年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

ヒマラヤ スギ

2012年12月19日 | 写真~花・植物

ヒマラヤ スギ (英名 Himalayan cedar から ヒマラヤ シーダー とも呼ぶ)の特徴は、下枝がいつまでも残って長く伸び、全体の形が大きく綺麗な円錐形になるところです。 大きいものは高さ50(~80)メートル(!)、幹径3メートルにもなるので、公園などに多く植えられ 遠くからでも目立つシンボルツリー的な存在になります。 スギの名前が付いていますが松の仲間で、(↓)の葉を見れば一目瞭然で松の仲間だと分かります。

(↓)のように、夏に 枝の上に直立する長楕円形の「松笠」になる実(← 開花前の雄花だそうです)が枝に1~2個でき、長さが10~15センチと大きいので目立ちます。 熟すと(↓)のように茶褐色になって、秋~冬には落ちるんだそうです。



私めが子供の頃に小学校の校庭で初めて見た時は、何が乗っているのか分かりませんでしたので、先生に訊いた記憶があります。 そのことを思い出しましたです。
尚、ヒンズー教では聖なる樹として崇拝されており、パキスタンの国の木に指定されているそうです。


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ルドベキア

2012年12月11日 | 写真~花・植物

ルドベキア と言うと聞こえはいいですが、オオハンゴンソウ(大反魂草)の園芸品種です。

夏(~秋)咲きで、花径は10センチまで、草丈は50センチまでで、如何にもキク科の花という姿ですが、中央の筒状花の部分が半球状に盛り上がっているのが特徴です。


尚、オオハンゴンソウ(大反魂草)自体は、明治中頃に渡来した北アメリカ原産の帰化植物らしいですが、「外来生物法」によって「特定外来生物」に指定されていますので、栽培/販売/譲渡などは原則禁止です。 詳しくは環境省のホームページ(→ 概要は こちら)を参照ください。


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ノカンゾウ

2012年12月06日 | 写真~花・植物

ノカンゾウ (野甘草) は、湿気のある野原や道の土手などに生える多年草で、暑い夏にオレンジ色の花を咲かせる1日花です。 花は一重で6弁、花長は10センチ程度、草丈は膝くらいです。

私めは8月下旬に里山の渓流沿いで撮りました。



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ツリフネソウ

2012年11月27日 | 写真~花・植物

ツリフネソウ (釣船草) は、ホウセンカと同じ仲間で、熟した果実にちょっと触れるだけで種を勢いよくはじき飛ばします。 湿気の多い場所が好きで、私めは里山の渓流沿いで見つけました。

花は提灯の様に花茎で上から吊られています。 花の形が吊り下げた帆かけ船に似ているのでこの名前が付きました。 また花の距(きょ)=尻尾が強く巻きこんでいるのが特徴の一つです。


花径は4センチ程度で、8~10月に赤紫色の花を咲かせ、草丈は高くても80センチまでです。
花の内側を覗き込んだ図です。(↓)


白い花のヴァージョンです。(↓)


(↑)の写真は、里山の渓流沿いにあるウッドデッキ+鉄製テーブル&椅子がある休憩所で9月上旬に撮ったものです。 


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我が家の紅葉 と フェルメール展

2012年11月25日 | 写真~花・植物

私めの住む県では、今年の紅葉は例年よりやや遅いものの、綺麗に紅葉しているとの評判です。
その評判通り、我が家の庭の隅に植えてある小さな紅葉 も、今年は美しく紅葉しております。
一昨日の11月23日に撮りました。(↓)




昨日11月24日は、亡き大阪の叔父の四十九日法要、今日25日は神戸市立博物館で開催中のマウリッツハイス美術館展(→ こちら)に行き、フェルメールの真珠の耳飾りの少女」(→ こちら)や「ディアナとニンフたち」(→ こちら)等を鑑賞してきましたです。 ドイツ滞在中に何度もマウリッツハイス美術館に行き鑑賞していたので、私めもおっ家内も、当時ほどの感激はありませんでしたね。


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カワラナデシコ

2012年11月19日 | 写真~花・植物

秋の七草の一つ「ナデシコ」は、日本に4種類自生するナデシコ属の総称で、一般的には古くから親しまれているカワラナデシコ (河原撫子) を指すようです。 

カワラナデシコは日当りのよい山地の草原や河原に生え、草丈60センチまでで、夏から秋にかけて咲く花の花弁は桃色で先は細かく切れ込んでいるのが特徴です。 (↓)は、里山で8月下旬に見つけたもので、まだ切れ込みが未発達の開花したばかりの花のようです。

かつてカワラナデシコは、中国産のセキチクカラナデシコ(唐撫子)と呼ばれたのに対し、ヤマトナデシコ(大和撫子) と呼ばれました。 その清楚な姿から意味を転じ、日本的な女性のことを大和撫子と言うようになったといわれていますが、昨今は女子サッカー日本代表チームの愛称「ナデシコ(ジャパン)」に使われて、「日本的な女性」ではなくなってしまいました。(笑)



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ダイモンジソウ

2012年11月10日 | 写真~花・植物

ダイモンジソウ (大文字草) は、秋に花をつけ、花弁は5枚で、上の3枚は短く、下の2枚が長いため、「」という字に似ているのでこの名前がついています。 

渓流沿いの湿気が多い岩肌や湿地などに生えていて、草丈は10cmまで(花を除く)、足首ほどの山野草です。 自然のものは白っぽい花が多いようですが、園芸種にはピンクなどもあるようです。 なかなか綺麗な花です。(↓)



