今年も日本年金機構からH26年分の年金の扶養親族申告書(葉書)が送られて来ました。
この申告は、年金に課税される所得税を計算する際、基礎&扶養控除をしてもらうためのものです。 (↓)の申告書の手引きを見てください。
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おっ家内が私めの扶養親族(配偶者)に該当するか否かは、おっ家内の公的年金にかかる雑所得の金額=年金の収入額―公的年金控除額(=120万円/年 ←65歳以上の場合)の式で 雑所得が有る(=ゼロ円以上)か否かで決まります。 換言すれば、控除額の120万円以上の年金をもらっているか否か、ということです。(↓)
おっ家内の年金収入は約61万8千円で、120万円の控除額より少ないので、おっ家内の雑所得はゼロとみなされて、私めの扶養親族(配偶者)に該当するということです。
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この扶養親族申告書を提出する場合と 提出しない場合で 何が違うかというと、本人分の基礎控除と扶養親族(配偶者)控除が受けられず、よって年金から天引きされる源泉徴収税額が多くなることになります。(↓)
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年金にかかる所得税率は、一昨年までは5%( or 10%)でしたが、今年2月から「復興特別所得税」(=今までの所得税額の2.1%)が追加徴収されるので、5.105%( or 10.21%)になります。
(↓)が提出する申告書の葉書(の部分)です。
昨年H25年と同じで変更なしですので、「A欄」だけ記入すればOKということです。
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尚、昨年H25年分の申告書の記事は無く、H24年分の申告書の記事は(→ こちら)です。