店です。

 バレンタイン催事は

 7階催物場で《ショコラモード2023》と

 2階ギャラリースクエアで行われていますよ。

 

「わりとォ、こんざつゥしてまスゥ!」

「ぐるがるるる!」(←訳:平日なのにね!)

  

 《ショコラモード2023》会場の入り口すぐには、

 イタリアのメーカー『BABBI(バビ)』さんのブースがあって、

 今期限定のコラボ製品が目を惹きます。

  

 ↑こちらは『ジョンカナヤ』さんのブースのディスプレイですよ。

 

「おしゃれッ♫」

「がるるるる~!」(←訳:エレガント~!)

  

 しかし……

 もう完売していたり、

 週末に入荷予定というものも少なくありません……

 そこで、伊勢丹さんから、

 立川駅南口側の駅ビル『グランデュオ立川』へ

 移動してみました。

  

「こちらもォ~にぎやかァでス!」

「ぐるるがる!」(←訳:雰囲気良好!)

  

 バレンタインの特設売り場は、

 1Fの正面口やフロア中央、

 2Fの第2会場にもあって、

 海外&国内の高級チョコレート、

 チョコを使った和洋菓子等も販売されています。

 

 あちこちを見て回って、

 私ネーさが選んだのは……

  

 神戸のチョコレート専門店《モンロワール》さんの……

  

 ↑『トリュフ ギフトボックス』と……

  

 ↑『トリュフのコフレ』♪

  

「しゅるいィ~いろいろッ!」

「がるるるぅ!」(←訳:カラフルぅ!)

  

 そして、2Fで売っていた↑これも!

 《グランカルビー》さんの

 『ポテトロースト 香ばしチーズと黒胡椒味』は……

 チョコじゃありませんけど、

 美味しそうだから喜んでもらえるでしょう♪♫

 

「わふふッ!」

「ぐるるっ!」

 

 週末はもっと混雑すること必至ですが、

 美味しいモノ大好きな皆さま、

 地元の街で、都心の百貨店や駅ビルで、

 どうか楽しいお買い物をしてくださいね。

 

 

 なお、駅北口の髙島屋立川店は

 1月31日に百貨店区画が閉店となってしまったものの、

 立川髙島屋ショッピングセンターとして

 フロアごとに営業しています。

 6Fのジュンク堂書店さんは

 アートや映画系、

 コミックの在庫が充実していますので、

 チョコレートよりも本だ!

 という活字マニアさんは、ぜひ、お出掛けを♪

 

 

 

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~ なみだのおもいで ~

2023-02-07 21:45:25 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おみまいィもうしあげまス……!」

「がるる!ぐるがる……!」(←訳:虎です!ああ辛い……!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 昨日からトルコで大きな地震が次々と発生していて、

 胸が痛いなるニュース画像の前でただ嘆息しています……

 どうか一人でも多くの人が助かりますようにと、

 心から祈りながらの本日の読書タイムは、

 さあ、こちらの御本を、どうぞ~!

  

 

 

     ―― 小説 すずめの戸締まり ――

 

 

 著者は新海誠(しんかい・まこと)さん、

 2022年8月に発行されました。

 『Suzume』と英語題名が付されています。

 2202年公開の映画『すずめの戸締まり』の原作小説、ですね。

 

「げんざいィもォ、こうかいィちゅうゥ!」

「ぐるるるるるる!」(←訳:愛されてるんだ!)

 

 物語の始まりは、

 爽快な青空が広がる九州の南部の、

 静かな港町から。

 

 17歳の高校生、

 岩戸鈴芽(いわと・すずめ)さんは、

 爽快というよりも

 暑っち~い!と言いたくなる早朝、

 ちょっぴりこころ寂しいような思いで

 目を覚ましました。

 

   また、あの夢を見た。

   繰り返し見る夢、

   見ている最中は夢だと気付かない夢、

   “子供の私“の夢……

 

「すずめさんッ、おきてッ!」

「がるるる!ぐるがるるる!」(←訳:朝だよう!遅刻するよう!)

 

 夢の余韻に浸っていたかったけれど、

 ああ、そうです、学校に行かなくちゃ。

 叔母さんと二人暮らしをしている鈴芽さん、

 お弁当を持って、

 自転車に乗って、

 学校を目指します、が。

 

 あれは、誰?

