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『本能寺の変の真実』の激論!!

2014-08-14 01:36:05 | 本能寺の変
「本能寺の変」について、多方面の分野の方々が大いに議論しあうTV番組をYouTubeで観た。
・今や『本能寺の変431年目の真実』で24万枚売れた明智憲三郎氏
・静岡大学名誉教授、NHK大河ドラマの時代考証で著名な小和田哲男氏
・作家加来耕三氏
・歴史ファンのタレント高橋英樹、北野誠、歴女タレント小日向えり
・よくわからない中部大学教授
が集合、期待してみたが、内容は、従来の言われ続けてきた『本能寺の変の通説』を主張するお偉方、著名人、タレントが、こういう場の経験が少なく、真説を唱える明智氏をいじめ倒す内容で、まさに現代の世の中の出来上がった仕組み構造、権威、矛盾さを変えることのむつかしさとやるせなさを痛感した。この討論で感じたことを述べると
・討論がN対1形式(明智氏一人を敵にし取り囲む)
・明智氏の新たな歴史捜査という手法には全く関心を示さない先生方、慣れてないタレント
・お互いの主張をより突っ込む討論にはならずに、司会者が適宜時間経過で要領良くさばいていく、最初からのストーリーありき内容になっている。
・真実に迫る明智氏と謎解きを興味深く楽しんで娯楽的に考えるタレントでは議論がかみ合わない。
・明智氏の新たな考えの発言を無視したり、さえぎったり、嘲笑でいとも簡単にかわす先生方からは、良い印象を得ることはできなかった
・討議においては、冷静に相手の言い分をよく聞いて、真面目に、誠実に話し合うことの姿勢が大切だということ。

・軍記物に対しても、真実と偽りの箇所の両面が潜んでいるので、留意しなければならないということ。明智氏の『軍記物は信用できない。日記は信用できる論』は、いささか問題あり。
・家康が岡崎帰還後の行動について、司会者がうまく討論させることをしたら、さらにおもしろかったのに。中途半端な討論。
・『是非に及ばず』は女性から信長公記著者の太田牛一が聞いたというが、信用できないと言った加来耕三の意味合いは何故なのか?女性・身分の低さのこと??
・信長の『家康殺害計画』をうまく利用した光秀に関して、推測だとした加来。なぜが不足。
・『ときは今天が下しる五月かな』、連歌の発句、天候論の発信に対して、単純に考えすぎという加来。わからない、・・・。


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