ねずさんが、以前から警告を発してくれている十和田市の新渡戸記念館問題の続報を書いてくれています。
暫く途切れていたので、心配していたのですが、既に法廷闘争になっているんですね。高裁の判決が出たそうです。市がどうするかが問題ですね。
と言うか、この問題には、ねずさんが書いてくれているように、とんでもない裏があるようです。
新 渡戸記念館配管問題続報(第9回)
青森県十和田市の新渡戸記念館配管問題については、これまで、
15/06/06 新渡戸記念館を守れ!
15/07/27 新渡戸記念館の文 化財が霧散の危機に瀕しています
15/08/21 十和田市の暴挙と新渡戸記念館
15/09/14 新渡戸記念館問題
16/08/31 新渡戸記念館問題シン ポジウム開催のお知らせ
16/09/06 十和田市誕生と新渡戸記念館
16/09/25 安倍昭恵夫人も心配する十和田市政
17/02/23 特定の会社の上下水道料金が 50%もカットされているという奇妙なお話
と、2015年6月以降、都合8回に渡って、その状況をお伝えしてまいりました。
この廃館問題は、現在行政訴訟が進められているのですが、六月二十三日に、仙台高裁の判決が出ました。
判決内容は新渡戸家側の主張に全面的に添うもので、
裁判長は
青森地裁の判決は間違いだと断言し、
市の新渡戸記念館に対する契約不履行も問題だ
とまで言ってくれています。
これで形勢は逆転、十和田市は追い詰められることになります。
日本の司法はまだ生きていました。
正義は「貫けば必ず報われる」のです。
判決により、市側が上告しなければ、訴えを却下した地裁判断が見直されることになります。
昨年一月の青森地裁の判決は、
「記念館の設置条例は、設置の目的を一般公益と定めており、特定個人が具体的な権利や法的利益を有する根拠はない」
として、新渡戸記念館側の訴えそのものを不適切と判断していました。
つまり市の行動そのものの行動を一切斟酌(しんしゃく)することなく、いわば門前払いの判決だったわけです。
ところが今回の仙台高裁の判決は、
「市は記念館の設置時に新渡戸家と交わした覚書で、
史料の文化財としての価値を認め、
適切な管理、保全を約束していたのだから、
合理的な理由がない限り、
条例による一方的な記念館の廃止は許されるものではない。
したがって新渡戸記念館側の訴えは適法なものである」
と結論付けて、青森地裁に裁判のやり直しを命じたものとなったわけです。
こうなると青森地裁としては、
「十和田市が行った新渡戸記念館の廃館には合理的な理由があったか」
を判断する裁判を行わざるを得なくなります。…中略
実はいま、全国で、いわゆる歴史的記念館や資料館が、次々と廃館に至っています。
不思議なことに、その廃館に際して、記念館に所蔵された遺物遺品の数々が、その後どのようになったのか、ほとんどの場合、不明な のです。
そして半年から1年の内に、その廃館された記念館の遺品が、ヨーロッパのオークションで、ものすごく高い値段で売買されたりして います。
ある縄文式土器は、出品時の価格が5千万円、最終的なオークション価格が1億5千万円で落札されたそうです。
そのお金は、誰の手に渡っているのでしょうか。
ひとついえることは、閉鎖に追い込まれた記念館や資料館のもともとの関係者の手には、まったく渡っていないという現実です。
このことは、売得金がもともとのオーナーさんの手に入ればそれで済むという問題ではありません。
日本の歴史が消されようとしており、そのことに対して、我が国があまりにもいま無頓着すぎることが、結果として日本の裏社会に流 れ、日本の破壊工作に使われているという現実があるのです。
これは明らかな文化テロです。
そしてそのような文化テロが、なんとなりすました日本人によって行政の名のもとでさえも行われるようになっていきたという、これ は恐ろしい現実の一端なのです。…以下略
これが本当であれば、大変なことですね。と言うか、こんな悪知恵が良く働くものです。金になるとなれば、どんなことでもやるんですね。
一体、全国で、どれ程の被害が出ているのかを考えると恐ろしくなります。やはり、あちらの人達は、お国に帰ってもらって、あちらで、お国と一緒に消滅してもらいましょう。
それにしても、お人好しの平和ボケ日本は、やられ放題ですね。本当に嫌な国が隣にあるものです。
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