市の教育総務が音頭を取り、市が所蔵している歴史資料の整理を行うという。市民ボランティアを募集し、以前から要望していることをやり始めるので、担当部署に話を聞きに行ったが、明治以降の活字資料の寸法計測、目録作成、写真撮影と聞いて、まずは一歩だが、やるべき優先度から言えば、紙ベースのアナログ情報をデジタル化すべき大切なものが多くあるので、そちらからか、あるいは、並行して実施すべきであるとお伝えした。これらの紙ベースの資料は、陳腐化しいずれ見えなくなったり、使用出来なくなったりすることは必至であり、幾つかの会議等で、その指摘がなされても、誰も手掛けない。これも市の文化活動に対する理解度の低さである。それでよいと思う市政の弱点である。やり方については、お金もかけずに、資料整理保存ができるのに、毛嫌いなIT実施するのがいやだと発するばかりである。行政は、今現在に視点を置くのではなく、今後の将来のことを考えた行政であるべきである。だから、新たな手段戦略で改善改革が必要なのである。なぜわからないのか?愕然とする。もう人質を問われる問題になっているのです…。