写真撮影日はすべて2014/1/15
写真上:堀切峠を越え、道の駅「フェニックス」からの眺めも大パノラマ
あれよあれよという間に日々は過ぎ去り、ブログの更新もないまま、すでに桜は散っています。「みなみ九州はあったかいぞ~!宮崎・鹿児島」というタイトルが季節はずれになってしまい、「この先どう書くか、書かないか」でおっくうにもなるという悪循環もあり、ついつい先延ばし。でもやはり紹介したいこともあるので時期はずれであろうと、重い腰を上げて書くのだ。
それにしても最近のニュースでは「捏造・嘘・詐称・・・」などといったことばが多く、世の中はすでにここまで進んでいるのか?と昭和のおばさんは呆然としてしまいます。なにか言いたいけれど、またまた長い妄想が始まりそうなのでやめておこう。
写真右:甑島のパンフレット、行きたくなるでしょう?
「写真力」ってこういう感じ?
さて今回南九州に行ったのはANAのマイルの期限が迫っていたこと、偶然入手した鹿児島県薩摩川内市(さつませんだいし)甑島(こしきじま)の「超ド級大自然!」のパンフレットを見たことが大きな要因です。
写真:青島の周囲に広がる「鬼の洗濯板」
断崖や奇岩、渓谷や滝などがなぜだか大好きなあいよっこ、見たとたんに「ここに行こう」と決めましたが、結局今回は断念せざるを得ず、それが残念ではありました。だけど九州の海岸線も多彩で面白かったですよ。
宮崎空港に到着したあと、空港近くでレンタカーを借りました。ネットで見つけたJネットレンタカーは、カローラにナビやETC付き、面積補償料込みで5泊6日¥22575というキャンペーン価格です。
元県知事ひがしさんが「どげんかせんと!」と言っていたように、高速道路も切れ切れで、新幹線はもちろん、列車によるアクセスも良くない宮崎は「陸の孤島」とも呼ばれているようで、そのためにレンタカーが割安になっているのかもしれません。
写真左:約8kmも「鬼の洗濯板」が続く
空港から日南海岸を南に向かう道路の両側にはヤシの木が並び、暖かい陽射しが降り注いでいます。海に目をやると、マリンブルーの美しい海にくっきりとした白い波。トロピカルムードが嬉しくて、思わずJR「リメンバー九州」、谷村新司さんのCMソング「♪あ~いまも~~♪」と唄っていました。
写真:鵜戸神宮の由来となった「鵜の奇岩」
青島の周囲から日南海岸を南下し、戸崎鼻から巾着島あたりまでの約8kmに「鬼の洗濯板」と呼ばれる美しい侵食岩が続いています。地震による隆起とか、硬軟二層の岩石層とか、波の浸食とか、いろいろな要因でこんな形状になっているようですが、侵食海岸といっても、それぞれの地域で多彩な光景になるのがとっても面白いです。
鵜戸(うど)神宮ではそうした侵食洞窟、鵜の形の奇岩などがまさに「聖なる信仰の対象」となっているのです。
写真:神武天皇の父「ウガヤフキアエズノミコト」を祀る鵜戸神宮
***続く***
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