年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

キアシシギ (7) ~ 夏羽

2021年05月19日 | 写真~野鳥

 
5月上旬、いつもの河口に、遅まきながら、「春の渡り」を見に行って来ました。
 
そこで出会った野鳥の一つが、日本で最もポピュラーな旅鳥で、名前の通り脚が黄色い、2羽のキアシシギ  (黄足鴫) の夏羽姿でした。

    
キアシシギの夏羽は、体上面が褐色で、眉斑/頬/体下面は白色で、顔から頸にかけて褐色の縦斑があり、胸から脇にかけては褐色の横斑があるのが特徴です。
 
 
 

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トウネン (3) ~ 夏羽

2021年05月14日 | 写真~野鳥

 
5月上旬、いつもの河口に、遅まきながら、「春の渡り」を見に行って来ました。
  
そこで出会ったのが、顔と首の赤褐色がよく目立つトウネン (当年) の「夏羽」です。 3羽いて共に夏羽になっていて、以下の写真は同じ個体ではないかも知れません。 こちらがじっとしていたら、干潟で餌を探しながら、割と近くまで寄って来てくれました。
 
トウネンは、日本では春と秋の渡りの時季に飛来する旅鳥で、スズメとほぼ同じ位の大きさで、体の割に嘴(くちばし)が太く 脚の黒い小型のシギです。

 
尚、トウネンの和名(当年)は、成鳥でも今年生まれた赤子のごとく体が小さいことに由来するそうです。
 
 
 

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メダイチドリ ~ 夏羽

2021年05月12日 | 写真~野鳥

 
いつもの河口に、遅まきながら、「春の渡り」を見に行って来ました。
 
遠くの波消し堤防下の干潟に、目立つオレンジ色を発見し、双眼鏡で見るも野鳥の名前が判るほどに大きくは見えず、ともかく目一杯の望遠で撮影しました。
 
PCで1/1で写して、遠目にも目だったオレンジ色は、メダイチドリ(目大千鳥)の夏羽の胸のオレンジ色だとかろうじて判別できました。 (↓)は判別に使った証拠写真レベルの画像です。 

 
メダイチドリは旅鳥で、私めには初見の野鳥だったので、「春の渡り」を見に行った成果はあったと言えます。
 
 
 

 

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タシギ (6)

2021年05月07日 | 写真~野鳥

 
昨年「秋の渡り」の時期に行って大きな成果があった山口県岩国市の「レンコン田」(蓮田)に 遅まきながら4月21日に「春の渡り」を見に行って来ました。
 
昨秋の「秋の渡り」でも見えたように、全ての、と言ってよい程、どのレンコン田でも その畝部分や種レンコンを植える掘り返してある底土部でタシギ (田鴫)がいました。
 
日本では、春と秋に渡りの途中に飛来する旅鳥、もしくは本州中部以南では越冬のため飛来する冬鳥で、広島では冬鳥となっています。 しかし、岩国市の「レンコン田」(蓮田)で見たタシギは、季節的にみて、冬鳥ではなく旅鳥として飛来したものですね。

     
タシギは、嘴(くちばし)の先2cm程を、自由に動かすことができるので、嘴の根元は閉じたままで先だけを動かして泥中のミミズ類や昆虫類を探しては挟んで持ち上げ、飲み込みます。 

この嘴(くちばし)の先端だけが開閉する仕組みを「嘴端開閉  (したん かいへい)」と言い、一部のシギ類やカモ類で見られます。

 

 

 

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バン (7)

2021年05月05日 | 写真~野鳥

 
昨年「秋の渡り」の時期に行って大きな成果があった山口県岩国市の「レンコン田」(蓮田)に 遅まきながら4月21日に「春の渡り」を見に行って来ました。
 
バン (鷭)は、東日本では 夏鳥、西日本では 留鳥 で、バンの額には嘴(くちばし)の根元が伸び出たような「 額 板 」があり、繁殖期には額板と嘴の根元が鮮やかな紅赤色になる(が、嘴の先は黄色な)のが特徴です。

 
バンは脇に太めの白線(白色斑)が出て、よく目立ち、更に 下尾筒の両側にも目立つ白斑があります。

 
更に、バンは踵(かかと)の上に赤色部があるのも特徴です。(↑)(↓)

 
バンは「クルルッ」と大きな声で鳴き、この大きな声は良く聞こえるので、水田を害敵から守る「田の番をする鳥」としてバンの名が付けられたそうです。
 
 
 

 

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シベリアハクセキレイ?

