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古書籍商『竹苞書楼』に入り、11代目とお話し

2016-07-24 10:32:28 | 人物・人材
京都の古いお店を訪ね、店主にいろいろと聞いてみた。
■竹苞書楼(寺町姉小路)・・・古書籍商。寛延四年(1751)年創業。天明、蛤御門の変の大火により店鋪消失。現建物はその直後に再建され築150年。文人、学者に支えられ、文化的なサロンになったとのこと、有名人としては、落語家の桂枝雀がよく来たという。書物の表紙左側に本の名を書いて貼ってあるが、江戸時代からとのこと、『題箋(だいせん)』といい、紙や布があるとのこと。書や美術工芸の価値を評価をするために相当勉強されているのですねと聞くと、「いやそうでもないですよ。書をじっくり読んでいたら、商売にはなりません。」と、さらりとかわされた11代目の佐々木惣四郎さん。もっと面白いお話を聞きたかったが、お客さんが来られ、引き下がった。こういう味のある人物との会話から得られる学びも必要だなと思った。




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