 

「みかけないィひとォがァ、あるいてきまスよッ?」

「ぐるるる?」(←訳:誰だろう?)

 

 地元の人ではない、

 美しいひと。

 

 初対面のその美しい人が、

 鈴芽さんにいきなり訊ねてきたものですから、

 心臓はバクバク?

 

  《ねえ、君。

   このあたりに、廃墟はない?》

 

「はいきょッ?」

「がるぐるるがっるるる?」(←訳:廃墟なんてあったかな?)

 

 廃墟、と問われて、

 鈴芽さんは答えます。

 ……人の住まなくなった集落だったら、

 あっちの山にありますけどぉ……と。

 

 思い返せば、

 この答えこそ、岐路だったのでしょうか。

 

「おそろしいィ~わざわいィ……!」

「ぐるがるるる……!」(←訳:世に放たれる……!)

 

 鈴芽さんは見つけてしまいました。

 廃墟に、ぽつんと立つ扉を。

 扉を開ければ、その向こうには――

 

 映画を既にご覧になった方々は、

 もうお分かりのことでしょう。

 災厄を封ずべく

 全身全霊で“戸締り“に挑む鈴芽さんには、

 或る記憶を背負っています。

 

 巨大な記憶の重みと、

 のしかかる現実の苦難と、

 どう闘うか、

 どう躱(かわ)すか。

 

「いまだッ、すずめちゃんッ!」

「がるぐるるる!」(←訳:さあ戸締りを!)

 

 『小説 すずめの戸締り』は、

 ↑上の画像の通常文庫版と、

 『角川つばさ文庫』版の、

 2つの版が刊行されています。

 

 『つばさ文庫』版では

 ルビ付き、イラストも収録されていますので、

 お好みの版を手に取ってみてくださいね。

 どうか災害や戦争で苦しむ人が、子どもたちが、

 これ以上増えぬことを願いつつ――

 

 

 

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~ いつだってニャンコと♪ ~

2023-02-06 21:48:53 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むぱぱッ! とおいィぞォ~!」

「がるる!ぐるがる??」(←訳:虎です!チビ満月??)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日2月6日の満月は、

 “2023年で地球から最も遠い満月“……つまり、

 最も小さく見える満月、なのだとか。

 小さなお月さまはちょっと寒そうだなぁと夜空を見上げつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― 名作には猫がいる ――

 

 

 著者はジュディス・ロビンソンさん、スコット・パックさん、

 原著は2022年に、

 画像の日本語版は2022年12月に発行されました。

 英語原題は『LITERARY CATS』、

 文学作品に登場する猫たちの足跡をたどる

 ノンフィクション作品です。

 

「にがつゥはァ、にゃにゃんッ!」

「ぐるがる!」(←訳:ネコ月間!)

 

 ネコ月間がどうかは分かりませんが、

 2月22日はニャーニャーニャーで《猫の日》。

 ニャンコたちと縁あさからぬ月、と申せましょう。

 

 御本冒頭の『はじめに』に記されているのは、

 猫たちと人間が

 ともに暮らすようになったきっかけ――

 すなわち、家畜化された猫の起源はアフリカ大陸、

 より正確にはエジプトにある、

 という猫×ヒトの歴史。

 

 紀元前1950年には

 エジプトの日常生活を描いた資料に猫が登場する、

 といいますから、

 猫と人類のお付き合いは

 けっこう長~いんですねえ。

 

「そしてェ、えじぷとォからァ~せかいィへッ!」

「がるるぅ!」(←訳:大進出ぅ!)

 

 エジプトで人気者になった猫たちは、

 交易船に乗って世界各地へ渡ってゆきました。

 手始めにギリシア、欧州大陸へ。

 ペルシア、インド、極東へも。

 

 ギリシアでは紀元前500年頃から

 美術や文学に猫が頻出し始め、

 やがて猫たちは世界中の伝承や物語の中で

 重要な役どころを務めるようになってゆく……

 

 第一章『有名な猫』

 第二章『古典の猫』

 第三章『詩の猫』

 第四章『児童文学の猫』

 第五章『しゃべる猫』

 第六章『作家とその猫』

 第七章『SFの猫』

 第八章『ノンフィクションの猫』

 第九章『英米文学以外の猫』

 

 と、各章ごとに

 さまざまな猫たちが取り上げられていて、

 おお、日本文学のニャンコちゃんもいますね♫

 

「たにざきィさんのォ、さくひんッ!」

「ぐるがるぐるるるるるる!」(←訳:名作認定いただきました!)

