あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

2016春 福島の桜 ⑧

2016-09-20 22:41:06 | 2016春 福島の桜

     写真撮影日:今年/4/25 

            写真上:これが最初に立ち尽くした「青沼」

    

  「五色沼自然探勝路」も昨年は積雪で断念したので期待満々です。通常とは反対の「裏磐梯物産館」側から入ると、10分ほどで「青沼」があります。「わあっ!」思わず声が出て、立ち尽くしました~。なんともいいようのない不思議な青色です! 

 

  さらに「るり沼」「弁天沼」・・・次々と神秘的な色の湖沼が続き、なぜだかワクワクが止まりません。これって神様からの贈り物だよね~~!? とっても近くにあるのに、色はもちろん、グラデーションの様子や透明度などもそれぞれ違っているし、季節や天候によっても違って見えるそうです。「みどろ沼」は3つ以上の色が混在するという不思議沼で、場所によって水生生物も異なるのだとか。

 

  最後に到着した「毘沙門沼」(通常はコースの最初)が一番有名なのはご存知のとおりです。磐梯山を背景に、美しいコバルトブルーが広がる水面で、のんびりボートもいい感じ。ここで「ハートの鯉(白地に赤いハートマークの鯉)」を見つけると恋が成就するよ~。

                           

 「五色沼」と聞くと一見「5色の5つの沼」と感じますが、実際の「五色沼湖沼群」には30以上の湖沼があり、そのうち探勝路では10数個を見ることができます。これらのブルーグリーン、コバルトブルー、グリーン・・・青を基調とする不思議な色合いはなぜ? 

 

  パンフレットによると「磐梯山火口に生まれた酸性の銅沼が水源となり、五色沼付近で湧き出すアルカリ性の水(いわゆる地下水?)と混ざり合う。すると化学反応によって沼の中で鉱物の粒子ができ、水中を浮遊し、白く濁った層ができる。そこに太陽光が当たると青系色の光のみを反射し、私たちの目には神秘的なパステルブルーに見える」と書いてあり、ふ~~んそうなんだ~。確かにあまり見たことのない色調です。

 

  檜原湖畔にある道の駅・裏磐梯で「ラピスパ裏磐梯(桜峠とも)で『さくらまつり』をしています」と聞き、さっそく行って見ました。びっくり~~!山じゅうが整然と並んだ桜で埋め尽くされています。

 

  これは平成13(2001)年に敬宮愛子内親王のご誕生を祝って、全国からオーナーを募り、2001本の桜を植樹したものだそう。その後桜はさらに増え、手入れなどもオーナー自らが行っているのです。数年も経過するときっと豪華絢爛な桜景観が見られるでしょう。楽しみですね。

  

     「弁天沼」 展望台がある 背後に雪をかぶった吾妻連峰

         「みどろ沼 多色 水深や水質が場所により違う

    「赤沼」 ヨシの根元 が酸化鉄で赤っぽくなっている みどり色の場所も

  「毘沙門沼」 上・下

  ご存知裏磐梯を代表する美しいコバルトブルー、背景に磐梯山  

  絵を描く人、ボートでのんびりする人、それぞれ・・・。

 

 

           「桜峠」山全体が桜で埋まっている! 手前はたぶん自生の山桜

    夕暮れが近い・・・

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