写真は2016/7/28~7/31「お花畑と流星群を探して 御嶽山~白馬へ」
「八方アルペンラインリフト」に乗ると、次々とあらわれるお花畑!
報道でも良く見聞きしますが、プーチン大統領が「自分にとって柔道は単なるスポーツではなく、哲学」と話し、尊敬する人物が講道館創設者・嘉納治五郎であることは日本人として嬉しいことです。
彼が「大切なことはすべて柔道から学んだ」と述懐し、特に『柔よく剛を制す』という有名な言葉が「強い相手の力を利用して、柔軟に対戦して勝つ」と理解できて嬉しかったらしいです。なんだか納得できます。
※「プーチンと柔道の心」(2003、V・プーチン、オルマプレス)など
当然ながら「武道」は戦って勝つことも重要ですが、基本的に礼儀作法であることも理解しているのでしょうね? ルールやマナーは大事です。
さらに武道は「相手を鏡にして自分を見る」とか「戦いを通じて技を極め、己を知る」ことでもあり、相手に対する敬意を忘れてはいけないですよね? 恫喝なんかしてはいけないですよね?
そういえばかなり以前の大相撲では、(相撲には詳しくないですが)勝者が土俵下に落ちた敗者に手を差し伸べていたことを思い出します。国技であり儀礼でもある相撲は、武道全体に影響を与えているのかもしれません。
ちょっと話がそれますが、日本には各種武道をはじめ、舞踊や歌舞伎などの芸道、書道、華道、茶道などなどたくさんの「道」がありますが、一般に華道と茶道を年頃の女性が学ぶことを「花嫁修業」などと(かなり昔)称していました~。
女性ジェンダー的には問題とされそうですが、実はあいよっこもこれをさせられました。ですが「所作」や「立ち居振る舞い」、「お花やお茶の楽しみ方」などなど、学校では教えてもらえないたくさんのことを学び、とっても生活や人生の楽しみに役立っていて、今では感謝しているのです。「道」は文化の伝達であり、教育システムの一環でもあったのですね。
話を戻して、プーチン大統領という大国のトップリーダーが、その任務と武道の精神を兼ねることは、大変難しいことだとは思いますが、どうぞ柔道の持つ精神についても忘れないでいつまでも併せ持って頂きたいと願っているのです。
*** 終わります。お付き合いありがとう ***
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