 

 本文59ページで言及されているのは、

 谷崎潤一郎さんの作品

 『猫と庄造と二人のおんな』(1936)。

 

 ニャンコの存在が人間たちを振り回すこの作品は、

 著者さんたちの琴線をかき鳴らしたのでしょうか、

 翻訳家さんへの感謝の言葉が添えられていますよ。

 

 さらに、185ページでは、

 ↓こんなコメントも!

 

 《猫文学というものがあるのなら、

  その最前線に位置するのは

  日本といっていいだろう》

 

「あちゃちゃッ!」

「がるぐる!」(←訳:誉め過ぎ!)

 

 古代ギリシャから、

 ディケンズさんやラドヤード・キプリングさん、

 ジャン・コクトーさん、

 ハイラインさん、

 レイモンド・チャンドラーさんたち

 海外の《猫文学者》の名作ガイドでもあるこの御本は、

 もっちろん、

 日本の全愛猫家さんに激おすすめしたい一冊です。

 

 現実世界でも文学世界でも、

 いつまでもニャンコと!を目指す皆さま、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

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~ 一人と一羽の、探す旅 ~

2023-02-05 21:42:32 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 あううゥ~! めぐすりィ~!」

「がるる!ぐぅるがるぅ!」(←訳:虎です!ショボつくぅ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 本格的に花粉が飛び始めたのでしょうか、

 昨日から眼がどうにもショボショボいたしますけれど、

 ボーンマス戦でも決勝点を挙げてくれた

 三苫選手の大活躍に力付けられて、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― モモの医術史 1 ――

 

 

 ネーム原作は猶本三羽(なおもと・さんば)さん、

 作画は淺野のん(あさの・のん)さん、

 2023年1月に発行されました。

 『MOMO'S MEDECAL HISTORY』と英語題名が付されています。

 

「いじゅつゥ??」

「ぐるがるっる~??」(←訳:医療コミック~??)

 

 13歳の少年、モモくん。

 

 ひとり孤独に旅する彼が、

 あら失礼、一人じゃありませんでした、

 訂正いたします、

 一人と一羽、ですね。

 

 少年モモくんが

 相棒である鳥のポポくんとともに

 旅をしているのには

 理由があります。

 

 ある書物の探索――

 『アピスの書』と呼ばれる

 医術書を手に入れたい。

 

 約200年前に禁書とされて以降、

 この世界の何処かに封印されてしまった

 『アピスの書』には、

 どんな病・人間をも救う術(すべ)が記されている。

 風邪・心臓病・結核の治療から

 不老不死の方法、万能薬の作り方、

 そして、

 死者蘇生の術まで……。

 

「むむむゥ! それはッ!」

「がるぐるるる~!」(←訳:皆が欲しがる~!)

 

 誰もが欲しがる、禁断の医術書。

 しかし、

 不老不死やら万能薬やら、

 絵に描いたような嘘っぽさテンコ盛りとあっては、

 逆効果と申しましょうか、

 いまや多くの人びとがその実在を疑っています。

 おとぎ話だよねえ?

 いくらなんでも、ねえ?と。

 

 それでも、敢えて。

 

 自称“医術師”モモくんは、

 『アピスの書』を探し求め、

 アフダフ王国へとやって来ました。

 

 アフダフ王国の王宮書庫には

 貴重本がどっさり収蔵されている、と

 聞いてのことです。

 

「ばッどォ~たいみんぐゥ!」

「ぐるるるるがる!」(←訳:お取込み中です!)

 

 現在、王国では《王の病》なる病が流行していて、

 モモくんは王宮に入れない……?

 

 じゃあ諦めて帰、いえ、

 どんな手を使って王宮に潜り込んでやろうかと、

 知略をめぐらせるモモくんです。

 

「よなかにィ、しのびこもうゥ?」

「がるるるるぐるる?」(←訳:棒高跳びで塀越え?)

