写真:桧皮葺(ひわだぶき)建築では世界最大の蔵王堂
道の駅でふと目に留まったチラシに釘付けなりました。「南朝の歴史 奥吉野を訪ねて」というイベントで、実施日はその日から1週間後の11月23日(祝日)と迫っています。「ダメもとでもいいか」と、その場で主催の<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="黒滝村" AddressList="29:黒滝村;">黒滝村</st1:MSNCTYST>商工会に電話すると「参加できますよ」という嬉しい返事。「よおし、まずは情報収集だ」とうきうきと当日を迎えました。
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朝7時に家を出発し、京奈和道路を経てそのまま直進して<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="高取町" AddressList="29:高取町;">高取町</st1:MSNCTYST>を通過し、<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="大淀町" AddressList="29:大淀町;">大淀町</st1:MSNCTYST>~<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="下市町" AddressList="29:下市町;">下市町</st1:MSNCTYST>に。なんと1時間あまりで到着しました。意外と速いです。<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="吉野町" AddressList="29:吉野町;">吉野町</st1:MSNCTYST>というと<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="奈良市" AddressList="29:奈良県奈良市;">奈良市</st1:MSNCTYST>内からはとても遠い感じですが、道路の開通もあり、思いのほか近くなったと言えそうです。
写真:蔵王堂の入り口にある「黒門」も幻想的でしょう?
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「吉野駅周辺には駐車場がないです」(主催者)ということなので、ネットで急ぎ予約した宿泊予定の民宿に車を停めて、下市口駅から近鉄吉野線に乗りました。車窓からは白いモヤに包まれた幻想的な景色が広がっています。
ちなみに「霧と靄(もや)の違い」は? その日のお天気ニュースで言っていましたが、霧は視界が1km未満のもので、靄は1km~10kmのものを呼ぶのだそう。つまり気象現象としては同じもので、程度の差、ということなのですね。
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さて吉野口駅前で参加登録したあと、一行はさっそく上り坂を歩き始めました。あいよっこもしっかり説明を聞こうと、先頭集団について登り始めたのですが・・・・・。
写真:急な坂道を登りながら振り返りつつシャッターを。
「ああ、ここでもっとゆっくり撮影した~い」
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春には花がとっても有名な桜も、今はさまざまな赤色の紅葉が美しいです。しかも靄の中でうっすらとかすんで素敵です。「下千本」「中千本」と登っていき、まずは金峰山寺(きんぷせんじ)蔵王堂(ざおうどう)で<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="吉野町" AddressList="29:吉野町;">吉野町</st1:MSNCTYST>観光ボランティアの方から案内を聞きます。
初めて見る国宝の蔵王堂はさすがに威風堂々として圧倒されます。修験道の根本道場であり、木造建築では東大寺大仏殿に次ぐ大きさです。くっきりと晴れてきた青い空と大屋根の桧皮葺から立ち上るゆげが印象的でした。
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<o:p>写真上:ほら貝が修験道イメージを高めます。</o:p>
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<o:p>写真右:桜のビューポイント「花矢倉」から。</o:p>
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途中でも写真を撮りながら登ってきましたが、次第にハアハアと息が切れ、手もブルブルと震えてきます。それでも「もうすぐだから・・・。もうすぐのはず・・・。」とあいよっこはがんばっていました。しか~し、「もうすぐ」はどこまで行ってもこなかったので~す。さらにさらに先は遠かったので~す!!
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次回はなぜ「南朝」なのか、をお話します。<o:p></o:p>