私めは、上側左右の奥歯が3本ずつ無く、左右の部分入歯を金属板でつないぐ形の、全体としては1個の部分入歯を2009年秋から4年間使って来ております。(→ こちら)
ところが最近耳の前にある下顎の顎関節が少し痛むようになり、よく観察(?)してみると、奥歯の噛み合わせがずれている為ではないか、つまり上と下の奥歯が上手く噛み合うのは、下顎を後ろに引いた状態になることが判りました。 これは恐らく、入歯の噛み合わせを決める時に、寝台椅子を後方に倒して頭をやや上向きにして、よって下顎が(重力で?)後方に下がった(=ずれた)状態で噛み合わせを決めた為ではないかと思い当たりました。 これを直すには、噛み合わせを正しくした新しく部分入歯を作るしかないと判断しました。
そこで歯医者に相談してみると、顎関節が痛むなら部分入歯を新しく作った方が良いということになり、入歯の噛み合わせを決める時に、寝台椅子を後方に倒すと下顎が後方に下がるので、寝台椅子を垂直に立てた状態で入歯の噛み合わせを決めてもらいました。
そうして新しく作った部分入歯 が(↓)の下側で、古い部分入歯が上側です。
(→ 部分入歯とはいえ 入歯なぞ誰が見ても気持ちのいいものではないので、写真を載せるか否か迷ったんですが、百聞は一見にしかずですから載せることにしました。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/2e/8a4a7cef5f1afbf0c2631cb0ef620465.jpg)
(↑の大きい画像はありません)
(↑)の新旧の部分入歯の画像の倍率は同じではないので、入歯自体の大きさや歯の前後方向の位置が変っていることが判別できません。(泣) 申し訳ありません。
今もまだ噛み合わせの微調整を続けている最中ですが、顎関節の痛みがなくなりましたので、新しく入歯を作った目的は達成できたようです。
皆様も入歯の噛み合わせが悪い時は、上述のことを参考にして観察(?)してみてください。 歯医者に言わせると、私めのような申し立てをしてきた患者は今までに無い、初めてだと言っておりましたが…。
参考までに、この部分入歯の代金は13,500円でした。 私めは国保で3割負担ですから、医療費全体としては45,000円ということになるんでしょうねぇ。 さて、高いのやら安いのやら…?