年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

ドイツの白ワイン (その5)

2008年08月06日 | ドイツの白ワイン




コメント

喫煙指数  (2008年8月)

2008年08月05日 | 日々雑感

今までに吸い込んだタバコの煙の総量、即ち、「喫煙指数」(=1日の平均タバコの本数×喫煙年数) (←ブリンクマン指数(Brinkmann Index)とも言われる)というのがあるそうです。 私めの場合、1日に20本、40年間ですから喫煙指数は800 (20×40)です。 
 
喫煙指数が「400」を超えると肺ガンなどの健康障害が出る危険性が高くなり「要注意」になり、「700」を超えるとCOPDだけでなく、咽頭ガンや肺ガンの危険性が「非常に」高くなるらしいです。 
 COPDはChronic Obstructive Pulmonary Diseaseの略で、「慢性閉塞性肺疾患」と呼ばれています。 「階段の上り下りがキツイ」、「セキやタンが多くなった」といった身体の変化が主な症状です。 
 
この手の、喫煙者への脅迫(?)的な話には耳慣れております。 例えば、喫煙者は非喫煙者にくらべて肺癌が4倍、喉頭癌は2倍、胃癌も1.5倍多いとかいうやつです。 
 
先日、病院に行った時、医者が喫煙指数の話を出してきて、お説教されました。 
長生きしたいなら、タバコ、酒、女(?)を止めなさいと医者はいつも言いますが、楽しみのない人生なんて真っ平御免ですわ! 仮に90歳が100歳まで10年長生きできたとしても、その歳で10年長生きすることにどれだけの価値がありますでしょうか? もしも20歳台や30歳台に返って10年生きられるというのなら、すぐにでもタバコをやめるんですがね…。 (←まぁ~ タバコ飲みの屁理屈ですがね…)  そう医者に言って病院を出ましたです。 
 

コメント (4)

福田改造内閣発足  (2008年8月)

2008年08月04日 | 日々雑感

一昨日の8月2日、閣僚17人のうち13人を代えた福田改造内閣が発足しました。 新閣僚13人中8人が入閣経験者です。 福田首相によれば「安心実現内閣」だそうです。

朝日新聞の世論調査では、改造内閣支持率は24%で、不支持率は55%。 麻生幹事長を「評価する」が51%で「評価しない」は29%。
 
毎日新聞の世論調査では、改造内閣支持率は25%で、不支持率は52%。 麻生幹事長を「期待する」が57%で「期待しない」は36%。 
 
読売新聞の世論調査では、改造内閣支持率は41%で、不支持率は47%。 麻生幹事長を「評価する」が66%で「評価しない」は24%。 
  
読売の支持率41%が高過ぎる以外は、ほぼ同じ結果と言えるでしょう。 
  
来年9月の衆院議員の任期切れで総選挙があるのですが、これからの1年間で国民が納得できる大きな成果を出さない限り、この福田改造内閣で選挙に勝てるとは到底思えませんね。 
 
過去に何度か書きましたように私めも、民主党の政策や言動に賛成だからというよりも、今の自民党(と官僚)には一度お灸をすえないといけない、という思いが強いのです、はい。 自民党の皆さん、覚悟はいいですか? 
 

コメント

フェルメール作品メモ(#16)  天秤を持つ女

2008年08月03日 | フェルメール


Woman Holding a Balance 「天秤を持つ女」
c.1664, oil on canvas, 40.3 x 35.6 cm
National Gallery of Art, Washington, USA


昔この絵は 「Goldweigher」(金を量る女)とも 「Girl Weighing Pearls」(真珠を量る少女)とも呼ばれていた。 しかし若い女が手に持っている天秤は空でる。 真珠の鎖、金の鎖、コインが込った宝石箱という貴重品が彼女の前のテーブル上にばらまかれている。 窓の傍に鏡があり、後の壁には「最後の審判」の絵が掛かっている。
 この、絵の中の絵は、このシーンについての色々な解釈を呼び起こしている。 例えば婦人の行動は「最後の審判」に於ける、魂を量り判定するものと解釈出来る。 「最後の審判」の絵そのものは、現実的な中庸を励起させるものと理解出来るかも知れない。


フェルメールは1660年代半ばにスタイル的に同じような3作品「#15/手紙を読む青衣の女」(1663-64)、 「#18/水差しを持つ若い女」 (1664-65)、 「#19/真珠のネックレスを持つ女」 (c.1664)を描いている。 部屋の中で物想いにふける婦人の立像であるが、これら3作品は広い意味で風俗画である。 しかし、この絵は、婦人の後方にある「最後の審判 」の絵が、手に持っている天秤との関連で神学的な意味/寓意を持っていると考えられている。  (以下、寓意の解釈論は省略)

