あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

イチョウの樹は見ていた(はず)

2008-11-24 20:08:30 | 山は地球の見晴らし台

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         写真:平維盛歴史の里は静かにひっそりとしています。自然を活かした

             周囲は散策にもってこい。

         

 野迫川村</st1:MSNCTYST>は高野山と大峯山、また高野山と熊野大社を結ぶ要地にありながら、山深く険しい自然環境に囲まれています。それが「平家の落人」の隠れ家にも最適だったのでしょうか。平(たいら)地区にある「平維盛塚」「歴史の里」はそうした伝承を伝えています。

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 平維盛は清盛の嫡孫であり、源氏に追われ熊野・吉野山岳地帯を流浪した後、この地で生涯を終えたとされています。(ただし以前ブログに書いたように、南紀勝浦の沖にある山成島にも維盛入水伝説があります)こんもりとした塚の下には、あるいはお墓があるのでしょうか? 

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現在丘の上には石碑が建ち、周辺には落人があります。再現された建物とはいえ、周囲の木々が色づき始めたなかでひっそり静かに佇んでいます。歴史資料館にはさまざまな資料も備えてあるそうですが、残念ながらここも閉館していました。

 

写真:大樹を目の前にして息を呑みます。黄金色の葉が、キラキラと輝いて素晴らしい。

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なにより圧倒されたのは、道路の反対側から迫ってくる高さ20mのイチョウの紅葉です。まっ黄色となった葉に陽の光がさすと、まさに黄金色となり、きらきらはらはらと落ちていました。今は休校となっている平小学校の校庭にあるこのイチョウの巨樹。きっとたくさんの人々の物語を見てきたことでしょう。<o:p></o:p>

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阿弥陀堂は「阿弥陀堂たより」という映画の影響もあって、近年人気が高くなっていると聞きます。「北今西の阿弥陀堂」はホテル野迫川の手前、川原樋(かわらび)川と道路に沿ってあります。

 

建物は県指定文化財であり、堂内に祀られている「阿弥陀如来像」は村指定文化財です。また正月4日に行われる、20歳になった若者を大人と認める儀式:「オコナイ」も県指定無形民族文化財となっています。

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なのに、ガア~ン! 木製の壁には大きな政党の看板がっ!しかも二面にわたっています。阿弥陀堂に民主党は似合わないです。写真を撮る気持ちにもなれず、「なんだかもったいないなあ」の一言です。


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