毎日感動させられているブログにここでも何度か取り上げた「ねずさんの ひとりご と」
があります。このブログは日本人すべてにみてほしいものです。戦後の教育で間違ったことを教えられて日本 を好きになれなかった人も私と同じように目を覚まされること間違いないと思います。
今日のもそうでした。こんなことも知らずに生きてきたことを本当に残念に思います。まさかあの常識にこんな 裏があったなんて信じられません。今までは、どちらかといえば好きでもなかった人ですが、これを読んで見直さな ければならないと反省しています。
福沢諭吉の格言として有名な言葉と言えば、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」です。
これは諭吉の「学問のすすめ」の冒頭に出て来る言葉で、およそいまの日本人なら、誰もが聞いた事のある、いわば 日本人の常識となっている言葉といえます。
意味は、「天は、人々に対して、みな生まれながらにして、貴賤(きせん)上下の差別なく、自由自在、互いに人の 妨げをなさず、おのおのが安楽にこの世をれるようにしている」となります。
これは「学問のすゝめ」の「天は人の上に・・・」に続けて、諭吉自身がそのように書いていますから、間違いあり ません(笑)。
戦後、教科書などでは、「人にも職にも、上下なんかないのです。だから人はみな平等なのだ」と教えたりしている ようです。
ところが、です。
実際に福沢諭吉の「学問のすゝめ」を読んでみたらわかるのですが、諭吉は、冒頭のこの言葉の後に、すぐにそれを 否定している文を書いています。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と一般にはいわれるけれど、現実に世間をみれば、かしこい人もあ れば、おろかな人もある、貧しい人もいる し、富める人もいる。生まれたときから貴人もあれば、最初から卑しい身分で生まれて来る人もいる。その様子は、まるで雲と泥の違みたいです、と諭吉は、そ のように書いています。
要するに諭吉は、世間一般では「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」みたいなことをいうけれど、現実は そうではない。生まれたときから、人にはそれぞれ決定的な差がある、と説いているのです。
だからこそ、学問をして、知的武装をし、すこしでも賢く、貴い人となるよう、人は努力しなければならないと諭吉 は説きます。
だからこそ、本のタイトルが、「学問のすゝめ」なのです。…以下略
どうです驚きませんか。尤も、そんなことを知らないのはお前くらいだと言われれば一言もありません。
それにしても、この教育の恐ろしさはなんでしょう。こんなに大切なことを教えてこなかった日本の戦後教育の恐ろ しさが凝縮されているといっても言い過ぎじゃないでしょう。
この後を知っていたら私の人生ももう少し変わっていたかも知れないと思います。尤も、根性なしの私ですからや はり変わりはなかったでしょうね。
それにしても、これほどひどい教育を受けていたとは衝撃です。これからの子供たちにはこんな嘘は絶対に教え ては行けません。安倍さんに頑張ってもらいましょう。
しかし、このねずさんって本当に素晴らしい人ですね。このブログは日本の教科書 として採用してもらいたいものです。日本はがらりと変わるのじゃないでしょうか。
又、目がさめました!