写真 ハロン湾のシンボル「闘鶏岩」とクルーズ船
先月中旬、なにげなくつけたTVから見覚えのある光景が飛び込んできました。「あっ、ハロン湾!」 でもニュースは「観光船が沈没して、日本人学生1人を含む12人が亡くなった」と続き、懐かしい思いは吹き飛びました。どうしたのでしょう?
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報道によると2月17日の早朝に急速な浸水事故が発生し、乗客11人とベトナム人ガイド1人が死亡、乗客9人と船員6人は救助されたということです。犠牲者の多くは20代の外国人だったようです。
<o:p>写真 バイチャイ港にはたくさんの観光船が。</o:p>
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事故当時観光客は船内で眠っていたといい、ガイド本にある「ジャンク船宿泊1泊2日ハロン湾ツアー」等のツアーだったのかもしれません。22日には地元警察が「人的ミスの可能性が高い」と船の機関士を逮捕した模様です。
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このハロン湾には大小さまざまなクルージング船がおよそ420隻もひしめいているうえ、それらの観光船の周囲を、果物売りなどのジャンク船が縫うように走っています。今回の事故と関係があるのかわかりませんが、大変な過密コースには違いありません。亡くなった方のご冥福をお祈りします。
<o:p>写真 ピースサインではなく、「2ドル」の意味のようです</o:p>
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2日目のハロン湾クルーズと天宮(ティエン・クン)と呼ばれる鍾乳洞観光は、最も楽しみにしていました。どうやらあいよっこは鍾乳岩はじめ奇岩や洞窟などに惹かれる、と気がつきました。
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ハノイから観光船乗り場のバイチャイ港までは3-4時間かかります。途中陶器で有名なバッチャン村に寄りました。「帰りに寄るとバッチャン村がジイチャン村になるからねぇ(遅くなると閉まるので)」とガイドのティエンさんはジョークを言いますが、日本語がややわかりにくいのと、ジョーク自体もわかりにくいので、お客の反応はありません(寂)。
写真 上写真のジャンク船から身軽に飛び降りて窓に近寄る少女たち
さて港に着くとすぐ船は出航しました。こんなとき団体予約はありがたいです。さらに船内でもすばやくシーフード・ランチが始まり、次々出てくるボイルド・シュリンプ、貝のレモングラス蒸し、イカの香草炒め・・・。意外に(?)とても美味しい。メインは「雷魚のトマトソースがけ」(いずれも料理名はあいよっこ)で、ハノイだけで獲れる雷魚は白身淡白、スズキなどに似ていると思いました。
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出発が7時だったのでお腹は相当すいていますが、食べることに夢中になっていると素晴らしい景観を見逃してしまいます。なにしろアナウンスもガイドもないのですから。
写真右 ハノイ名物の雷魚料理
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