普通の大文字草は葉が円形で、縁が浅く多数に裂けています。(↑)
ちなみに、葉が倒卵形で基部がくさび形なのが 団扇(うちわ)大文字草で、 葉が5-7中裂で基部が心形なのが 滑(なめら)大文字草です。


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タカサゴユリ

2012年11月02日 | 写真~花・植物

タカサゴユリ (高砂百合) は、台湾産のユリという意味で名前が付いています。 日本には鑑賞用に導入されましたが、繁殖力(生命力)が極めて旺盛のため、多くは野生化しています。 私めは8月下旬に里山で咲いているのを見つけました。

草丈は70センチ以下で、花は夏に咲き、花弁筒部の外側に赤茶色の筋が入っているのが特徴です。(↓)



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シナ クサギ

2012年10月26日 | 写真~花・植物

シナ クサギ (支那臭木)は、花の咲く状態からクスダマ クサギ(薬玉臭木) とかボタン クサギ(牡丹臭木) とかベニバナ クサギ(紅花臭木) とも呼ばれる、中国南部原産の耐寒性のある落葉低木です。
名前の通り「クサギ(臭木)」の仲間なので、葉には異臭(臭気)がありますが、花はいい匂いがします。

8月頃に、直径8~10センチの紅紫色の薬玉(くすだま)状に集まって桃色の花が咲きます。 花筒は長さ2、3センチで細長く、先は5裂し、雄しべ4本が花柱とともに花外に出ています。(↓)
花自体はちょっと変わっていると思います。



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キンシバイ

2012年10月18日 | 写真~花・植物

キンシバイ (金糸梅) は、夏の暑い盛りに花が咲きますが、長いオシベが目立つ黄色(金糸)で、花の形が5枚花弁の梅に似ているので「金糸梅」と呼ばれています。 花は直径5センチ程度の一日花で、次から次へとたくさん咲きます。 

このオシベは60本ずつ5つの束(← 花弁毎)に分かれているんだそうですが、数えたことはありません。 時間のある方は (↓)で数えてみてください。(笑)



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ノウゼンカズラ

2012年10月12日 | 写真~花・植物

8月中旬に訪れた市の公共施設の付属機械棟の壁に這い上がっていて、(↓)のように、奥側の花は落ちてしまって やや盛りを過ぎた花を見つけた ノウゼンカズラ(凌霄花) です。 

ノウゼンカズラは、中国原産で平安時代に渡来した「つる性」の落葉植物で、7~8月頃に夏の強い日差しをものともせず、赤みがかったオレンジ色の目立つ花を次々に咲かせます。(↓) 光の弱い室内などでは蕾のまま落ちてしまうそうです。 花径は10センチ程度ですが、実はなりません。



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雑草の花(5) ~ ナガミヒナゲシ

2012年10月02日 | 写真~花・植物

今日の雑草の花は ナガミヒナゲシ (長実雛芥子)です。

ナガミヒナゲシは地中海沿岸から中欧原産の帰化植物で、近年東北地方より南の日本で雑草化しており、それだけ繁殖力が強いという証拠です。  日当たりの良い荒地や道路端で、秋から冬に芽生え、春に開花します。

草丈は50センチまで、花径は4~5センチで、紅色、もしくは肉色と評される赤オレンジ色の花を付けます。(↓)  花弁は4枚で、(↓)にはある黒い点点が無いものが大多数のようです。 果実(芥子坊主)は細長く、和名の長実雛芥子はここから名付けられたそうです。 

マクロ撮影風に花だけを大きく撮ってみました。(↓)


花の雄しべは多数で、中央部の雌しべの柱頭は7~9本の筋状です。(↓)


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雑草の花(4) ~ キクイモ

2012年09月25日 | 写真~花・植物

ここ3回連続で雑草の花を取り上げましたが、 今日も 雑草の花です。(笑)

キクイモ (菊芋)は、根が生姜(しょうが)のような小さな芋になるでこの名前が付きました。 草丈は大きくなると2~3メートルにもなり、花径が4~8センチの結構大きな、明らかに菊科と判る形の、色鮮やかな黄色い花を8~9月に咲かせる雑草です。 

雑草だけあって、その繁殖力は強く、市街地でもちょっとした空き地にも進出しています。 恐らく皆さんも身近で咲いているのを見たことがあるはずです。



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雑草の花(3) ~ ヒメジョオン

2012年09月21日 | 写真~花・植物

ヒメジョオン( 姫女苑 )は、北アメリカ原産の帰化植物で、あらゆる空き地に生える雑草 の代表格です。 春~秋に咲く花は上向きで、菊科独特の甘い いい匂いがします。

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草丈は高くても1.5メートルです。 いったん生えると除草がまた大変で、除草剤を撒いても撒いても生えてきます。 除草に泣いた人も多く、見るのもイヤだという人も多いはずです。(笑)

(↑の大きい画像はありません)


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雑草の花(2) ~ ヘクソカズラ

2012年09月19日 | 写真~花・植物

ヘクソカズラ (屁糞葛) は、8~9月に 中心部が赤紫色の白い小花が沢山咲く蔓(つる)性の雑草ですが、花は綺麗ですよ。(↓)

それにしても、ヘクソ(屁糞)とは何とも可哀相な名前が付いていますが、葉や茎を揉むと、とんでもない悪臭が出ますので、仕方がないのかも…。  是非 一度 お試しあれ!(笑)

余りにも可哀相な名前なので、花冠内側の赤紫色がお灸(きゅう)をすえた跡に似ているとヤイトバナ(灸花) という別名や、花序を早乙女(さおとめ)が使う傘に見立てたサオトメバナ(早乙女花)という別名があるそうです。 が、皆 ヘクソ(屁糞) と言っていますね。



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