年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

カンレンボク

2014年02月21日 | 写真~花・植物

カンレンボク (旱蓮木) は、公園樹に多く使われている中国中南部原産の落葉高木です。 枝先に小さな花が集まった球形の花序を3~5個つけます。 花は白色で直径1~1.5ミリです。 別名を喜樹(キジュ) と言うそうですが、その由来を私めは知りません。(↓)

(昨年2013年7月下旬に撮影)

(↑の大きい画像はありません)

(↓)が、そのカンレンボクの葉痕です。 落葉後に幹や枝に残る痕(あと)を葉痕(ようこん) と言います。 丸い3つの痕を目と口に、全体を人の顔の輪郭、上側の冬芽を頭の髪型に見立てることもできます。 

(今年2014年1月末に撮影)

↑の大きい画像はありません)


昔 センダン(栴檀) の葉痕を見てもらっております。(→ こちら


コメント

ベニサンゴバナ

2014年01月15日 | 写真~花・植物

ベニサンゴバナ (紅珊瑚花) は、南米のガイアナ原産のパキスタキス・コッキネア(Pachystachys Coccinea。  Pachysが太い、stachysが穂、Coccineaが赤い という意味のギリシャ語)の和名です。

茎先に緑色の苞(葉の変形したもの)を重なるようにつけ、その間に赤い唇形をした花を穂状に沢山つける姿そのものを言い表した名前ですね。

深紅の花が美しいので観賞用に(日本では)温室で栽培されているようです。
(↓)の黄色っぽいのが雄しべだそうです。


(↑の大きい画像はありません)



コメント

ツタ (蔦)

2013年12月19日 | 写真~花・植物

ツタ (蔦) は、山野に生える落葉つる性の大木で、「伝う」から名前が付いたと言われています。
巻きひげの先端に吸盤があり、壁などを這い上がります。
秋には鮮やかに紅葉し、冬には落葉します。


(↑の大きい画像はありません)


コメント (2)

モミ

2013年11月07日 | 写真~花・植物

モミ (樅) は、樹形が円錐状で形が良く、クリスマスツリーによく使われる日本特産種です。

雌雄同株で、花は5月頃に開花し、実(球果)は上向きで縦長の円柱形で長さ10~15センチ位。 初めは緑色ですが、10月頃熟して灰色または灰褐緑色に変わります。(↓)

(↑の大きい画像はありません)

今までに 球果を見て頂いたのは、コウヤマキ(→ こちら)と ヒマラヤスギ(→ こちら)です。


コメント (2)

ナンバンギセル

2013年10月16日 | 写真~花・植物

ナンバンギセル (南蛮煙管) は、葉が無く 葉緑素を持たない寄生植物で、草原のススキなどに寄生し、寄主から栄養を取って育ちます。 茎は短く地際から地中にあり、盛夏のころに花柄が4~5本株立ちし、8月下旬頃から10月頃に咲き始めます。 花は筒状で斜め下向きに咲き、紫紅色を帯びています。


(↑の大きい画像はありません)

ナンバンギセル (南蛮煙管)という名前は、ポルトガル人が使ったパイプに見立てて名付けられたそうです。 古くは「思ひ草」と呼ばれ、万葉集で詠われています。

道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今さらになど 物か思はむ (詠み人知らず)


コメント

マツカゼソウ

2013年09月13日 | 写真~花・植物

マツカゼソウ (松風草)は、何とミカン科(!)の多年草で、草丈は80センチまで、発芽2年目に開花します。 松風に優しく揺れる趣のある草姿・花姿から付けられた名前です。 

山地の林縁などの乾燥気味の半日向(ひなた)地に生えており、晩夏~秋に 枝先に白い小さな花をたくさん付けます。(↓)  山ではもう秋が始まっています。

(↑の大きい画像はありません)

葉には小さな油点があり、揉むと独特の香り(← 余りいい匂いではありませんが…)が出ます。 葉を乾燥させて本や掛け軸にはさんで紙魚(しみ)などの虫除けに使う(使った)んだそうで、よって漢名は「臭節草」だそうです。


コメント

ガマ

2013年07月25日 | 写真~花・植物

ガマ (蒲) は、沼地や水辺に生える草丈2メートル以下の多年草で、夏に開花します。 穂の茶色い部分が雌花で、雄花はその先につきます。 雌花はフランクフルトソーセージみたいな感じですね。(↓)

(↑の大きい画像はありません)