 

 笑いをそここに仕掛けつつも、

 モモくんの物語の本質は。

 

 生と死。

 生命の不思議の深遠を覗くこと。

 

 そのために『アピスの書』を手に入れなくては。

 

「きをつけてッ、ももくんッ!」

「ぐるるがるるるるるるぐるる!」(←訳:深遠に引き込まれないように!)

 

 モモくんが歩む、生命探求の旅。

 その先にあるものは?

 

 淺野さんによる素晴らしい作画と、

 猶本さんによる緩急自在の展開、

 壮大なテーマにはワクワクさせられますよ。

 

 スチームパンク&SF好きな方々におすすめの

 新作コミックは、

 イマドキはもう、

 少女マンガや少年マンガといった分け方は

 殆ど意味がないと思うのですけれど、

 書店さんの少女マンガのコーナーで探してみてくださいね~♪

 

 

 

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~ トンコハウスの《オニ》が来る! ~

2023-02-04 21:46:56 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 りッしゅんッなのでスゥ!」

「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!さらば寒波よ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 《立春》を迎えた今日2月4日は、

 読書タイム……をスパっとサボり、

 時計の針を一日分戻したら、

 さあ、↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― ONI 展 ――

 

 

 東京・立川市のPLAY!MUSEUMにて、

 会期は2023年1月23日~4月2日(会期中無休、ただし3/5を除く)、

 『本当の鬼を、誰も知らない。』と副題が付されています。

 

「とんこちゃんッ!」

「ぐるるるるるる~!」(←訳:トンコハウスだ~!)

 

 ピクサー出身の堤大介さんと

 ロバート・コンドウさんが率いる

 米国のアニメーションスタジオ『トンコハウス』を、

 皆さま、ご存知でしょうか。

 

 アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた

 『ダム・キーパー』(2014年)の作者さんたち!

 

 といえば、

 あ!知ってる!と膝を打つ方々もおられましょう。

 

「しんさくゥ、でスよッ!」

「がるるるぐる!」(←訳:大注目の新作!)

  

 2022年10月から

 Netflixオリジナル作品として公開されているのは、

 堤大介さんが監督を務める初の長編アニメーション作品

 『ONI~神々山のおなり』。

 

 この展覧会では、

 アニメーション作品『ONI』の空間演出を中心に、

 最新3DCGアニメーションの制作過程も

 紹介されますよ。

 

「うむうむゥ! そうなんでスゥ!」

「ぐるるがるぐぅるるるる!」(←訳:単なるCGじゃないんだ!)

  

 そう、『ONI』は

 フルCG作品ではない、んです。

 『ONI』の基本は、なんと

 コマ撮り!

 

 コマ撮りアニメにCGをプラスしたのが、

 『ONI』なんですね♪

 

「まずはァ~みなのォしゅうゥ~」

「がるぐる~!」(←訳:ご覧あれ~!)

 

 アニメ好きさんに、

 『トンコハウス』のファンの方々に

 激おすすめのこの企画展、

 立川のPLAY!MUSEUMにお出掛けできない御方は、

 ミュージアムのHPを覗いてみてくださいね。

 きっと『トンコハウス』が大好きになっちゃいますよ~♪

 

 

 

   では、ここでオマケ画像も……ジャジャン!

   

   『リンツ』さんの《リンドール》は、

   ええ、鉄板の美味しさですわね。

   「だいじにィ~ぱくりッ!」

   「ぐるるがるるる!」(←訳:大切にパクパク!)

   バレンタインシーズンとあって、

   あっちからもこっちからもショコラの香りが……!

   皆さまも食べ過ぎに注意しつつ、

   どうか穏やかな休日を♪

  

  

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~ 本日発売!なグッズを探せ! ~

2023-02-03 21:45:45 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふくはァ~うちィ!」

「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!福は内~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 節分の今日2月3日からは、

 六本木の森アーツセンターギャラリーにて

 《ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END》が開幕!

 また、展覧会の開催に併せて、

 本日よりヒグチユウコさんのグッズ各種が発売となりました。

 そこで私ネーさも頑張ってみましたよ~♪

  

 目的地は、はい、画材屋さんです。

 ヒグチさんと画材メーカー『ホルベイン』さんのコラボ製品も

 今日から店頭の特設コーナーに並びました。

 

「みィつけたでスゥ!」

「ぐるがるる~!」(←訳:これだよう~!)

 

 やった!あったわ!

