写真:テト(旧暦のお正月)の飾りが色鮮やか
10:30関西国際空港発のベトナム航空便は予定通りハノイ・ノイバイ国際空港に到着しましたが、その後が大変でした。預けた荷物が30分経っても、1時間経っても出てこなくて、荷物受け渡し場の周囲にはたくさんの人垣ができています。(写真下)
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ターンテーブルを回っている荷物にはタンス程の大きさ(!)もあり、炊飯器(中国製らしい)などの家電製品も多いです。どうやら北京便、ソウル便などが同時に到着しているようで、品物を買い込んで来る人たちも多いのでしょう。
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結局自分たちの荷物が出てくるのに2時間近くかかってしまいました。(疲)こうした事態はいつものことらしく、スタッフや現地の人々は頓着しているようすはありません。でもその後予定していた市内観光の半分がカットされるはめに・・・。
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ノイバイ空港で出発便と到着便のそれぞれを同じ時刻帯に集めているのは、効率を良くするためもあるのでしょうが、他国の空港使用料が安い時刻に到着することで節約のためもある、と後で知りました。
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ベトナム到着の最初から人の多さに圧倒されましたが、まだまだこれは序の口だったのです。空港からハノイ市街に向うバスの中から見る道路、そして道路脇の人々、噂には聞いていましたが、想像をはるかに超えていました。
写真:ラッシュ時でなくてもこのバイクの量
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道路にはバスなどの大型車、普通乗用車、そして最も量が多いバイク、次に多い自転車が混在し、その間を人々が縫うように渡り、歩いていきます。市街地には信号機がありますが数は絶対的に少なく、さまざまな音や大きさのクラクションが響き渡り、まさしく「喧騒」とはこのことです。
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渋滞の中心の交差点の真ん中ではたいてい、警察官なのか、軍隊なのか、ガードマンなのかわかりませんが、制服姿の男性が交通整理をしています。どうやら道路の角々に、と思えるくらいたくさんのボリスボックスがあり、渋滞が起こるやいなや登場して交通整理が始まるようです。つまり道路整備より人件費のほうが安いということなのかな?
<o:p>写真:交差点の真ん中で笛を吹くおまわりさん</o:p>
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交通整理のおまわりさんも見ているだけで「危なくないのか?」とハラハラしますが、大量の人や車は独特のルール(おそらく)に従って通り過ぎていくのです。
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渋滞で立ち止まったバイクは、さっさと歩道を走り始めます。歩道には家側からは人が食事や雑談などいろんなことをしているし、<o:p></o:p>反対側には車やバイクが駐停車しています。車の中から道路を見ているだけでも「なんでもありだなあ」、歩道を歩くのも「どこを歩けば良いのだろう」、道路を横断するのは「まさに命がけ」なのです。
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しかし暗黙の了解のルールですべてうまくいくはずもありません。車の中からは一度大型クレーン車と乗用車の追突事故を、歩いていて目の前でタクシーとバイクが接触する事故を目撃しました。タクシーの前部バンパーがはがれてしまいましたが、両者は何事もなく通り過ぎていきました!「うっそお~!」
写真:これもお正月の飾りかな?<o:p></o:p>
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