団塊の世代のつぶやき

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仁尾の太陽博の跡地

2013年11月14日 | 日記・その他

  1981年から1983 年まで香川県の仁尾町で開かれた「仁 尾太陽博」は香川県人なら誰でも覚えていますが、他の県の人はもう忘れているかもしれません ね。
  今では気候の変化で日本一を奪われた日照時間が当時は香川県が一番だと言うことを売り物に太陽光を鏡で 集光タワー集めて水を沸騰させて発電するという太陽熱発電をメインテーマにした博覧会でした。
  博覧会が終わった後、何時まで経っても太陽熱発電が実用化されたという話題もなく何時の間にか消えてし まっていました。今でも香川県の家庭には、当時の太陽熱発電で使われた後解体された鏡を持たれているところ があります。
  それが何時の間にか、光を電気に変える太陽光発電が話題になりだして、最初の頃は太陽熱発電と太陽光発 電の違いも解らなかったものです。
  その仁尾の太陽博の跡地にメガソーラーが完成したそうです。

  四国新聞社 | 香川のニュースより  2013/11/06

  仁 尾にメガソーラー完成/太陽熱発電の跡地

  四電工(高松市)などが香川県三豊 市仁尾町に整備していた大規模太陽光発電所(メガソーラー)の竣工(しゅんこう)式が5日、同所であり、関係者 が発電拠点の完成を祝った。同所は、国が太陽熱発電の実験を行った跡地。

  メガソーラーは四電工と 菅組(三豊市)が整備し、両社が昨年12月に共同出資して設立した「仁尾太陽光発電」(同市、川崎博社長)が運 営する。今年3月から約7・4億円をかけて整備し、10月12日に発電を開始した。

  約3・2ヘクタールの敷 地に太陽光パネル1万220枚を設置。発電出力は約2・5メガワットで、年間発電量は一般家庭約700世帯相当 の約260万キロワット時を見込んでいる。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、全量を四国電力 に売電する。発電所名は「サンシャインパーク仁尾」。

  同所は1970年代のオ イルショックをきっかけに、国が推進した太陽エネルギーを活用する「サンシャイン計画」の一環として、太陽熱試 験発電所があった場所の一部。太陽熱発電の実験は80年代に中止となっていた。

  竣工式には、川崎社長と 地元の横山三豊市長ら約30人が出席し、神事やテープカットを行った。

  まだ跡地が残っていたん ですね。それにしても、熱から光と太陽電池の選手交代には驚かされます。あの頃は光を変換して電気を作るなんて ことは全く知られてなかったことを思うと、技術の進歩に驚かされます。
  遠い未来には、昔は太陽光発電なんて効率の悪いことをしていた時代があったなんて笑い話になってるかも しれませんね。

どんな時代が 来るのか!



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