 と密かにガッツポーズしつつ

 購入いたしましたのは――

  

 ↑『透明水彩絵の具 5ml 24色セット』!

  

「ふたをォ、あけるゥとォ~…」

「がるるっるるる!」(←訳:こうなってます!)

  

 絵具のチューブラベルにヒグチさんのイラスト、

 箱蓋の内側にもイラスト、

 付属の特別小冊子にはイラスト&ミニストーリーが

 描かれています。

 

 ↓こちらは、『水彩紙ブック』で、

 アルビレオ水彩紙の並厚口、中目、20枚入になっています。

  

「じょうねつのォ~あかッ!」

「ぐるるがるるぐるる!」(←訳:売場で目立ちまくり!)

 

 そして、↓こちらも!

  

 白い段ボール製ボックスの中身は、

 ↓『絵具皿 108色仕切 眼花(めばな)』。

  

 実は、今回のお買い物の本命はこの絵具皿でした。

 ヒグチさんのSNSで初めて目にした時から、

 もう気になって気になって。

 だって、108色が収まる絵具皿なんて

 今まで見たことありませんでしょ?

 

「ふうゥ、それにしてもォ~」

「がる~!」(←訳:重い~!)

 

 首尾よく入手できたものの、

 『眼花』絵具皿ちゃん、

 ちょいっと重量がありますので

 持ち帰るのには苦労しましたが、

 うふふ、これは嬉しい苦労ですよ♫

 

 と、上記の画材系グッズの他にも、

 特装版の画集、

 複製画、ポストカード、

 フィギュアマスコット、

 お茶&お煎餅といったお菓子、

 アパレル製品や、

 バッグなど

 グッチとのコラボ新作の販売も始まっています。

 

 六本木での『ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END』の会期は、

 4月10日まで(会期中は無休)。

 チケット持ってま~す!という御方は

 全力で楽しんできてくださいね。

 遠くて行けそうにないわ~…という御方は、

 オンラインでお買い物したり、

 雑誌『MOE』のヒグチさん特集号で

 ギュスターヴくんたちの世界へ、ぜひ♪

 

 

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~ 『寿限無じゅげむ…』は、いつまでも ~

2023-02-02 21:40:58 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 てけてんッ!てけてんッ!」

「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!テケテケテン!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ♪テケテケ♫テンテン……と、

 お囃子のリズムを脳内で再生させたら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  

 

 

   ―― 江戸の暮らしと落語ことはじめ ――

 

 

 著者は三遊亭兼好(さんゆうてい・けんこう)さん、

 歴史監修は安藤優一郎(あんどう・ゆういちろう)さん、

 2022年12月に発行されました。

 

「ぎりとォ、にんじょうゥ!」

「ぐるるるがるる!」(←訳:笑い話も怪談も!)

 

 江戸時代に誕生した話芸――落語。

 その“取扱いジャンル”は、

 ライトな笑いあれば、

 シュールなグルメ譚あり、

 ロードムービー調も、

 ヘヴィなホラーもございます。

 

 この御本では、

 古典落語55話と、

 噺の中に登場する言葉、

 風俗・文化など江戸当時の時代背景や、

 落語にまつわる雑学などが

 紹介されていますが、

 まずは、“定番”にして”入門編”の、

 『寿限無』

 などいかがでしょう?

 

「くまごろうゥさんッ!」

「がるるぐるるる!」(←訳:サボりましたね!)

 

 そもそもは、

 熊五郎さんが名前を思いつけなかったのが、

 お噺のきっかけ、でした。

 

   可愛い男の子が生まれたってぇのに、

   ああ、名前が……名前が……

   助けて、和尚さ~ん!

 

 で、和尚さんが付けてくれた

 縁起のいい名前こそ、

 寿限無寿限無五劫のすり切れ……であったと。

 

 本文250~51ページに記載されている

 『寿限無』の粗筋は、

 短いものではありますけれど、

 これを実際に演ずる場合はタイヘンですよね。

 皆がよく知っている、オチまでバレてる、

 そこをどう、面白おかしくしてゆくか……

 語り手の腕の見せ所です。

 

「ほかにはァ、めぐろのォさんまッ!」

「ぐるがるる!」(←訳:三方一両損!)

