写真:「2018/4/3~5 島根県:津和野町~奥出雲」
鬼の舌震(したぶるい) 奥出雲地域にある 大馬木川(おおまきがわ)が
黒雲母花崗岩地帯を浸食した渓谷 約2kmにわたり巨岩・奇岩が続く.
写真上:甑岩(こしきいわ)節理で割れて蒸し器の「甑(こしき)」に!
トランプ米大統領は24日、6月12日に予定されていた米朝首脳会談を取りやめる、といった書簡を北朝鮮に送りました。報道からは「北朝鮮は中国との会談後、態度を変え、最近は連絡も取れていない」そうです。
やっぱり、キタ~~! まさか「満面の笑顔はもう無理」「こんなの初めてだから、疲れちゃったよ~~!」と思ったわけではないでしょうが・・・。しかし大多数が「やはり北朝鮮は信用できんな~」と、良く似た2人であってもとっさにこう思ったことでしょう。ジョンウンさんにとって大したことではないのでしょうが、世界を相手にするにはここから変えていかないと・・・。
一方で同日北朝鮮は「ぷんげり(なぜか個人的にひらがな語感)の核実験場の廃棄作業」を行い、5か国の記者団・メディアに公開しました。廃棄作業は同実験場にある4坑道のうち2,3,4番入口(北朝鮮はすべてと報道)を爆破して塞ぎ、周辺施設も爆破、あるいは撤去したとのこと。「放射性物質の漏洩、拡散はなかった」と核を完全に閉じ込めたと自慢したいようです。しかし専門家が不在で、アメリカは「約束違反」と非難しています。
同実験場では2006~2017年まで6回の地下核実験が実施され、周囲の山々の崩落などもあり、これ以上の使用には耐えられないとも推測されています。
つまり 「核山鳴動してネズミ一匹」 ってカンジ?
まあ、もともと北朝鮮の「非核化」として「核実験とミサイル発射実験の中止」「プンゲリ核実験場の廃棄」、「核の脅威や威嚇がない限り核兵器を絶対に使用しない」「核兵器と核技術を移転しない」と記しています。先日行われた南北首脳会議では「朝鮮半島の非核化」と表現し、その意味が議論されました。
つまり日米(韓はどうかな?)の「核・大量破壊兵器・ミサイルの完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄」を求める「非核化」とは相当な差異があります。だけどアメリカとの交渉を通じて、大規模な経済支援」を見返りに妥協点があるのではないか?と期待していたわけですね~。どうやら北朝鮮は最初に宣言したことは実施するが、交渉を通じての妥協はない、と示したのでしょうか?
個人的には米朝会議の中止はやはり残念ですし、今後「新たな戦略路線として経済建設を重視」するのならば、柔軟な妥協、譲歩姿勢を示してほしいものです。
さて今回の南北首脳会議から米朝首脳会議に至る報道で「非核化」がキーワードなのは疑う余地がありません。もちろん北朝鮮が核爆弾、核兵器を保有しているという前提ですが、いったい実情がどうなのか?どのくらいの数なのか?どの程度の脅威なのか?最初の知識・前提として知りたいところがメディアからはなかなか得られず、やや消化不良なままどんどん食べているカンジで身体に悪いです?
自分なりにネット検索すると核保有についてはほぼ自主申告で、国際検証機関であるIAEAとて確実な査定や確認はできないらしく、ある意味驚愕です!
***続く***
小天狗岩:高さ約60m、烏帽子をかぶるカラス天狗に見える
「鬼の舌震」で最も有名な「水瓶岩(はんどいわ)」
高さ約30mの岩石の上に立つ不思議な景観
鬼の試刀岩(しとういわ):鬼が刀の試し切りをして真っ二つに割れている
鬼の落涙岩(らくるいいわ):水中のふたつの甌穴から水が噴出し、
鬼が涙を流しているように見える
奥出雲多根自然博物館:恐竜の化石や貴重な鉱物の原石などコレクション。
出雲地域は「玉造」が象徴するように、古来より勾玉などの産出地。
写真上:宝石となった「アンモナイト」 きれい!
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