婦人は金や真珠を量ってはいない。 フェルメールは秤皿の明るい部分を、この絵中にある金を描くのに使った Lead-tin-yellowでは描いてはいない。 秤皿の青白いクリーミーカラーは真珠のそれと似ているが、彼は真珠はまた別の描き方をしている。 反射している部分と半透明の部分を表現する為に、真珠は2層のペイント、薄いグレーぽい色の上に自のハイライト(光を反射している明るい部分)で描いている。 例えば、箱を覆っている真珠の鎖は、真珠自体のサイズ(薄いぼやけた層)はほぼ同じ大きさだが、真珠の輝く部分(厚い上層)は当たっている光の量に応じてサイズを大きく変化させている。 彼は窓からの光が反射している秤皿の明るい部分を一つの層で描いている。 更に、テープルと宝石箱の上には真珠の「鎖」は置かれているが、量られるべき真珠の「粒」は一個たりとも置かれてはいない。

この絵は1660年代初中期のフェルメールの鋭敏な調和感を代表する絵でもある。 婦人は右手で天秤を静かに保持し、伸ばした小指は水平のアクセントになっている。 左腕はテーブルの端に優しく置かれ、天秤の周りの空間を囲い込み、窓から降り注ぐ柔らかな陽光のアークを浮き出させている。 フェルメールは、天秤の為に創り出された小さな空間にある壁に対して完全にバランスさせた、だが対称形ではない天秤を宙に浮かせて描いている。 更に、天秤の為の十分な空間を創り出す為に、後方の絵の額縁の下端は、婦人の前側が後側より高い位置になっている。 水平と垂直の、空虚感と重量感の、暗い部分と明るい部分の相互作用が、巧妙にバランスされた、しかし静的ではない構図を創り出している。

1994年の修復作業で、特にテーブル上の青いローブに見られる、フェルメールの光と色に対する並外れた感受性が確認されると共に、最もショッキングな発見は「最後の審判」の黒い額縁の重ね塗りであった。 黄色のカーテンと、婦人のコスチュームの黄色と赤のアクセントと視覚的にリンクしている額縁の金色の縁取りは、右上部のアクセントになっていると共に、ダイナミックな構図上の意図を表現している。

尚、消失点は天秤を持った手の左側にある。 (X線写真で確認)


コメント (1)

ヘボ将棋の棋譜 : 5局アップ

2008年08月02日 | 将棋
ヘボ将棋の棋譜倉庫に 5局の棋譜をアップしました。    
動く将棋盤で棋譜をご覧頂けます。 
 
 
棋譜 #286 は、163手の負け。 後手番居飛車。 序盤のボンヤリで悪くした。 頑張ったのだが…。 
棋譜 #287 は、154手の勝ち。 後手番居飛車。 ギリギリの勝ち。 
棋譜 #288 は、 88手の勝ち。 後手番4間飛車。 意地の張合い。 速度の読み比べ。 
 
棋譜 #289 は、 99手の勝ち。 先手番4間飛車。 疲れたぁー! 
棋譜 #290 は、105手の勝ち。 先手番居飛車穴熊。  乱戦気味の派手な戦いになった。 
 
 
まぁ~ ヘボ将棋を見てやってください。(将棋へのコメント歓迎です)
今日はこれにて。 では、また‥  
 
コメント

QCサークル活動  (2008年8月)

2008年08月01日 | 日々雑感

旧聞になりますが、4月下旬にトヨタ社員の過労死認定問題で、QCサークル活動は業務と認め労働時間に当たるとの名古屋地裁判決が出ました。 その後トヨタは月2時間までとする残業代の上限を5月いっぱいで撤廃し、活動時間全ての残業代を支給することにしたようです。 
  
私めが勤める企業もそうですが、製造業の生産現場で品質&生産性改善活動としてのQCサークル活動はしごく一般的に普及していると思います。 私めが勤める企業は昔(多分10年以上前)から業務の一環としての活動であること、よって活動時間全ての残業代を支給すること、等を活動規則に明記しております。 
 
トヨタも活動を業務と認めていたのでしょうが、問題視されたのは、月2時間までの上限を設けていたこと、リーダーが行う活動の準備作業を業務と認めておらずサービス残業になっていたこと、の2点だと思われます。 
 
トヨタのような日本、いや世界のリーディングカンパニーが槍玉に挙げられたのは、日本の全企業のQCサークル活動と残業代の支給のあり方に大きなインパクトがあることを期待した上でのことではないかと思います。 
 
企業は綺麗ごとだけでは成り立たない一面がありますが、とは言えこのご時勢、心の病気と過労死、サービス残業や名ばかり管理職、法令順守、人権保護、企業倫理行動、など企業を見つめる眼が厳しさを増しておりますので、襟を正すべきは直ぐに正していかねばなりません。 さもないと社会から糾弾され存続すら危うくなります。 わかっちゃいるけどやめられない、と歌った昔とは今は違いますから…。 

コメント