2021年04月29日 | 写真~野鳥

 
昨年「秋の渡り」の時期に行って大きな成果があった山口県岩国市の「レンコン田」(蓮田)に 遅まきながら先週(4月21日)に「春の渡り」を見に行って来ました。
 
「レンコン田」の遠くに陽光を受けて白く輝くものを発見。 双眼鏡で見ても遠過ぎて、野鳥は野鳥だが、直ぐには名前が判らず、取り敢えず撮影しました。

(↑)は ほぼ発見時の状態で、額の白色部が広く、胸の涎掛けみたいな黒斑が普通のハクセキレイとは違うような…。 また、双眼鏡では見えなかった(普通のハクセキレイより はるかに)細い過眼線があるのが確認できます。

 
横から見ると、頭は黒いが、背中が灰色と判明。 普通のハクセキレイのメスの夏羽みたいだが、胸の黒斑の形が違い過ぎる。 一方、背中も黒いホオジロハクセキレイではなく、シベリアハクセキレイに近いような…。 でも、やはり細い過眼線があるのが何とも「??」です。
 
ネット検索すると、特に九州北部は、ハクセキレイとホオジロハクセキレイとの交雑種が多いらしいので、山口県でもシベリアハクセキレイとの交雑種がいるかもしれないと自分勝手に思ったりしております。 
 
ということで、一応ハクセキレイとシベリアハクセキレイとの交雑種としておきますです。(笑)  いつもながら 野鳥の識別は本当に難しいですね。
 
 
 

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セイタカシギ (7) ~ オス? メス? どっちなん?

2021年04月23日 | 写真~野鳥

 
昨年「秋の渡り」の時期に行って大きな成果があった山口県岩国市の「レンコン田」(蓮田)に 遅まきながら今週水曜(21日)に「春の渡り」を見に行って来ました。 今年初の夏日(25℃超)で、暑い一日でした。
 
昨年の「秋の渡り」でも見た(→ こちらセイタカシギ (背高鷸)が今回も見えました。
 
セイタカシギは、国(環境省)の 絶滅危惧種II類 に指定されている 日本本土では珍鳥の部類の旅鳥です。

 
セイタカシギのオスは背面が黒色で、メスは褐色だといわれているので、今回はメスのようです。
 
しかし、一方で、後頭部から背中側の首の下端まで黒いのがオス(の夏羽)といわれているので、オスかも知れません。
 
 
オス? メス? 一体どっちなん? と言いたいところですわ。(笑)
 
 
 

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カワウ (6) ~ 幼鳥

2021年04月19日 | 写真~野鳥

 
去る4月中旬、いつもの河口に行くと、カワウ (河鵜、川鵜)の幼鳥が1羽 翼を広げて日向ぼっこをしておりました。

 
若鳥か幼鳥か、一般的に言って、幼鳥は幼羽の期間の時で、第1回の換羽(生れた翌年の夏)が終わってもまだ成鳥の羽になっていないものを若鳥と私めは理解しております(→ 特にカモメの仲間)。 従い、写真のように体下面が白いのは幼鳥ですね。

 
今回 カワウの幼鳥で発見したことは、幼鳥の尾羽が、少なくとも上側が白いことです。 (↓)の個体は(↑)2枚の写真と同じ個体です。

  
いつも漫然と見ているカワウですが、もっと注意深く見ないといけないなと思いましたです。
 
 
 

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狩りに成功したモズ♀ (4)

2021年03月24日 | 写真~野鳥

 
メスモズ (百舌鳥、鵙)が、木の枝から根元付近の草むらに飛降りては戻って来る行動を繰返していたので、何か餌を捕ろうとしているなと思い、枝に戻って来る瞬間を狙っていました。
 
そして撮れたのが、獲ったミツバチ?を銜えて枝に戻って来た瞬間です。(↓)

 

 

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海にいたトモエガモ (3) ~ オス2羽

2021年03月12日 | 写真~野鳥

 
昨日3月11日は、あの東日本大震災の発生から10年目の追悼日でした。 10年前、私めは名取川流域を猛スピードで遡上する大津波の生中継画像を 亡き妻と一緒にTVで見ておりましたです。
大震災の犠牲者とその遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
 
昨日11日、全国のトップを切って、広島市で桜の開花宣言が発表されました!!
 