 

 ポピュラーなお噺や、

 なんとなく聞いたことあるお噺の数々は、

 

   第一章『江戸のしごと』

   第二章『江戸のまち・すまい』

   第三章『江戸の食』

   第四章『江戸のおしゃれ・よそおい』

   第五章『江戸の趣味・娯楽』

   第六章『江戸の行事』

 

 と、テーマごとに分けられていますが、

 歴史好きな方々の好奇心を刺激するのは、

 用語解説、でしょうか。

 

「あれもォこれもォ!」

「がるぐる!」(←訳:初耳だよ!)

 

 『柳影(やなぎかげ)』は、

 みりんと焼酎を半々に混ぜたもので、

 冷酒として好まれていた――

 

 『薩摩うずら杢目(もくめ)』は

 屋久杉の代表的な杢目柄――

 

 って、うう~む、勉強になりました。

 江戸と落語の宇宙は、底なしのようです。

 

「はッつァんッ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:おうよ熊さん!)

 

 八さんと熊さんが

 いまも元気に語り合う、江戸の世へ。

 

 落語ビギナーの方々に、

 雑学好きな活字マニアさんに、

 おすすめの一冊ですよ。

 なつかしくも新しい落語の世界を、

 ぜひ、覗いてみてくださいな~♪

 

 

 

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~ 史実を探せ! ~

2023-02-01 21:43:37 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はややッ! もうゥ、にがつゥ~!」

「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!如月の始まり~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 年が明けて一ヶ月が経ち、

 今日からは2月……

 となれば、本日の読書タイムは、

 ↓こちらの新書作品を、さあ、どうぞ~♪

  

 

 

        ―― 怪しい戦国史 ――

 

 

 著者は本郷和人(ほんごう・かずと)さん、

 2019年7月に発行されました。

 

 2022年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、

 承久の乱(1221年)~鎌倉幕府滅亡(1333年)を専門とする

 東大歴史編纂所の教授・本郷さんの著作の数々を

 “参考書“として読み込んだものですが、

 ええ、今年――2023年の大河ドラマは……

 

「せんごくゥじだいィ~なのでスゥ!」

「ぐるるがるぐるる~」(←訳:人気の時代だよね~)

 

 新大河『どうする家康』も

 放送が始まって1ヶ月が経過しました、が。

 

 SNSでも話題になっていますように、

 ええっ?な点が、

 

   元康(家康)さんのルックスが良過ぎる!

   今川義元さんがまるでメンター(導師さま)!

   桶狭間の戦いが描かれていない!

   岡田”武術師範”信長さんが魔王すぎる!

   清須城って紫禁城だったの?

 

 という具合に増幅していって、

 観ている私たちも混乱してきました……

 戦国時代って、こんなだったかしら……?

 

「そこでェ、ほんごうゥせんせいィ!」

「がるるぐるる~る!」(←訳:教えてくださ~い!)

 

 ”師範”信長さんの強さは別にしても、

 あらためて戦国時代の“史実”を考えてみると、

 これが想像以上に奇々怪々です。

 

 この御本では、

 まさに桶狭間の戦いの頃から、

 謙信さん×信玄さんの対決、

 秀吉さんの天下取り、

 三成さんの関ヶ原敗北まで、

 室町末期と安土桃山時代の戦史が

 テーマとなっているのですが、

 ”分かっているようで分からないこと“の多さに

 驚かされます。

 

 例を挙げるなら、

 《桶狭間の戦い》

 に何人が参加したのか、

 正確な数字が分からない――

 織田側の兵力はおよそ二千か三千、

 対する今川側は四万五千?いや二万五千?

 

 川中島の戦いの、

 一万三千vs.二万、っていうのも

 なんだか怪しい……?

 

 ついでに言うなら、

 井伊家に『おんな城主』さんがいた可能性は……

 

「しィ~ッ!」

「ぐるるがるるい!」(←訳:そこは秘密で!)

 

 読めば読むほど

 するりと逃げてゆく歴史の事実。

 史実とは、何なのか。

 どう読み、どう判断すべきなのか。

 

 題名に『怪しい』とありますけれども、

 いたって真面目な歴史ノンフィクション作品は

 『どうする家康』ファンの方々におすすめですよ。

 でもまあ本当の清洲城はもうちょいコンパクトだよね?

 などとツッコミを呟きつつ、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

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