団塊の世代のつぶやき

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★軍からも「DEIもWOKEもグローバリズムも、さようなら」

2024年12月25日 | アメリカ

 アメリカ軍からも極左が、一掃される可能性がでてきているようです。これは、何としても実現してもらいたいものです。

  これも、宮崎さんが取り上げてくれています。いよいよアメリカの目覚めが本物になるのでしょうか。
  いずれにしても、トランプさんで実現出来なければもう無理なのかも。

  
「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和六年(2024年)12月22日(日曜日)
  通巻第8560号   <前日発行>

 アメリカ軍のトップをWOKE擁護派が乗っ取ろうとしていた
  軍からも「DEIもWOKEもグローバリズムも、さようなら」

 ヘリテージ財団が提唱した「プロジェクト2025」の作戦要綱はアメリカ軍の改革に関して、「軍指導者は「『会工学的計画の追求』ではなく『殺傷力と卓 越性』の基準回復に重点を置くべきである。それが上級将校の承認の要件となるべきだ」として、「政治化を排除し、信頼と説明責任を再構築し、信頼を回復す る」という目標を掲げた。

 この「プロジェクト 2025 」は人種に関係なく、軍人の採用、士官学校への入学、昇進の基準は能力、実績、功績のみに基づいて行われるのが「米軍の文化」だとし、次を提唱した。

●マルクス主義の教化と分裂的な批判的人種理論プログラムを排除する
●軍事アカデミーのコース提供を監査する。学術専門家の終身雇用制度を廃止する。
●DEI<多様性、公平性、包括性>に関するオフィスとスタッフを廃止する
●トランスジェンダーの人々が軍隊に入隊することを認める政策を撤回する。
●コロナ・ワクチン接種を拒否したために除隊となった軍人を復職させ、階級を回復し、未払い給与を支払う。
●牧師が信仰の教義に従って奉仕を遂行できるよう保護を強化する。

 ロナルド・レーガン研究所が2021年11月に実施した調査では、米軍に対する信頼が急激に低下し、2018年の70%から45%に低下したと発表していた。それから三年、この数字はもっと悪化したことは間違いないだろう。

 トランプの軍改革の最初の標的となるのは、統合参謀本部議長のチャールズ・ブラウン空軍大将である。かれは空軍参謀総長在任中に多様性の推進したため批判を浴びている。

 ブラウンは僅差で承認されたが、トミー・タバービル上院議員(アラバマ州共和党)を含む11人の上院議員が反対票を投じた。バイデンの軍隊破壊的愚策に共和党が立ち上がったのである。

 「彼(ブラウン)はWOKE賛同組だ。人種について彼が語ったことや、軍隊に取り入れたいことなどを聞いたが、軍隊は『雇用機会均等の会社』ではない。 社会正義のグループを求めているわけではない。軍隊を内部から破壊したい一派を排除するのだ」とタバービル議員は叫んだ。

 2023年7月27日、共和党のトミー・タバービル上院議員が人工妊娠中絶に関する国防総省の施策に抗議して300件以上の米軍高官人事案の承認手続きを妨害した。
バイデンはむくれて、「タバービル議員が軍の人事案の承認を拒否している。米兵が中絶を受けるために渡航する費用を国防総省が補償し、有給休暇取得も認める施策に反対しているが、これは女性や有色人種の昇格が阻まれていることになる」と反論した経緯がある。

 なぜ執拗に反対したか。バイデンが狙ったのは結果的に、人道を看板としながら、軍の弱体化、軍隊の存在理由さえ脅かしかねない戯言と移ったに違いないが、 バイデンの背後にはオバマがいて、バイデン政権を操っていたからだ。タバービルのような原則重視組からみれば軍内のDEI、WOKEなどは許容の範囲では ないのだ。

 タバービルはフットボールチームのコーチ、監督としてスポーツ界では有名な存在で、上院議員はトランプの積極的な支援での逆転勝利だった。中絶反対、LGBTQへの懐疑、とくに軍内におけるトランスジェンダーの存在を攻撃し、「議会の暴れん坊」として知られた。

 冒頭ヘリテージ財団の「プロジェクト2025」は、四百人の保守派学者と政策専門家が作成した920ページのマニフェストである。
「固定化した官僚機構の削減、家族の価値観と個人の権利の促進、国防費の増額、「大覚醒」として知られる『全体主義カルト』(WOKEは軍内ではカルトというわけだ)を排除する」など、数百の提案が含まれている。

 「次期大統領は、左派による軍隊を使った社会実験を終わらせ、戦闘を唯一の使命として復活させ、中国共産党の脅威を打ち破ることを最優先課題に据えなければならない」とタパービル上院議員は続けた。 
かくして軍からもDEI、WOKE、グローバリズム排除が進むだろう。

  アメリカが正常にもどれば世界もその可能性は高くなるのかも。極左どもの反撃が必死になりそうです。
  とは言え、どこかで、子の動きを止めないと人類の未来はないでしょう。
 
  さて、トランプさんがどこまでやれるか。見ものでもあり、心配でもあります。


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