雌花は、秋になると綿をほぐしたようにほころびた白い穂綿になり、風に吹かれて綿毛のついた種を飛ばします。

(↑の大きい画像はありません)

日本神話の因幡(いなば~鳥取県東部)の白兎が「蒲の穂にくるまりなさい」と大黒様に教えられたのは、綿のようになった秋の蒲の穂のことでしょうね。


コメント (2)

センダン

2013年06月24日 | 写真~花・植物

センダン (栴檀) は、5月下旬頃から6月中旬頃に 紫色の筒状に合着したオシベが特徴的な花が咲く 落葉高木で、公園や街路樹によく植えられています。
秋に沢山の果実が黄褐色に熟し、葉が落ちた後も実が残っているので、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミなどの野鳥が実をよく食べに来ます。


(↑の大きい画像はありません)

尚、「栴檀は二葉より芳(かんば)し」の栴檀は、この栴檀ではなく、ビャクダン(白檀)のことだそうです。


コメント

フデリンドウ

2013年05月24日 | 写真~花・植物

リンドウ(竜胆)といえば秋に咲くものと思いますが,このフデリンドウ (筆竜胆)は春に咲きます。 (→ 5月上旬の連休中に里山で撮影)

日当たりのよい山地や野原に自生する草丈5~10 cm の2年草で、花冠は 2~3 センチですから あまり大きくはありません。 晴れの日だけ咲いて、曇りや雨の日は花を開かないそうです。


(↑の大きい画像はありません)


コメント

ウワミズザクラ

2013年05月17日 | 写真~花・植物

ウワミズザクラ (上溝桜) は、花のつき方がヤマザクラ(山桜)などとは異なり、ブラシのような総状花序に白い小さな5弁の花をたくさんつけます。 山地に自生する落葉高木ですが、結構珍しい樹だそうです。 (→ 5月連休中に里山で撮影)

漢字名の通り、ウエミゾザクラが転訛したものらしく、古く亀甲占いでこの材の上面に溝を彫っていたのが名前の由来だそうです(と、聞きかじったばかりです。 笑)。



(↑の大きい画像はありません)


コメント

ダンコウバイ (檀香梅)

2013年04月18日 | 写真~花・植物

ダンコウバイ(檀香梅) の蕾です。(2月上旬撮影) (↓)

中央上の葉芽の両脇に見えるのが花蕾で、どちらも冬の寒さや風雪による損傷に耐えるように硬く閉じています。 春に葉芽が開くより前に、香りのよい黄色い花を咲かせます。 4月半ばの今頃はもう咲いているでしょうね、きっと。

(↑の大きい画像はありません)


コメント

コウヤマキの球果

2013年03月21日 | 写真~花・植物

コウヤマキ (高野槇) は、高さ40メートル、太さ15メートルにもなるという日本特産の常緑高木で、和歌山県の高野山に多く自生していることに由来する命名だそうです。
ヒノキ、サワラ、クロベ、アスナロとともに「木曽五木」に数えられています。

10月頃に熟すコウヤマキの球果は、(↓)のように しばしば球果の先に葉が出るのが特徴です。
開花は4月頃だそうです。 (↓)は2月中旬に里山の麓の公園で撮影しました。


(↑の大きい画像はありません)



コメント

センダンの葉痕

2013年03月08日 | 写真~花・植物

葉痕(ようこん) とは落葉後に幹や枝に残る痕のことですが、植物によってさまざまな形があるようです。 

(↓)は センダン(栴檀)の葉痕です。 サルの顔のような形をしており、葉痕の上部には星状毛が密生した冬芽が見えます。  仲間内で「里山植物博士」と呼ばれている方に教わりましたです。


(↑の大きい画像はありません)


コメント

シロヨメナ

2013年02月22日 | 写真~花・植物

シロヨメナ(白嫁菜) は、秋に花径2~3センチ大の白い花を枝先いっぱいに咲かせます。 嫁菜(花は薄紫)の白色版です。 

低山の道端や林の縁などに生え、草丈は1メートルほどです。 私めは昨年11月中旬に 里山で見つけました。 




(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)


コメント

狸豆

2013年01月17日 | 写真~花・植物

タヌキマメ (狸豆) です。 
(↓)は花後の果実で、タヌキを連想させる褐色の果実の色と毛から名付けられたそうです。 
花は薄い青色で、中心部は濃い青色の蝶形だそうです。



(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)


コメント