 
さて、一昨日10日、温かくなり春の渡りの時期になったので、いつもの河口に様子を見に行って来ました。
 
すると、川の中流域にいる淡水ガモだと私めは思い込んでいたのですが、何と海にトモエガモ(巴鴨)のオス2羽がいるのを発見!
 
双眼鏡で確認した時は、トモエガモが海にいるとは ほんまかいな!? と心の中で叫んでおりましたです。
 
近くにいたバーダーさんによれば、前日夕方からオス2羽が迷い込んで?来たそうで、その河口でトモエガモを見たのは初めてのことだそうです。 これも渡りの時期にありがちな珍事?ですかね!?

    
(↑)の2枚は別の個体です。順光で色味もはっきり出ているので、そこそこの写真だと思っております。 しかし、直ぐに飛ばれてしまいましたです。
 
 
 

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ウミアイサ (7) ~ 雌雄

2021年03月09日 | 写真~野鳥

ウミアイサ (海秋沙)冬鳥で、海に潜って魚を捕らえて食べる潜水ガモ(=魚食ガモ)です。
 
ウミアイサは、普段は海側にいて 海岸近くには近寄りませんので姿を撮らえるのは難しいのですが、先日 ウミアイサの番(つがい)が そこそこ近くまで来ましたので、何とか撮れたのですが、逆光気味で綺麗な色味には撮れませんでした(泣)。

   
3月になりましたので、そろそろ北帰行ですかね?!
 
 

 

 

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オカヨシガモ (2) ~ 雌雄

2021年03月06日 | 写真~野鳥

 
オカヨシガモ (丘葦鴨) は、越冬のために日本に飛来する冬鳥ですが、広島では数は少なく、他のカモ類と違ってオスでも地味な色柄なので目立たないこともあり、あまり撮りあげられません。 雌雄の姿を見て下さい。

   
尚、5年ほど昔に 私めが撮った125種類目の野鳥になったのが、このオカヨシガモでした(→ こちら)。
 
 
 

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モズ (3) ~ オス

2021年03月04日 | 写真~野鳥

 
川の土手から川原に降りる階段で休んでいると、川原の枯れ草にモズ (百舌鳥、鵙)のオスが出て来てくれて、少しの間だけお相手をしてくれました。

   
冬の間、餌は何なんでしょうかね?  いわゆる「モズのはやにえ」で、夏に小枝などに突き刺したままにして置いた保存食?だけでは冬は越せないでしょうからね。 鳥の世界も生き抜くのはそれなりに大変なんでしょうね。
 
 
 

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カワセミ (28) ~ メス

2021年02月26日 | 写真~野鳥

 
2年半振りに出会った 広島っ娘の カワセミ(翡翠)♀です。
 
背中のコバルトブルーは見えませんが、下嘴が赤い(→ 下唇のみ紅をさした一年生舞妓と例えられる)メスのカワセミです。 結構近くまで寄って撮らせてくれましたです。

 

 

 

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トモエガモ (2) ~ 雌雄

2021年02月22日 | 写真~野鳥

 
2月上旬にヤマセミを見に行った時、近くの水面に 国の絶滅危惧II類 に指定されているトモエガモ (巴鴨)の小群 がいるのを発見。

近くにいる人達にトモエガモがいる(→ トモエガモはヤマセミより珍しい鳥ですよ!)と伝えましたが、何と全員 興味を示さず、ヤマセミ一筋の人ばかりでしたです!

トモエガモはコガモとほぼ同じ大きさ(全長40㎝ほど)ですし、約100m先の対岸付近にいては、一眼700mm望遠でも豆粒位の大きさなので、ハナから諦めていたようでした。

ヤマセミ一筋の人達は、ヤマセミが狩りで近くの水面にダイブする瞬間を狙っていたようです。 鳥撮り人でも関心がある所は様々ですね。
 
 
 

 

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